
そもそもカプセルコーポレーションってどんな企業?
カプセルコーポレーションは、ブルマの父・ブリーフ博士を社長とする、地球有数の大企業です。
代表商品は、物体を小さなカプセルに収納できる「ホイポイカプセル」です。ここでは、その企業としての特徴と、作中での活躍を見ていきましょう。
カプセルコーポレーションとは
ブリーフ博士が発明したホイポイカプセルをきっかけに、一代で築き上げた企業とされています。さまざまな物を小さなカプセルに収納できるこの発明は、同社の成長を支える代表的な製品です。
もっとも人気が高い製品は乗り物で、地球のシェアの40パーセントを占めています。反重力装置による浮遊技術の特許を持ち、この技術を用いた乗り物の開発・製造・販売を手がけています。そのほか、電化製品や衣料ブランドにも進出しており、成功を収めました。
ホイポイカプセルとは
ホイポイカプセルは、物体を粒子状に変換して収納できる小さなカプセルです。取り出す際はボタンを押し、適度な広さの空き地に投げることで物体を実体化できます。
収納した物体は重さがほぼなくなるため、カプセルに収納できれば、さまざまな物を持ち運ぶことが可能です。その利便性から地球で広く普及しており、亀仙人も所持しています。
作中での活躍
施設としては、地球の「西の都」にあるブリーフ博士の自宅兼研究所が登場します。作中では、敵味方を問わず多くのキャラクターがホイポイカプセルを使用しています。また、町で見かける乗り物も同社製の物が大半を占めています。
ドラゴンボール探知機であるドラゴンレーダーも、ブルマの発明品です。そもそも物語の始まりは、カプセルコーポレーションの蔵でブルマが二星球を見つけ、その伝説を追いかけ始めたことでした。
現実における世界最大級の企業
カプセルコーポレーションの規模を考えるには、現実の企業と比較するのが分かりやすいでしょう。ここでは時価総額を基準に、大企業としての評価を試算します。
本記事における「大企業」の定義
どの企業が大企業と呼べるかは、定義によって変わります。従業員数、売上高、利益率、総資産など、さまざまな視点があるでしょう。
本記事では、時価総額を基に大企業であるかを試算します。時価総額は、その時点において投資家たちが企業に与えている評価額を示します。イノベーションを起こした企業や、継続的な成長が期待されている分野の企業は、評価が高くなる傾向にあります。
NVIDIA Corporation(エヌビディア)
2026年9月の時価総額は約4.78兆ドル(約745兆円)です。
主にGPU(Graphics Processing Unit)の開発・研究・販売を行う企業です。GPUは、コンピューターで画像や映像を描写する演算装置で、大量のデータを並列処理することを得意としています。
近年では、この並列処理能力が生成AIの学習に活用されています。ChatGPTなどの生成AIの台頭によりGPUの需要が集中。投資家から高く評価され、時価総額が急成長しました。
Tesla, Inc.(テスラ)
2026年9月の時価総額は約1.37兆ドル(約214兆円)です。
主に自動車とクリーンエネルギー分野の製造・研究・販売を行う企業です。電気自動車の開発と普及・移行に力を入れており、航空機などにもクリーンエネルギーを導入できるよう研究を進めています。
世界的にクリーンエネルギー需要が高まったため、時価総額が急成長しました。また、アパレル業界にも広く事業展開しています。
カプセルコーポレーションの時価総額はどのくらい?
ここでは現実の企業と比較し、カプセルコーポレーションの評価額を考察してみましょう。以下はドラゴンボール世界に株式市場があると仮定した試算です。
ドラゴンボールにおける「ゼニー」は日本円にしてどのぐらい?
ドラゴンボールの地球では、「ゼニー」と呼ばれる通貨が流通しています。
公式設定において「1ゼニー=1.5円」とされていますが、物価の感覚としては現代の日本円に非常に近いため、本記事では日本円の価値観に近い通貨として考えます。
カプセルコーポレーションを現実に当てはめるとどのような企業?
主力製品であるホイポイカプセルは、バイクから小型の家まで持ち運べるため、新しい技術によって生活を一変させました。実際、世俗から離れた亀仙人ですらカプセルを所持し、便利に生活しています。
人気商品の乗り物は40パーセントのシェアを誇ります。現実の自動車市場における日系企業合計のシェアが約24パーセントであることを考えると、単独での40パーセントは驚異的です。
重力コントロール技術にも優れています。サイヤ人の宇宙ポッドを解析・改造し、独自の重力室付き宇宙船を開発するなど、地球外の技術を取り入れて成長してきました。
宇宙開発においては、作中の地球で宇宙船を製造できる唯一の企業です。
カプセルコーポレーションの時価総額は?
カプセルコーポレーションは乗り物が主要商品であり、アパレルも展開しています。この事業構成を考慮すると、Tesla, Inc.に近い企業と言えるでしょう。
一方、ホイポイカプセルや宇宙船技術を考慮すると、NVIDIA Corporationに勝るとも劣らない評価を受けると考えられます。よって、カプセルコーポレーションの時価総額は、約214兆円~745兆円が見込まれます。これは、現実の世界最大級の企業と肩を並べる規模です。
もちろん、これは作中の設定を現実の企業に当てはめた試算にすぎません。しかし、圧倒的な乗り物シェアに加え、生活を一変させる発明や宇宙開発の技術もあります。これらを考慮すると、同社はまさに世界最大級の企業と言えるでしょう。
出典
株式会社バード・スタジオ 集英社 東映アニメーション ドラゴンボールオフィシャルサイト 〜原作徹底調査:File008〜 地球紀行:西の都周辺
株式会社バード・スタジオ 集英社 東映アニメーション ドラゴンボールオフィシャルサイト 〜ドラゴンボール ファッションチェック〜 ブルマ
株式会社バード・スタジオ 集英社 東映アニメーション ドラゴンボールオフィシャルサイト ホイポイカプセルって実現できるの? 「持ち運べる乗り物」を開発する工学の専門家に聞いてみた
NVIDIA Corporation 公式サイト
Tesla, Inc. 公式サイト
経済産業省 世界で見直しがはじまった自動車産業政策
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
