
【調査結果】
◆今回、女性の頭皮と髪に関する意識と実態を明らかにすべく、20~70代の女性1,236人(スキンケアおよびメイクアップを週に1回以上行う人)を対象にアンケート調査を実施した。本調査は2020年より毎年実施しており、今回が6回目の調査となる。
◆ヘアケアを選ぶ際に魅力的だと思うキーワードでは、若年層の間で「髪質改善」や「サロン帰りの髪」といった選択肢が上位に挙がっており、サロンとの親和性が高いワードへのニーズが高いことが読み取れる。また、「頭皮のエイジングケア」は2024年と比べて1.7pt増加。とくに40代の上位回答には「頭皮のエイジングケア」と「頭皮クレンジング」が挙がっており、中年層を中心に頭皮ケアへの意識が高まっている傾向にある。
◆ヘアケアアイテムについて、「シャンプーを選ぶ際に重視すること」では「洗浄力が高いこと」が2021年比で13pt減少しており、洗浄力の高さが良いという価値観が薄れ、頭皮や髪をいたわる処方や必要なうるおいを残すマイルドな洗浄力が好まれる傾向にある。また、「シャンプーを選ぶ際には、配合されている成分を重視している」に(やや)そう思うと回答した人は全体で42.5%、特に美容意識が高い層(「コンシャスタイプ」)では74.8%となった。
◆ヘアケアブランドの現在使用率については、「ボタニスト」(I-ne)、「ディアボーテ ひまわり」(クラシエ)などが増加傾向となった。さらに、今回追加した注目ブランドの「ReFaヘアケアシリーズ」(MTG)では、現在使用率が全体では0.8%だったが、20代では4.4%となっている。
◆美容院・サロンに関して、物販購入品として「ヘアオイル」は2024年比で2.4pt増加しており、存在感が高まっている。また、美容院・サロンでの年間利用金額は、全体平均で36,140円となり、2024年から1,696円増加した。特に60代では1万円以上増加するなど、高年層におけるサロン投資意欲が高まっていることがわかる。
◆環境配慮のための取り組みについて、「価格が多少高くても購入したい取り組み」では、ごみが少なく処理しやすい「シンプル・簡易的な包装」、「有機栽培の植物由来原料の使用」などが2022年と比べて3.0pt以上増加した。
◆当レポートでは、女性の頭皮・髪に対する考え方やヘアケアアイテムの利用実態、情報源、美容院・サロンの利用実態などについて調査。年代別に加えて、「コンシャスタイプ」「ビューティエイジングタイプ」「エコラグタイプ」「ビューティ・マスタイプ」「セーフティタイプ」「ローコストタイプ」「ノー・リーズンタイプ」の7つのクラスター別でも分析し、女性の頭皮・髪に対する意識・実態の変化を探っている。
【調査要覧】
<調査対象者>化粧品を自分で購入し、スキンケアおよびメイクアップを週1回以上行っている20~70代の女性1,236人
【調査実査日】
2025年4月23日
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000324058&id=bodyimage1】
<資料名>
2025年 女性の頭皮・髪に関する意識・実態調査(第6弾)
ー6回の定点調査で捉えた、多様化するケアとブランド選択ー
URL:https://www.tpc-osaka.com/c/beauty/cr210250516
発刊日:2025年6月25日 頒価:462,000円(税込)
【会社概要】
会社名:TPCマーケティングリサーチ株式会社
設立:1991年8月
所在地:大阪市西区新町2-4-2 なにわ筋SIAビル
事業内容:マーケティングリサーチおよびコンサルティング、調査資料の作成・販売
コーポレートサイト:http://www.tpc-cop.co.jp/
オンラインショップ「TPCビブリオテック」:http://www.tpc-osaka.com/
ISO27001認証書番号:IS598110
【本件に関するお問い合わせ】
電話番号:06-6538-5358
メールアドレス:webmarke@tpc-osaka.com
配信元企業:TPCマーケティングリサーチ株式会社
プレスリリース詳細へ
ドリームニューストップへ