
※本プレスリリースは、2025年5月15日にオーストリア・プレムシュテッテンおよびドイツ・ミュンヘンで発表したプレスリリースの抄訳版です。
産業用ロボット向けのアンビエントセンシングや、多様な顔認証アプリケーション、障害物検出、マシンビジョンなど、3Dセンサテクノロジーを使用した最新のアプリケーションは着実に増加を続けています。垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)はその鍵となる技術であり、ams OSRAMはこの技術を基盤とした2つの新製品を発表しました。
BIDOS(R) P3435 Q BELAGO 1.2ドットプロジェクタは、波長940ナノメートルの光を照射し、赤外線VCSELと高度なオプティクス、堅牢なハウジングを組み合わせており、アクティブステレオビジョン(ASV)やストラクチャードライト(SL)をベースとした3Dセンシングアプリケーションに最適です。高解像度のドットパターンが深度マップの計算を促進し、リアルタイムの物体追跡により、あらゆる照明条件で自立的に障害物を検出して回避するロボットや、ドライバー不要の輸送システムなどを実現します。15,000個の個別の光点を備えた最新バージョンは、前世代よりもずっとパワフルで、3Dセンシングの正確性を大幅に向上させています。BELAGO 1.2は、4.2mm x 3.6mm x 3.3mmというコンパクトなサイズにより、3Dセンシングの実装にシンプルながらも多用途なオプションを提供します。
BIDOS(R) P2433 Q、V105Q121A-850 投光イルミネータは、環境の均一な照明を必要とする3Dセンサアプリケーション向けのパッケージ型VCSELで、タイムオブフライト(ToF)測定が可能です。わずか3.3mm x 2.4mm x 1.2mmという特別に小型化されたパッケージにエミッタと目を保護するためのフォトダイオードを組み込むことで、極めて大きな設計自由度と最大限の設置しやすさをお客様に提供します。このリリースは、850 nmのバリエーションをBIDOS(R) P2433 Q投光イルミネータファミリーに追加し、カメラの感度をさらに高めることで、より一層の精度向上を実現するものです。統合されたフォトダイオードは目を保護するメカニズムの導入を容易にします。
ams OSRAMの近赤外線(NIR)レンジにおけるVCSELについて
垂直共振器面発光レーザー(VCSEL)は、急速に成長している3Dセンサテクノロジーの市場にとって鍵となる技術です。ams OSRAMが提供するソリューションは、特に自動車や産業、モバイルデバイス/ウェアラブルなどの分野における要件の厳しいセンサアプリケーションをターゲットとして、そのビーム品質、コスト効率、シンプルな設計により卓越したパフォーマンスを実現します。ams OSRAMは、幅広いアプリケーション向けに、VCSELダイ、ハウジング、モジュールの広範なポートフォリオを用意しています。
ams OSRAMはそのイノベーションへの一貫した取り組みを通じて、テクノロジーの進歩の最先端にあり続けます。これは、VCSELと3Dセンシングテクノロジーの分野で1,000件を超える特許とその他の知的財産権を擁する強力なIPポートフォリオによって強調されています。
詳細情報
BIDOS(R) P3435 Q BELAGO 1.2ドットプロジェクタの詳細情報はこちら(*1)、BIDOS(R) P2433 Q、V105Q121A-850投光イルミネータの詳細情報はこちら(*2)をご覧ください。
(*1) https://ams-osram.com/products/lasers/ir-lasers-vcsel/ams-belago1-2-dot-pattern-illuminator-vcsel
(*2) https://ams-osram.com/products/lasers/ir-lasers-vcsel/osram-bidos-p2433-q-v105q121a-850
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000322012&id=bodyimage1】
BIDOS(R) P3435 Q BELAGO 1.2ドットプロジェクタとBIDOS(R) P2433 Q、V105Q121A-850投光イルミネータにより3Dセンサテクノロジーの精度が向上されます。
画像:ams OSRAM
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000322012&id=bodyimage2】
BIDOS(R) P3435 Q BELAGO 1.2ドットプロジェクタは940 nmの光を照射し、15,000個の個別の光点でより高精度な3Dセンシングを実現します。
画像:ams OSRAM
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000322012&id=bodyimage3】
BIDOS(R) P2433 Q、V105Q121A-850投光イルミネータはタイムオブフライト(ToF)測定が可能で、3Dセンサアプリケーションに均一な照明を提供します。
画像:ams OSRAM
ams OSRAMについて
ams OSRAM Group(SIX:AMS)は、革新的な光とセンサソリューションのグローバルリーダーです。
110年以上にわたる業界経験を擁し、優れたエンジニアリング能力とグローバルな製造、そして最先端のイノベーションに向けた情熱を兼ね備えています。照明、ビジュアライゼーション、センシングの境界を押し広げることに対するコミットメントは、自動車、産業、医療、コンシューマー業界に変革と進化をもたらしています。
「光の力を感じよう」―当社の成功は、光が持つ可能性に対する深い理解と、エミッタとセンサの差別化されたポートフォリオを基盤としています。世界で約19,700人の従業員が、デジタル化、スマートリビング、持続可能性といった社会のメガトレンドに沿った先駆的なイノベーションに注力しています。これは、13,000件を超える特許の取得・出願に反映されています。オーストリアのプレムシュテッテン/グラーツに本社を置き、ドイツ・ミュンヘンに共同の本社を設置しています。当グループは2024年に34億ユーロの収益を達成しており、ams-OSRAM AGは、スイス証券取引所に上場しています(ISIN:AT0000A3EPA4)。
詳細情報はこちらをご覧ください:https://ams-osram.com/ja/
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