カールツァイスの新製品「ZEISS Lightfield 4D」が、一瞬でのボリューム撮影を可能にするとして、科学者や研究者の間で注目を集めています。
Lightfield 4Dのパイオニア
カールツァイスは、新型の共焦点顕微鏡システムであるLSM 910/990に、「Lightfield 4D」を導入しました。これは、従来の3D撮影に必要だった複数枚の平面撮像を積み重ねる必要がなく、1回の撮影で3D撮影を可能にする新技術です。これにより、3次元イメージングのスピードと精度が飛躍的に向上し、神経科学や癌研究、発生生物学、植物科学などの分野で大きな影響を押さえるとされています。詳細URL : https://www.zeiss.com/microscopy/ja/products/light-microscopes/confocal-microscopes/lightfield-4d.html
ワンショット、ワンボリューム
従来の3Dイメージングでは、Zスタック(複数の平面からの情報の積み重ね)が必要で、そのために時間的な遅延が生じてデータの精度が損なわれることがありました。しかし、Lightfield 4Dは、サンプル全体を瞬時に画像化できるため、この問題を克服しています。また、その速度と低光ダメージ性により、生物学的な洞察力を高め、生体全体を長期間にわたって高時間分解能でイメージングすることが可能になります。詳細URL : https://www.zeiss.com/microscopy/ja/products/light-microscopes/confocal-microscopes/lightfield-4d.html