
第1~3報では、仮面夫婦の割合やきっかけ、メリット・デメリットを明らかにしてきました。
第4報となる今回は、「配偶者以外のパートナーの有無」と「離婚しない理由」に焦点を当て、100人に絞って深堀調査を実施。仮面夫婦の“裏側の現実“に迫ります。
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■ 22%が「別のパートナーがいる」と回答──その半数は“配偶者も知っている”
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仮面夫婦だと回答した男女100人のうち、22人が「配偶者以外にパートナーがいる」と回答。
さらに4人(男性3人・女性1人)はその事実を配偶者に告げていることも判明。
配偶者の反応は──
「泣かれた」…2人
「怒られた」…1人
「無反応」…1人
仮面夫婦=感情が冷めた関係とはいえ、告白された側の多くはやはりショックを受けていました。
■ 出会いは「職場」が最多──“近すぎる距離“が心の逃げ場に
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パートナーとの出会いのきっかけとして最も多かったのは「職場・仕事関係」。
紹介や偶然の出会いではなく、日々の中で“少しずつ距離が縮まっていく“パターンが多数。
夫婦関係が冷え、帰宅しても会話がない──
そんな日常に疲れた心は、身近な誰かの優しさに吸い寄せられるのかもしれません。
■ それでも「離婚しない」理由、圧倒的1位は「子どものため」
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パートナーがいても、ストレスがあっても、なぜ仮面夫婦を続けるのか?
その問いに、最も多く挙がったのは「子どものため」という回答でした。
次いで「愛はないが情はある」「今の生活を壊したくない」などが続き、
経済的理由や世間体より、“親としての責任感“や”惰性“が続ける原動力になっていることが分かります。
■ 「仮面夫婦」と「離婚」──子どもにとって“どちらが悪影響“?
興味深いのは、「仮面夫婦でいること」と「離婚すること」、どちらが子どもにとって悪影響か?という質問。
結果は、「仮面夫婦」9人 vs 「離婚」9人と、まさかの真っ二つ。
男女別では、
・男性は「仮面夫婦の方が悪影響」
・女性は「離婚の方が悪影響」という傾向が見られ、
・それぞれの立場によって“子どもの幸せの定義“が異なることも浮かび上がりました。
■ まとめ:仮面夫婦は“終わった関係“ではなく、“続ける決断“のかたち
「仮面夫婦」であると自覚しながら、約4人に1人が他のパートナーと関係を持ち、
それでも離婚せず日常を続ける理由は、子どもへの責任感や生活構造の重さ。
“終わっている“のではなく、“壊せない“から続いている。
それが今、多くの家庭で静かに進行している仮面夫婦の実態です。
【次回予告(最終報)】仮面夫婦をやめたいとき、何が必要か?
第5報では「関係修復のきっかけ」や「仮面夫婦体験談」を公開予定。
“夫婦をやり直せる可能性“について、当事者たちの声から読み解きます。
【調査概要】
調査期間:2025年2月18日
対象者:「仮面夫婦だと思う」と回答した男女638人からランダム抽出した100人(男性40人/女性60人)
年代内訳:20代4人/30代18人/40代36人/50代42人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/19
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