
第1報では5組に1組が仮面夫婦であると回答。第2報ではそのきっかけや日常のすれ違いを明らかにしました。
第3報となる今回は、「仮面夫婦のメリット・デメリット」、さらに「配偶者に別のパートナーがいるか」について調査。表には出ない夫婦の現実を掘り下げます。
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■ メリットは“お金と世間体“──それでも「特にない」人も2割超
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仮面夫婦と自認する638人に、関係を続けることで得られるメリットを尋ねたところ、最多回答は「経済的なメリット」(42.32%)。
続いて「世間体が守られる(25.55%)」「子どもへの好影響(23.98%)」と続きますが、「メリットはない」と答えた人も2割以上存在しました。
特筆すべきは男女差です。
・女性は「経済的なメリット」を理由に挙げた割合が男性より約18pt高く、
・男性は「家事・育児を任せられる」「一緒に暮らす安心感」「自由に恋愛できる」など、自身の生活維持を重視。
仮面夫婦という関係が、女性にとっては“現実的な選択“、男性にとっては“都合のいい関係“になっている可能性が浮かびます。
■ デメリットは“心の圧迫“──6割が「ストレスが限界」
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全体の61.76%が「ストレスが溜まる」と回答。会話がない、空気が悪い、セックスレスなど“沈黙の同居“が精神的に重くのしかかる様子が明らかに。
・男性は「性的欲求が満たせない」が32.7%と高く、
・女性は「ストレスが溜まる」「子どもへの悪影響」といった精神・家庭環境の悪化を強く実感。
世間体のため、子どものために耐えている実態が伺えます。
■ 約3割が知っている──「配偶者に別の相手がいる」
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仮面夫婦と答えた638人中、
・103人(16.14%)が「配偶者から別パートナーの存在を告げられた」
・101人(15.83%)が「告げられていないが存在を知っている」
つまり3人に1人(31.97%)が、“夫婦を続けながら、裏で別の関係を持っている“という現実が判明しました。
年代別では、若年層ほど「別の相手がいる」ケースが多く、年齢が上がるほど“関係が保たれる“傾向も明らかに。
■ まとめ:別れない理由は“情”より“構造“だった
仮面夫婦を続ける理由は、「お金」「子ども」「世間体」。
だが実態は、日々のストレス、感情の断絶、外での恋愛という現実が蓄積された“家庭という名の仮面劇“です。
にもかかわらず、離婚に踏み切らないのは、感情ではなく“生活の構造“が原因なのかもしれません。
【次回予告】あなた自身に別のパートナーはいますか?
次回第4報では、自分に配偶者以外の恋人・相手がいる人への調査結果を公開。
出会いのきっかけや、離婚せず関係を続ける心理に迫ります。
【調査概要】
調査期間:2025年2月18日
対象者:全国の既婚男女3,000人(男性:1,406人/女性:1,594人)
年代内訳:20代138人/30代594人/40代1,071人/50代1,197人
調査方法:インターネット調査(Freeasy利用)
引用元データ:https://kikonclub.com/questionnaires/19
配信元企業:株式会社リンクス
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