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インプラント治療は高額な費用や複数回の通院が必要になるため、患者が慎重に医院を選ぶ代表的な治療です。一方で、歯科医院は全国に多く存在し、どのように自院を知ってもらい、選んでもらうかは医院にとって重要な課題といえます。
そこで、SEO会社のランクエスト(https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ )は、インプラント治療を行う独立開業歯科医師100名と、実際にインプラント治療を受けたことのある患者200名を対象に、医院の「認知経路」に関する調査を実施しました。
この記事では、歯科医師が考える“患者の認知経路”と、患者が実際に選んだ“医院の見つけ方”を比較しながら、両者の間にどのようなギャップがあるのかをご紹介します。
高額治療ならではの特徴や、オンライン・オフライン双方の集患手法がどの程度効果的なのかを知る上でも、有益なデータとなるはずです。この調査結果が、全国の歯科医院のマーケティング施策選定や、患者との信頼関係づくりの一助となれば幸いです。
▼Rank-Quest Primary Research(ランクエスト・プライマリー・リサーチ)のご紹介
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1. 歯科医師サイドのアンケート結果
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(注1)本設問は複数回答が可能ですが、あえて2つまでに制限することで、歯科医師が考える「患者の主な認知経路」をより明確に把握できるようにしています。
まずは、独立開業されている歯科医師の方々に聞いた「インプラント治療を検討して来院する患者さんは、どのような経路で医院を見つけていると思うか?」というアンケート結果です。
上位から順に、
1位: ポータルサイト(インプラント情報サイトなど):29%
2位: 紹介・口コミ:25%
3位: Web検索(SEO):22%
4位: Web検索(リスティング):21%
という並びになりました。歯科医師の視点では、「専門ポータルサイトやネット検索からの流入が最も多い」といった認識があるようです。
また、SNS(16%)やMEO(Googleマップ等)(12%)など、近年注目されているデジタル施策にも期待をしている結果が見られます。
一方で、看板やチラシといったオフライン施策もそれぞれ10%以上の回答率があり、地域密着型医院では依然として一定の効果を感じていることがわかります。
2. インプラント治療を受けた患者サイドのアンケート結果
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(注2)本設問は複数回答が可能ですが、あえて2つまでに制限することで、患者の主な認知経路をより明確に把握できるようにしています。
次に、すでにインプラント治療を経験した患者さんを対象に「インプラント治療を検討したとき、どのように歯科医院を見つけましたか?」と聞いた結果です。
上位から順に、
1位: 紹介・口コミ(家族や友人):45.5%
2位: ポータルサイト(歯科医院情報サイトなど):26%
3位: Web検索(SEO):16.5%
4位: Web検索(リスティング):15.5%
5位: 看板・外観:15%
最も多かったのが、紹介・口コミでした。歯科医師サイドのアンケートでも25%と高い順位ではありましたが、患者の回答ではその割合が45.5%と圧倒的に高い結果となりました。
インプラントのように手術が必要で治療期間も長期にわたるケースでは、とくに「身近な人の体験」や「直接の評判」が決め手になる傾向がうかがえます。
また、患者が重視しているのは次いでポータルサイト(26%)。実際の患者目線でも専門サイトや歯科情報サイトを使って医院を探す方が多いことがわかります。
3. 歯科医師の想定と患者の実態の違い
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両アンケートを比較すると、大きく目を引くのはやはり「紹介・口コミ」の差です。歯科医師は「口コミ」を25%程度と見ていますが、実際に受診した患者は45.5%。約半数が「知人や友人の勧め」を重視していることになります。
また、「SNS(Instagram, Twitter など)」や「MEO(Googleマップ等)」については、歯科医師が考える想定よりも患者の利用率がかなり低い(SNS 3.5%、MEO 2.5%)のが現状です。
SNSやGoogleマップを活用して情報収集している患者さんは確実に増えているものの、インプラントのような高リスク・高額治療で最終的にSNSだけを頼りに医院を決める例はまだ少ないと言えるかもしれません。
◆ なぜ「紹介・口コミ」がここまで強いのか
インプラントは、虫歯やホワイトニングなど一般的な歯科治療と比べても、費用面や身体への負担、成功・失敗のリスクなどが多くの不安要素をはらんでいます。
だからこそ「実際に受けて良かった」という生の声や、「知り合いが信頼して通っていた」という安心感を得られる口コミが非常に強い影響力を持ちます。
また、口コミといっても家族や友人だけでなく、ネット上の口コミ・評判サイト、Googleマップのレビューなども含まれます。「口コミ」はリアルなクチコミとオンライン評価の両方を指しているケースがあるため、より高い数字になった可能性も考えられます。
◆ 今後の医院選びはどうなる?歯科医師側へのヒント
(1) 口コミの獲得や可視化が重要
実際の患者からの体験談やレビューを「Webサイト」「Googleマップ」「SNS」などで可視化する工夫が求められます。満足度の高い治療を提供できれば、それが紹介・口コミとして拡散していきやすくなります。
(2) ポータルサイトへの掲載は依然有力
患者の26%がポータルサイトを利用したとの結果は無視できません。歯科医院情報やインプラント専門サイトなどを活用し、しっかりと医院の特徴をアピールすることが大切です。
(3) SNS・MEOの本格普及はこれから?
歯科医師が期待しているほどの数字ではないものの、今後もスマートフォンユーザーが増加する中、SNSやGoogleマップ活用は「将来的な伸びしろ」が大きい分野。早めに仕組みづくりをしておけば、今後の集患にもつながると考えられます。
(4) 看板・外観のインパクトも見直す
患者アンケートでは「看板・外観」も15%と決して低くない数字です。地域性が強い治療院ほど、目に留まりやすく入りやすい雰囲気をつくることで潜在的な来院機会を逃さないようにすることが大事です。
4. まとめ
今回の結果から見えてくるのは、インプラントのように不安要素や高額費用を伴う治療では「信頼」が最重視されるということです。そのためには「本当に頼れるという安心感」が得られる紹介・口コミの重要度が非常に高くなります。
一方で、歯科医師が想定するWeb検索やポータルサイト経由も一定の集患力を持っており、オンライン × オフラインをバランスよく強化していく必要があるでしょう。今後もスマホ利用やSNSによる情報発信がますます普及していくことが予測される中で、患者の目線に立った施策を検討していくことが、より多くの方々にインプラント治療を安心して受けてもらうためのカギになりそうです。
調査概要
調査日: 2025年4月7日~4月13日
調査対象地域: 全国
調査機関: Freeasy
調査方法: オンラインアンケート調査
調査対象・人数:
・インプラント治療を受けた経験のある患者 200名
・インプラントを提供する独立開業歯科医師 100名
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