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<ポリアモリーとは>
関係者全員の合意を得た上で、複数のパートナーと関係を結ぶ恋愛スタイルのこと。二股や浮気とは異なり、全員との合意を得ている点が異なる。
【第1報】ポリアモリーに関する意識調査 https://presswalker.jp/press/64458
【第2報】ポリアモリーとの交際に関する調査 https://presswalker.jp/press/64966
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000312762&id=bodyimage1】
前回調査では、ポリアモリーとの交際についてアンケートしましたが、今回はポリアモリー当事者に焦点を当ててアンケート。自身がポリアモリーだと気付いたのはいつ頃か、恋愛対象となる性別などを聞きました。
■あなたはポリアモリーですか?
全国の20~59歳の男女3,000人のうち、前回調査で「ポリアモリーの人と交際したことがある(現在・過去を問わず)」と回答した男女300人(男性188人・女性112人)に対し、「あなた自身はポリアモリーですか?」と聞きました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000312762&id=bodyimage2】
「はい」「そうかもしれない」と回答したのは男女300人中173人。半数以上の人がポリアモリーもしくはポリアモリーかもしれないと回答しました。
男女別で見てみると、男性のほうが「はい(ポリアモリーだ)」と回答した割合が高くなっています。女性も、「そうかもしれない」と回答した割合が高いことから、実際にポリアモリーのパートナーと交際してみて、自分自身もそうなのかもしれないと気付いた可能性があります。
「いいえ(ポリアモリーではない)」と明確に否定した割合は女性のほうが高く、半数を超えました。
続いて、年代別の結果です。
「はい(ポリアモリーだ)」と回答した割合がもっとも高かったのは30代。反対に、低かったのは50代でした。
一方、「そうかもしれない」と回答した割合が高かったのは20代。さまざまな性のあり方がある中、“ポリアモリー”という恋愛スタイルを知り、「自分もそうなのかもしれない」と感じ始めているようです。
■自分がポリアモリーだ(かもしれない)と気付いたのはいつ?
「自分はポリアモリーだ」「ポリアモリーかもしれない」と回答した男女173人のうち、有効回答が得られた168人(男性117人・女性51人)について深掘りします。
まず、自分がポリアモリーだ(かもしれない)と気付いたタイミングについて聞きました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000312762&id=bodyimage3】
男女ともにもっとも多かったのは、「社会人になってから(60人)」でした。
次いで、「高校生のころ(33人)」「中学生のころ(28人)」と続きます。中高生になると好きな人ができたり、恋人ができたりする時期。周りとの会話で、自分の恋愛に対する考え方が違うと気付く場面があるのかもしれません。
また、自身がポリアモリーだ(かもしれない)と気付いたタイミングについて、男女別で回答をまとめました。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000312762&id=bodyimage4】
女性は小学生以前から気付いていたと回答した割合が高く、男性は中学生・高校生のころに気付いたという人が多い結果になりました。女性のほうがポリアモリーや恋愛スタイルについての違和感を覚える時期が早いのかもしれません。
■自分がポリアモリーだ(かもしれない)と気付いたきっかけはありますか?
自分がなぜポリアモリーだ(かもしれない)と思うようになったのか、そのきっかけは何かを聞きました。
全体でもっとも多かったのは「一人だけを好きになれないから(52人)」でした。
「ポリアモリー(複数恋愛)」という言葉の通り、一人だけではなく好きな人が複数できてしまい、悩んできたことがうかがえます。
女性は「一人だけを好きになれないから(13人)」と「周りに指摘されたから(13人)」が同率最多に。いわゆる“恋バナ”をする中で、周りの友達から「それっておかしい」などと指摘されたのではないでしょうか。
■あなたの恋愛対象は?
ポリアモリーだ(かもしれない)と回答した男女168人に、自身の性別と恋愛対象となる性別について聞きました。
20代・30代・40代・50代、年代別・男女別でそれぞれ結果を見てみましょう。
20代の結果です。
「恋愛対象は男女両方」と回答した割合が非常に高くなったのは、女性側。男性はばらつきが見られましたが、女性は恋愛対象を男女両方と見ている人が圧倒的多数でした。
次に、30代男女の結果です。
20代男女とはがらりと変わり、30代は異性が恋愛対象だと答えた人が多数派になりました。
同性が恋愛対象だと回答した人はぐっと少なくなり、男女ともに両性が恋愛対象だと回答した人も多くなっています。
続いて、40代男女の結果です。
自身がポリアモリーだ・ポリアモリーかもしれないと回答した人数がもっとも多い40代。男性は異性(女性)が恋愛対象、女性は男女どちらも恋愛対象と答えた人が多くなりました。
最後に、50代男女の結果です。
男女ともに、異性が恋愛対象という回答が最多でした。特に男性は、ほぼ全員が異性と回答。同性が恋愛対象と答えた男性は、50代にはいませんでした。
20代から50代すべての年代を通して、女性は「男性・女性どちらも恋愛対象」と回答した人の割合が男性を上回る結果に。男性は20代以外、「女性(異性)が恋愛対象」と回答した人の割合がとても高くなりました。
ポリアモリーのパートナーとの交際経験を通じ、自身もポリアモリーかもしれないと思い始めた人、そしてもともと自分もポリアモリーであり、ポリアモリー同士で交際した人も多いことがわかりました。
■まとめ
「自分はポリアモリーだ」「ポリアモリーかもしれない」と回答した人の割合は、男女全体で173人。
そのうち、自分がポリアモリー(かもしれない)と気付いたのは「社会人になってから」が最多回答でした。ただ、女性は「小学生以前に気付いた」という回答が高く、男性は「中学生・高校生で気付いた」という回答が多かったことから、女性のほうが自認は早い傾向にあると言えます。
ポリアモリー(かもしれない)と気付いたきっかけについては、男女ともに「一人だけを好きになれないから」が最多回答に。「周りに指摘された」「周りと違うと気付いた」など、周りの人との恋愛と比較して気付く人も多いようです。
次回調査では、ポリアモリーならではの悩みやポリアモリー当事者として望むことなどを質問。パートナーの見つけ方、現在何人の恋人がいるのかなど、気になることを調査します。
「ポリアモリー(複数恋愛)」に関する記事はこちら
https://e-venz.com/column/25585/
調査期間:2024年12月11日~2024年12月24日
調査対象:全国の20歳~59歳以下の男女
調査方法:インターネットを利用
・アンケートサイトFreeasy(https://freeasy24.research-plus.net/)
・引用元データ(https://kikonclub.com/questionnaires/15)
調査エリア:全国
有効回答数:168(男性:117人・女性:51人)
・20代…32人
・30代…46人
・40代…54人
・50代…36人
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