プラス株式会社（東京都港区 代表取締役社長 今泉忠久）は、文具、オフィス家具、ミーティングツールの13製品で、一般社団法人フェーズフリー協会の「フェーズフリー認証」を2024年8月21日に取得いたしました。
近年高まっている災害への防災意識。一般的に防災用品は、非常時に取り出して使うものがほとんどですが、フェーズフリーとは、「日常」と「非常時」2つの境界を解放し、普段使用しているものやサービスを非常時にも役立てるという考え方です。当社はこの提唱に賛同し、今回既発売の製品を中心に13製品の認証取得に至りました。
取得にあたり、当社ではフェーズフリーのテーマを「誰かにとって“いつもの”価値をみんなで共有“もしも”を乗り越える」に設定。日常の価値を非常時に転用して備えにつなげることで、状況を問わず活用できる価値のある製品・サービスの開発に取り組んでまいります。
■プラスが考える「フェーズフリー」とは
（1） 簡単＆便利 を“いつも”に ⇔ 全員参加の生活を“もしも”に
多機能に使える料理はさみや大きく使えるクリップボードなど日常的に使用する道具に便利を追加した製品は、非常時においても簡単で直観的に使えるため、誰もが無理なく参加できる避難生活を実現します。
（2） 非常時に強いを“いつも”に ⇔ “もしも”に共有される安心・安全
大切な情報を見えにくくするカモフラージュホルダーやキャビネットの飛び出しを未然に防ぐスタンダードデスク、ブレーキ機能付きのチェアなど、“いつも”安心を提供してくれる製品は、非常時にも確かな機能を発揮し、安全を確保してくれます。
（3） 良質なコミュニケーションを“いつも”に ⇔ スムーズな対策と共有を“もしも”に
日常の対話を柔軟に創造し、コミュニケーションに強い空間づくりをする工夫を施したロビーチェアやパーティションホワイトボードなど。非常時には空間を仕切りプライバシー確保や応急処置、会議と情報発信など多岐にわたる管理や対策の有効な手段になります。実用性と空間の快適性を兼ね備えた製品は、災害時の強い味方です。
※フェーズフリー総合サイト https://phasefree.net/
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306614&id=bodyimage2】
記
【フェーズフリー認証取得日】
2024年8月21日
【対象13製品】
[文具]
おりたためるクリップボード+ A3・A4サイズ
フィットカットカーブ 多機能料理はさみ
フィットカットカーブ 料理はさみ
フィットカットカーブ 洗えるチタン
フィットカットカーブ 万能タイプ
カモフラージュホルダー
[オフィス家具]
スタンダードデスクUS-1S（ユーエス ワンエス） ※一部仕様のみ
オフィスチェアRena（レナ） ※一部仕様のみ
ロビーチェアLS-900
ロビーチェアansluta（アンスルータ）
[ミーティングツール]
パーティションホワイトボード VSC
パーティションホワイトボード ブラックフレームシリーズ
パーティションホワイトボード 連結タイプ
PHASE FREE / フェーズフリー 認証13製品
主な特長とフェーズフリー協会の評価ポイント
≪おりたためるクリップボード+ A3・A4サイズ≫
★使う時はフルサイズ。折りたたむと半分のサイズになり、持ち運びしやすいクリップボード
■折り目部分がフラットで、広げても書きやすい設計。
■四隅に紐かけホール付きで、使用中も移動中もハンズフリーで使用可能。
【評価ポイント】
一般的な記録用クリップボードと比較して、折りたたんでカバンに入れて持ち運ぶ、紐をつけて肩に掛けて移動する等、使用場所が広がることから、日常時と非常時のWhereで評価された。広げて大きく使え、紐を掛けるとハンズフリーで記録しやすいことから日常時のWhyが、復旧時の被災現場で、地図などを広げて情報を書き込める、机の確保が難しい避難所生活で勉強ができるなど、非常時のWhyでも高く評価されている。また、パソコンが使えない現場作業での調査記録などが、大きな盤面で可能であり、復旧時の被災現場で広げて囲んで見ながら議論が可能であることから、日常時と非常時のQOL影響能力も評価が高い。
≪フィットカットカーブ 多機能料理はさみ≫
★カーブ刃の切れ味に多彩な機能をプラスした誰にでも使いやすくアウトドアでも役立つ多機能はさみ
■（1）はさみ（2）ピーラー（3）栓抜き（4）フタ開け（5）補助ナイフの5WAY。調理はこれ1本でOK。
■食材が滑らず安定して切れる板厚刃＆マイクロギザ刃加工。
■まな板など道具の使用を減らすことで節水にも貢献。
【評価ポイント】
一般的な料理はさみと比較して、マイクロギザ刃とベルヌーイカーブで、下ごしらえから仕上げまで、刃が滑らず切りやすい。キャップを開いて洗え、衛生面に配慮しているため、日常時のWhyで高く評価された。また、非常時の炊き出しなどで、栓抜きや簡易ナイフとしても使え、多機能であることが重宝するため、非常時のWhyおよび非常時のQOL影響能力でも評価が高い。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306614&id=bodyimage3】
≪フィットカットカーブ 料理はさみ≫
★一本で料理の下ごしらえから仕上げまでこなせ、外して洗える＆不意に外れない、あんしん分解設計
■食材が滑らず安定して切れる板厚刃＆マイクロギザ刃加工。
■細かな凹凸を除去し、汚れが落ちやすい電解研磨加工。
【評価ポイント】
一般的な料理はさみと比較して、１本で下ごしらえから仕上げまで使え、分解して丸洗いすることで、清潔に保つことができるため、日常時のWhyとQOL影響能力で評価された。うっかり外れて怪我をしない安心分解設計が、非常時のQOL影響能力での評価につながった。幼い頃から使い慣れている文具としてのはさみを料理用に拡張させることで、慣れない調理や避難所での炊き出しなど、多くの人への汎用性を高めている。
≪フィットカットカーブ 洗えるチタン≫
★サビに強いチタンコートと、水や熱、食器用洗剤に強いハンドル材質により、まるごと洗えて衛生的
■板厚刃×マイクロギザ刃加工で切りにくい食材もしっかり切れる。
■手軽に使える軽量・コンパクトサイズ。
【評価ポイント】
一般的なはさみと比較して、家庭用食洗機に対応していて、清潔に保てることから、日常時のWhyで評価が高い。丸洗いでき、衛生面が気にならないため、汎用性が高まり、非常時のWhyでも評価された。レトルト食品の開封や、炊き出し準備のちょっとした野菜などのカットにも衛生的に使えるため、非常時のQOL向上に寄与している。
≪フィットカットカーブ 万能タイプ≫
★シリーズ初のパワー系はさみ、驚きの軽い切れ味で、紙から金属までこれ１本
■新理論「36mmワイドグリップ」でしっかり力が入れやすく、手が痛くなりにくいやわらかグリップ採用で、作業が快適。
■新方式の「針金切」で針金や竹ひごも軽くきれいに切断。段ボール・カーペット、金属板・電気コードもしっかり切れる。
【評価ポイント】
一般的なはさみと比較して、紙から金属まで使用でき、柄の部分で挟んでペットボトルのキャップなどを簡単に開けられるため、日常時のWhy、QOL影響能力で高く評価された。ロープや厚手の布など、災害時には普段切らないものを裁断する必要が出てくるため、非常時のWhyとQOL影響能力での評価も高かった。カードやCDなど個人情報の処分に使え、日曜大工に、ゴミの粉砕に、クラフト作業に使えることから、デザインの機能面でも高く評価された。
≪カモフラージュホルダー≫
★文字を隠してプライバシー情報を保護する透明クリアーホルダー
■ホルダーに施した幾何学模様が文字を読みにくくし、情報を守る。
■タイトルは確認でき、中身は読めないのでセキュリティ管理に最適。
■プライバシー情報が行き交う災害時に書類の保存を手軽に。
【評価ポイント】
一般的なクリアーホルダーと比較して、仕事や役場などで、重要な書類を入れておくだけで文字の内容を隠すことができ、左右どちらからも開きやすいフィンガーホールがあるため、日常時のWhyとQOL影響能力で評価が高い。また、プライバシーの確保が難しくなる災害復旧時、避難所などで、聞き取り調査などの重要書類を隠すことができるため、非常時のWhyとQOL影響能力も高く評価されている。大きな文字は読めて、重要で小さな文章を隠すことができることがデザインの機能面で評価を高め、プリント柄の工夫で機能を加えられるという方法に触発されて他分野でも開発促進での評価も高い。
≪スタンダードデスクUS-1S（ユーエス ワンエス）≫
★全引き出しに緊急時のトレーの飛び出しを防ぐラッチ機構標準搭載、通路が狭くなりがちな執務スペースでも安心
■あらゆるオフィスに調和するシンプルなデザイン。
■非常時の避難経路を安心して確保。
【評価ポイント】
一般的な事務用机と比較して、引き出しを乱暴に閉めても跳ね返らないので、破損を防止できるため、日常時のWhyで評価が高い。また、全ての引き出しにラッチ機構が搭載されており、地震で揺れても飛び出さないため、非常時のWhyでも評価された。引き出しを乱暴に閉めても跳ね返らないため、非常時のQOL影響能力とデザインの機能面でも評価できる。一方で、ラッチ機構で価格が上がることから、販売・普及のためには、さらなる工夫を期待したい。
≪オフィスチェアRena（レナ）≫2024年12月1日発売予定
★安全性に配慮したウレタンブレーキキャスター仕様を新規で標準化
フローリングなどの転がりやすい床でも、震災時も安心
■オフィスはもちろん、在宅勤務環境にもなじむ意匠性。
■着座時にはブレーキ抵抗が軽減するため日常利用も快適。
■もしもの時に周囲の人のけがや家具の破損を抑制。
【評価ポイント】
一般的な事務用椅子と比較して、ブレーキ付きのキャスターを使用しており、日常時と非常時のWhyでやや評価が高く、デザインの機能面でも評価された。
≪ロビーチェアLS-900≫
★いざという時に役立つ座下収納庫付きロビーチェア
■座面は誰でも簡単に跳ね上げ可能なユニバーサル設計。
■身近な場所に災害用備蓄を保管可能。
■抗菌・防汚・耐アルコール性のビニルレザー張り。
【評価ポイント】
一般的な収納付きソファ型ロビーチェアと比較して、座下収納を活用することにより、ストックできることが非常時への対応につながり、耐アルコール性による衛生面への配慮から、非常時のWhyで評価された。
【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000306614&id=bodyimage4】
≪ロビーチェアansluta（アンスルータ）≫
★多彩なバリエーションを持つ機能的ロビーチェア、連結テーブル搭載により隣同士の距離の確保やベッドとしても使用
■背と座の厚みを、設置場所や利用者の特性にあわせて選択可能。
■非常時には連結テーブルを座面の下にスライドさせ、椅子同士を連結させることで、ドライバーなどの工具を使わず、スライドだけで簡単にベッドに変形。
【評価ポイント】
一般的なロビーチェアと比較して、連結して綺麗に並べることができる点で、日常時のWhyが評価できる。連結することでベッドとして使用できることから、非常時のWhyとQOL影響能力で高く評価された。耐アルコール性による衛生面での配慮が非常時のQOL影響能力を高め、背と座の間に空間を空けてあり衛生的であることもデザインの機能面での高評価につながった。
≪パーティションホワイトボード VSC≫
★「書く」・「掲示する」・「仕切る」に役立つパーティションホワイトボード、非常時の空間づくりや情報共有にも活躍
■移動や設置も簡単ですぐに使えるパーティション兼用両面ホワイトボード。
■即座に仕切って対策本部の設置や個室空間を作ることで、被災時のプライバシーを守るのに有効。
【評価ポイント】
一般的な衝立式ホワイトボードと比較して、書く、掲示する、空間を仕切るの１台３役で使用できることから、日常時のWhyが高く評価された。さらに、それぞれの機能が日常時のQOL影響能力を高めている。また、書いたり、掲示したりして、非常時の情報共有に使え、一時避難のオフィスや学校で仕切りとしても使えるため、非常時のWhyとQOL影響能力でも評価が高い。
≪パーティションホワイトボード ブラックフレームシリーズ≫
★シックなデザインで両面書き込み可能。スマートフォンでの鮮明な板書のデータ化が容易
■移動や設置も簡単なのですぐに使えて普通は掲示スペースに。
■個室空間を作ることで被災時のプライバシーを守り、治療用などの空間を確保。
【評価ポイント】
一般的な衝立式ホワイトボードと比較して、フレームを黒にして、専用の無料アプリで書いた情報を記録・送信できることから、日常時のWhyとQOL影響能力が高く評価された。また、災害時の避難状態で、パーティションとして空間を仕切ることができ、すばやく情報共有もできるため、利用シーンが増えた結果、非常時のWhyで高く評価され、さらに非常時のQOL影響能力も高い。
≪パーティションホワイトボード 連結タイプ≫
★仕切り方は自在。使用シーンに合わせて配置可能。ワイドにたっぷり書き込める両面ホワイトボード
■折りたたむと1連タイプとほぼ同じサイズになり、コンパクトに使用できる。
■広い空間もしっかりまたはゆるく、さっと仕切れ、フリースペースを有効活用。
【評価ポイント】
一般的な衝立式ホワイトボードと比較して、連結して組み合わせることで、仕切る、囲うなど、移動させて空間を変えられるため、日常時のWhereとWhy、QOL影響能力でも高く評価された。また、下部まで隠れて、ボード間の隙間がなく、プライベート空間も作ることができるため、非常時のQOL影響能力でも評価が高い。さらに、ボードの活用が、効果的なコミュニケーションにつながることからデザインの機能面でも特に評価が高かった。
※フェーズフリーデザインの評価方法と評価項目 https://dcs.phasefree.net/assessment/
＊本プレスリリース記載の情報は発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください
＜お問い合わせ先＞
（報道関係）
プラス株式会社 コーポレート本部 広報・宣伝室 藤原
〒105-0001 港区虎ノ門4－1－28 虎ノ門タワーズオフィス12F
TEL：03-5860-7012 FAX：03-5860-7070
広報事務局 TEL：03-5251-4779 FAX：03-3504-8651
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