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モンゴル政府ウランバートルで開催中の第10回モンゴル経済フォーラム期間中提携企業および特定投資家制度改革を発表


ウランバートル、モンゴル, 2023年7月12日 /PRNewswire/ -- 第10回モンゴル経済フォーラム(Mongolia Economic Forum、英文略称:MEF)の開催が続く中、モンゴル政府は、モンゴルへの投資を支援する2つの新しい機関について、新たにイーロン・マスクのSpaceXと大手ジオロケーション企業であるワット3ワーズ(What3Words)と連携することを発表しました。今回の政府発表は、先日のモンゴルの2023年経済成長予測の上方修正に続くものです。



【画像 https://www.dreamnews.jp/?action_Image=1&p=0000284104&id=bodyimage1


The Prime Minister of Mongolia speaks at the 2023 Mongolia Economic Forum in Ulaanbaatar.

2日間(7月9日~10日)開催されるこのフォーラムでは、世界中からグローバル企業、第三セクター、多国間組織の代表者を含む2,200人のゲストが集い、2030年までにモンゴルのGDPを倍増させ21世紀半ばまでにモンゴルをユーラシア地域の主要国たらしめるという目標を達成するために、モンゴル政府と如何に連携していくかについて討論します。

2022年に発表されたビジョン2050、および新経済回復政策は、モンゴルの持続可能な開発のための明確な戦略的方向性を設定し、モンゴル政府がより広範囲の政策を用意していることを知らしめました。この方向性は、これまでの急速な進歩を実現し、本年のフォーラムで発表された戦略的目標の最新段階の土台となっています。

モンゴル政府は本日午前、より多くのモンゴルへの投資を支援する民間パートナーシップセンターと投資貿易機関の設立を発表しました。例えば、投資貿易機関は「モンゴルにおいて企業をつなぐ架け橋」を提供し、投資家の正当な権利と利益の保護を支援し、輸入の多様化を拡大し、輸入代替産業の競争力を向上させる活動を行います。

さらに、午前中のフォーラムでの基調講演では、経済開発大臣兼副首相のチメド・フレルバータル氏が、モンゴルに存在する投資の機会と、新たな投資パートナーシップを促進するために投資に関する法案を政府が改正する意向であることを説明しました。

2021年12月発表の490億米ドルの「新経済回復政策(New Recovery Policy)」によって経済成長の障壁を取り除くことをモンゴル政府が重視していること、およびビジョン2050の青写真は、継続的に成果を上げているが数字に示されています。予想を上回った2022年の成長率4.8%(そのうち1.1%は「新経済回復政策」の結果)、および今年の第1四半期の成長率7.9%に続く2023年のモンゴルの成長予測は、5%から6%に上方修正されました。目下の2024年の成長予測は6.5%です。

このような成長は、新型コロナウイルス禍を受けた後では特に、世界保健機関(World Health Organisation、英文略称:WHO)の事務局長であるテドロス・アダノム・ゲブレイェスス博士との緊密な協力があって可能になりました。同氏との連携により、パンデミック中にモンゴルのワクチン接種対象人口の90%が少なくとも1回のワクチン接種を完了しているという見事なワクチン接種率を達成しています。これにより、2022年2月に新型コロナウイルスによる制限を撤廃し、死亡率を他国の5分の1に抑えることに成功しました。私達は、ゲブレイェスス博士が今年のMEFにご出席戴いたことを光栄に思っています。

私たちの「ビジョン2050(Vision 2050)」計画の骨子は、健康的な生活の文化を育むことです。2022年5月から、モンゴル政府は、早期検診および診断サービスの利用を奨励するキャンペーンを行っています。これは、人々に予防医学的な健康管理を奨励する上で重要な一歩です。これまで100万人のモンゴル国民が本プログラムに参加していることを大変うれしく思っています。

また、モンゴルへの重要な2つの新規投資の発表も先日行われており、モンゴル政府の経済成長促進目標によって利益がもたらされていることは明らかです。

* モンゴル政府がSpaceXと前例のない提携を締結したことで、モンゴルの数百万人ものインターネットユーザーがStarlinkを通じて高速インターネットにアクセスすることが可能になり、特に農村部の人々に利益がもたらされ、モンゴルのデジタルトランスフォーメーションが前進します。
* また、モンゴル政府は、テクノロジー企業「ワット3ワーズ(What3Words)」と新たな戦略的提携を締結したことで、郵便事業を円滑にするOCR技術の利用が進み、、モンゴルの遺産と主要観光地の認知度が高まります。


モンゴルの首相ロヴサンナムスライ・オヨーンエルデネ氏は次のように語っています。

「第10回モンゴル経済フォーラムに世界中からのゲストをお招きし、現在世界で最も急速に成長している経済圏の1つであるモンゴルの経済力を開花させるためにどのように協力して取り組むかについて話し合えることを心から喜ばしく感じております。

モンゴルへの2つの追加投資についての重大発表、および3月から始まったリオティント社(Rio Tinto)協力によるオユトルゴイ銅鉱山の地下採掘に続いて開催された本フォーラムでは、国際的な投資家の皆様にモンゴルの魅力が高まっていることをご理解いただけるでしょう。

新型コロナウイルスのパンデミックからの素晴らしい回復は、政府の新経済回復政策に支えられたものであり、持続的な高次元の成長を阻む長期的な障壁の排除に取り組むための強力な基盤を提供しています。より大きな連携が今後数年間の私たちのさらなる進歩をどのように後押しすることになるのか、本フォーラムにて議論できる機会を歓迎します。」

初開催の2010年以来10回目となる今年のMEFは、ロヴサンナムスライ・オヨーンエルデネ首相とリオティント・グループのドミニク・バートン取締役会長が共催し、「モンゴルへようこそ」をテーマに、ビジネスでも観光でもモンゴルへの訪問者を温かく歓迎するというモンゴル政府の誓いを強調するものです。今朝のフォーラムでの基調講演で、バートン氏は、モンゴル人が持つビジョン、野心、資源、才能によってどんなことでも達成できることを熱弁しています。10年前の強い経済状況がモンゴルに戻ってきたとも付け加えています。

今年のMEFの見どころは次のとおりです。

* 若者を対象としたイベント「MEFユース(MEF Youth)」では、30歳未満のモンゴルの人口の大多数の才能と可能性をどのように活かし、21世紀の技術的および経済的躍進から国が利益を上げていくかについて語りました。
* モンゴル政府が2023年を「腐敗防止の年(Year of Anti-Corruption)」と宣言したことに伴い、一連のイベントでは、主要な国際機関の専門家を招集し、この分野におけるこれまでの進歩をどのように積み重ねることができるか、また世界で最も模範的な例からモンゴルはどのように学ぶことができるのかについて議論を行いました。腐敗防止機関が裁判を行い解決した腐敗事例は2019年の26%から2022年は43%に上昇していることから本テーマを扱いました。
* 今日これまでのMEFでは、環境観光省、および主要な地球環境団体であるネーチャー・コンサーヴァンシー(The Nature Conservancy)が、環境保護信託基金(Conservation Trust Fund、英文略称:CTF)を今月後半からスタートさせることを発表しました。CTFは、モンゴルの環境保護プロジェクトの資金調達のためのより持続可能なシステムを確立することにより、モンゴルの持続可能な開発および気候変動の目標達成を支援します。
* デジタル経済、食品製造、持続可能な成長、都市開発、資本市場などの様々なテーマに関する4つの本会議と15のサブ会議が開催中です。


モンゴル政府の大臣数名がメディアのインタビューに応じることができます。英語でもインタビュー可能です。

写真 - https://mma.prnasia.com/media2/2150557/PM_MEF.jpg?p=medium600







配信元企業:The Government of Mongolia
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