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SHIBUYA DESEOをアツくした、アイドルイベント「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.2」。ライブレポートを公開


1461日のクレシドラ、松山あおい、My placious..、SAIGO NO BANSAN、小粒の6組が1月16日(月)に渋谷DESEOを舞台にパフォーマンスしたライブ、「ぱわそ THE POWER SOURCE vol.2」。イベントのライブレポートが2023年1月22日に公開されました。「ぱわそ THE POWER SOURCE vol.2」は合同会社RopEarが行うライブイベントです。

渋谷DESEOを舞台に行われたアイドルイベント「ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.2」レポート!!

1月16日(月)に渋谷DESEOを舞台に行われたイベント「ぱわそ THE POWER SOURCE vol.2」。出演したのが、 1461日のクレシドラ / 松山あおい / My placious.. / SAIGO NO BANSAN / 小粒。当日の模様を、ここにお伝えしよう。

1461日のクレシドラ

1461日のクレシドラ、 触れられそうで触れられない。そんな神秘的な絶対領域を持っているグループだ。

メンバー全員が現役大学生のアイドルグループとして活動中、1461日のクレシドラがトップを飾って登場。鐘の音(チャイム)を合図に最初に歌いだしたのが、シティポップな香りも印象深い『お願いChronos』。清楚な彼女たちに似合う、とてもスタイリッシュでアーバンな楽曲だ。主メロと掛け合う声も印象的。お洒落な曲調にも親しみを覚えれば、メンバー自身の歌声やキャラクターをとても身近に感じられるからこそ、彼女たちに自然と惹かれる。一体化したパフォーマンス姿は、まるで舞い踊る花びらたちのよう。美しくて可憐。その華やかさにも目が釘付けになっていた。

伸びのある美しい歌声から幕を開けたのが、『Glad Grad』。合唱曲のような、とても清楚で親しみを覚える歌だ。思いを一つに響かせる彼女たちのハーモニーが、心の霞を取り、晴れた気持ちにしてゆく。大学生という立場だからこそ、今の自分たちに重なる学生ライフを軸にした歌なのもポイントだ。彼女たち自身が、その歌の主人公に成りきって歌っている。だからこそ、その歌がリアリティを持った姿として頭の中へ映し出されていた。一人一人の歌声が、本当に綺麗で澄み渡っている。それは、彼女たち自身の心模様を映し出しているから?!舞台の上で可憐に舞い踊る様も含め、その姿にずっと心が惹かれていた。

キラキラとした輝きを降り注ぐように、楽曲がスタート。心地好く弾む曲調を魅力にした『恋の1SLM分析』では、弾む気持ちを歌声に投影。華やかな曲調へ合わせるように、メンバー自身の気持ちも華やぐ様が舞台の上から伝わってきた。笑顔で歌い踊る、その姿をずっと見つめていたい。

最後は、1461日のクレシドラのデビュー曲『運命Fantastic』。心地好いマーチングビートに乗せ、メンバー自身が、キュンキュンと胸のときめくままに笑顔で歌っていた。とても彼女たちを身近に感じる歌だ。いつまでも夢見る乙女でいる。そんな姿が、この曲を通して見えてきた。とても親しみやすいのに、触れられそうで触れられない。そんな神秘的な絶対領域を持っているグループだ。でも、身近に触れたくて、そのライブを求めてしまう。その気持ちもすごくわかるよ。

https://twitter.com/1461clessidra


松山あおい

松山あおいのライブ自体が、一瞬一瞬の輝きの連続。だから、もっと求めたくなる。

「クリエイティブうたのおねえさん。夢は世界調教」を掲げて活動中の松山あおい。ライブは、フロアにいる人たちとの距離をギュッと縮めるようにハートフルで親しみ覚える『究極(ハード)カップリング』からスタート。とても親しみを覚える歌声だ。彼女自身が、目の前にいる一人一人に向けて思いを投げかけるように歌っていた。その誘いに呼ばれ、手拍子をしながら身体を揺らしだすファンたちの気持ちも、すごくわかる。

耳に馴染みよいイントロから、楽曲はお料理ソングの『おねえさんクッキング』へ。彼女はこの曲を通して、いろんな料理方法を伝授。観客たちも一緒に参加しながら、クッキングを楽しんでいた。

楽曲は、止まることなく『アクアでフレッシュ』へ。まさかの歯磨きソングとは…。とても身近な日常を題材にしながら、それを大人の童謡歌として松山あおいは届けていた。フロアにいた人たちも無邪気な童心に戻り、彼女と一緒に戯れていた姿も印象的だった。

この日は、小粒と一緒にパーソナリティを務めるラジオの自作エプロンをつけて登場。次に披露した『15Days』は、みずからの人生を投影した楽曲。でも「一緒に進もう明日へ 頑張れ」と歌っているように、応援してくれる仲間たちと共に進み続ける心のときめきも、ここには込めている。触れているうちに、気持ちがどんどんキラキラ輝きだすのは、松山あおいの歌声に真っ直ぐでポジティブなハワーを注ぎ込んでもらえたから?!どの曲も、そう。耳心地好さと親しみやすい歌に触れていると、不思議と心がポカポカしてくる。無理やりな前向きソングじゃない。彼女の一生懸命頑張る気持ちに触れていたら、いつしかその思いへ寄り添い、同じように頑張る勇気を受け止めていた。そんな気分だ。

松山あおいは、象のぬいぐるみを手にした。次の曲は、『おねえさん動物園』だ。彼女は冒頭から「パオパオパオパオパオ~」と、象のぬいぐるみを振りまわしながら歌いだす。心をファンタジックな魔法を通してポジティブな気持ちに染めあげる、とても親しみやすい楽曲だ。

最後に届けたのが、エクササイズリングを手に歌った『勝利の七転び八起き』。とても明るくてパワフルな、しかも、彼女と一緒にエクササイズも出来てしまう楽曲だ。身体を左右に動かし、股上げするなど、とても体力勝負の楽曲。でも、あおいおねえさんの歌に合わせていると、楽しい気持ちが先にきて、一瞬で時間が過ぎてしまう。彼女のライブ自体が、一瞬一瞬の輝きの連続だ。その姿へ夢中になるほど、瞬間で時間が過ぎていく。だから、もっと求めたくなる。

https://twitter.com/aoi_15candy


My placious.

彼女たちは、まさにポジティブモンスターたち。心が挫けそうになったら、My placiousのライブに触れて熱くなってしまえ!!!!

「ライブの空間が私とあなたの大切な場所に、心に響くパフォーマンスを届ける」ことを心がけているMy placious.。彼女たちの登場と共に、この空間がカラフルでパワフルな宴の場に染まりだす。4人は、沸き立つ熱情をぶつけるように『モノクロ』を歌いだした。力強い彼女たちの存在感が、この空間に濃くて赤い色を注ぎ込む。とても胸を熱く騒がせる歌声やパフォーマンスだ。その勢いへ押されるように、拳を振り上げ騒ぎだす人たちがフロアのあちこちに登場。そうなる気持ちもすごくわかる。My placiousのライブに触れていたら、熱くならずにいれないんだもの。

熱を抱きながら勢いをさらに加速するように、My placiousは凛々しい歌声を魅力に『not alone』を熱唱。タオルを手にしたメンバーたち。その表情は、みんな笑顔だ。でも、歌声は、パワフルなほどに胸圧だ。熱いのはもちろん、圧を覚えるほど迫力を持って胸にせまる。彼女たちは、手にしたタオルを高く掲げ、観客たちを「Oi!Oi!」と煽っていた。そのパワーに気持ちを熱く押された人たちが、同じように拳やペンライトを振り上げてはしゃいでいた。熱情と熱情をぶつけあう、この関係を味わえてこそライブだ。

楽曲は止まることなくどころか、さらに熱を膨らませながら『君と叶えたい夢がある』へ。4人は舞台の上で跳ねるように勢いよく踊りながら、触れた人たちの心へ、超ポジティブなエナジーを注ぎ続ける。彼女たちが「君と叶えたい夢がある」と歌うのなら、その夢を信じて一緒についていきたくなる。いや、彼女たちの熱情したパワーに引き寄せられるままに熱狂していたら、共にその夢を見たくなっていた。

最後にMy placiousは、思いきり眩しい輝きを降り注ぐように『my pleacious』を歌っていた。どの楽曲も、めちゃめちゃ気持ちに熱と力を注ぎ込む内容だ。どの曲も、触れた人たちの目線をしっかりと未来へ向けてゆく前向きな歌たちだ。彼女たちは,1ステージを通して、燃え盛るエナジーをずっと与え続けてゆく。その熱に刺激を受け、魂を熱くしながら観客たちが騒ぎ続けるのも納得だ。彼女たちは、まさにポジティブモンスターたち。心が挫けそうになったら、My placiousのライブに触れて熱くなってしまえ!!!!

https://twitter.com/myplacious


SAIGO NO BANSAN

彼女たちと一緒に熱情を重ね続ければいい。そのまま積み上げ、熱狂という大勝負をSAIGO NO BANSANと一緒に仕掛けていこうじゃないか。

「1000日後に解散するグループ」として活動中のSAIGO NO BANSANが、登場。フロア中から響き渡る熱いクラップ。ライブは、軽やかに跳ねたビートに乗せ、甘くソフトな歌声を魅力に歌いだす『トリステス』からスタート。シティポップのようなスタイリッシュさを抱きながらも、その中から、滾る熱いエナジーが滲み出てくる。親しみやすさを感じながらも、触れたら火傷しそうな危険な香りを覚えるのは、彼女たち自身が、清楚な表情の中へ、熱情した思いを秘めながら歌っているから??メンバーみんなが歌のヒロインに心を染めあげ、声を通して揺れ動く思いを伝えてきた。

場面は、一転。メンバーたちは眩しい朝日のような輝きを降り注ぐように、晴れた歌声を響かせ「生きて生きて生きて生ききれ」と『AM7:00の向日葵』を歌っていた。一人一人が輝きを降り注ぐように歌う声が、とても力強い。その歌は、強い生命力を持っていた。彼女たち自身が、光に向かってぐんぐんと伸びてゆく向日葵のよう。前向きな思いを真っ直ぐに伝えるように歌う姿が、眩しい!!

SAIGO NO BANSANは、1曲ごとにいろんな表情を見せてゆく。少し小悪魔風な魅力も示しながら、彼女たちは甘さの中へスリリングな香りもチラつかせ、『ガールズ革命』を歌っていた。次々と思いや曲調を塗りかえながら。でも、その曲ごとのヒロインに彼女たちはみずからを染めあげ、-その歌に相応しい姿で思いを響かせる。だから、曲ごとにドキドキしながら。でも、その姿を熱い視線を向けて追いかけたくなる。まさに、それこそがSAIGO NO BANSANらしい革命のスタイルだ。

ライブは止まることなく、さらに熱を上げるようにエレクトロでダンサブルな『Loser Game』へ。ときに強く言葉を吐きだすように歌いながら、強烈なビートに乗せ、彼女たちは沸き立つ思いをパワフルにぶつけていた。5人が仕掛けたゲームに乗って、一緒に熱狂をベットしてゆくのか、いかないのか。いや、ベットしない理由はない。彼女たちと一緒に、ビートに次々と熱情を重ね続ければいい。そのまま積み上げ、熱狂という大勝負をSAIGO NO BANSANと一緒に仕掛けていこうじゃないか。

めちゃくちゃパワフルで激しさを抱いた攻撃的なダンスナンバーだ。最後にSAIGO NO BANSANは『AspirationZ』を歌い、もっともっと感情をぶちアゲちまいなよと熱く煽っていた。華やかなダンスパフォーマンスなのに、そこからは熱情した気迫が伝わってくる。6人のパワフルな姿に気持ちをガンガンに押されるまま、フロアのあちこちで飛び跳ね、踊り狂う人たちも登場。SAIGO NO BANSANは、ずっとずっと気持ちを熱く騒がせ続けていた。そのパワーへ引っ張られるままに、ずっと熱狂し続けていた。

https://twitter.com/s1000idol


企画:ななちぇんじ

声優の早坂七星が映像の声を担当。 「ななちぇんじ」とは…ランダムに表示された画像を撮影し、撮影した物販へ足を運ぶ。そこに用意してあるQRコードを読み込むと、そのグループのことを詳しく知れる特典(記事や映像など)に辿りつける。この企画のために、それぞれのグループが映像を用意した。その内容を、イラスト化された早坂七星(ななちぇ)が映像を通して説明をしていた。この企画も、イベント「THE POWER SOURCE」の嬉しい魅力になっていた。

https://twitter.com/chaossu_07


1461日のクレシドラ

1461日のクレシドラのメンバーらと一緒に、いろんな眩しい景色の中をデートしている気分でいた。ほんと、ウキウキが止まらなかったんだ。

ふたたび、1461日のクレシドラのステージへ。鐘の音へ導かれるように7人が歌いだしたのが、『恋のISLM分析』。何時でもこの日々を大切に育みたい思いを、彼女たちは美しい声を重ねあわせ伝えてきた。心を弾ませながらも、大切にしたい思いを届けていた。フロアでは、メンバーらの振りを真似、一緒に心地好く身体を揺らす人たちもあちこちに登場。1461日のクレシドラのライブが始まったとたんに心が美しく晴れ渡るのは、彼女たちが、透明感を持った爽やかさを魅力にしているからだ。

続くSEKAI NO OWARIのカバー曲『silent』では、伊田江里奈と吉田梨乃が椅子に座って歌唱。2人は温かい歌声を掛け合いながら、甘い世界観を描きだす。2人は、少しずつ歌声に熱を加えながら、切ないクリスマスの景色を描写。2人の歌声が重なりあったときの絶妙な歌声の色合いに強く惹かれていた。互いの声の色を活かしながら、でも重なりあったときに生まれる微細なグラデーションを持った歌に、気持ちがグッと引き寄せられる。切ない歌だけど、とてもロマンチックに覚えてしまうのも、2人の歌声が、触れた一人一人の心へ優しく寄り添ってくれたからだ。

ライブは、ふたたび7人へ。スタイリッシュな。でも、心地好く疾走するシティポップナンバー『お願いChronos』に乗せ、メンバーたちの歌声が、都会の街中を駆けだした。いや、そんな風に感じてしまうくらい、7人の歌声が淡い輝きを放ちながら、目の前に甘くロマンチックな世界を描き出していた。心地好くもお洒落なその世界へ、ずっと酔いしれていたい。彼女たちの軽やかに舞い踊る姿から、ずっと目を逸らしたくない。このまま一緒に浪漫な物語の中で淡く戯れていたい。この曲に触れている間中、彼女たちと一緒に、いろんな眩しい景色の中をデートしている気分でいた。ほんと、ウキウキが止まらなかったんだ。

最後は、やはりこの曲だ。『運命Fantastic』へ触れるたびに、無性に心がドキワクしてゆく。彼女たちと一緒にたくさんの星が輝く夜空を見上げ、思いきり夢に思いを馳せる。そんなファンタジックな気持ちに心が染まっていた。彼女たちは身近に寄り添いながら、その先に広がる物語へ向けた思いを語ってくれる。一人一人の心へ寄り添いながら、一緒にときめいていける。そんな風に心を染めあげてくれるのが嬉しいじゃない。

https://twitter.com/1461clessidra


松山あおい

「L.O.V.E ラブリー あおい」の熱い掛け合いも最高だ。どの曲もそう、松山あおいと一緒に声を上げて参加していけるのが嬉しい。

ふたたび、松山あおいのライブへ。大人なちびっこたちにピッタリな歌のおねえさんしている姿が、とても微笑ましくて大好きだ。彼女は、超ポジティブでキラキラなパワーを降り注ぐように『15Days moemoe mix』を歌唱。挫けそうな背中をバンバン叩きながら、心を超前向きに染めあげてゆく楽曲なのが嬉しいじゃない。

象のぬいぐるみを手にした松山あおいは、「パオパオパオパオ~」と観客たちと一緒に『おねえさん動物園』を歌唱。ワクワクとしたときめきが、この空間に広がりだす。彼女と一緒に歌いながら、気持ちがどんどんときめいてゆく。この感覚が、たまらない!!

「言いたことがあるんだよ」「なになにー」のやり取りを合図に歌いだしたのが、超ダンサブルでエレクトロなアゲアゲのMIXチューン『1.2.3 LOVE FOREVER(ハード)』。アゲアデでキラキラアッパーな楽曲に飛び乗り、フロア中の人たちも超ノリノリに。「言いたいことがあるんだよ」「なになに」と連呼するパートで一緒に熱情。「俺もー」の声も飛び交うなど、観客たちと一緒に沸き立つ空間を作りあげていた。

続く『あおい中毒?絶対限界宣言』は、お姉さんに限界を誓う曲。歌始まりの楽曲のように、いきなりハートをグッとつかんでゆくところが嬉しい。もちろん、一度心をつかまれたら、思いきり想いを捧げるしかないでしょ。フロアでも、彼女の歌に向け熱い声で沸き上がる人たちが続出。「L.O.V.E ラブリー あおい」の熱い掛け合いも最高だ。どの曲もそう、一緒に声を上げて参加していけるのが嬉しい。

ライブも終盤へ。続く『物語』が、甘くロマンチックな世界へ観客たちを誘い出す。この曲でも、気付いたら気持ちを熱くしながら、彼女の歌声に合わせ拳を振り上げ、声を上げていた。胸熱でロマンチック。いや、愛らしい世界に触れていたら、何時の間にか心が燃えたぎっていた。そんな風に熱を上げてゆく物語も素敵じゃない。松山あおいの振りに合わせ、一緒に振りを真似ながら一つになれるって素敵なことだ。

最後に松山あおいは、エクササイズリングを手に優勝ソングの『勝利の七転び八起き』を歌唱。ここまでだいぶ体力を使いつつも、最後に超体力消耗ソングを持ってくるところが、ドSじゃない。フロアのあちこちで、あおいおねえさんの動きを真似、声を張り上げ、エクササイズしてゆく人たちが登場。間奏では、お姉さんと観客たちが股上げエクササイズ。いや、曲中何度も声を上げながら股上げしていたように、本当に熱量の高い楽曲だ。本人も最後に「あっつい」と声を漏らすほどの熱狂ぶりだった。

https://twitter.com/aoi_15candy


小粒

舞台の上の小粒はキレッキレなダンスを見せながら、マグロの赤身以上に熱情した赤い景色をフロアに作りあげていた。

イベントのトリを飾ったのが、「寿司ソロアイドル」として人気上昇中の小粒。この曲を通して、彼女はたくさんの人たちを仲間に引き入れてきた。冒頭を飾ったのは、小粒の顔とも言える『エビ海老Everyday』だ。彼女自身が、ピッチピチに弾ける海老になり、ときに海老反りダンスも見せながら、舞台の上で思いきり飛び跳ねていた。間奏では、MIXも登場。超ハイパーな爆走ポップチューンに乗せ、フロアのあちこちでも、ピッチピチに弾ける小海老たちが誕生。この楽しくて甘い一体感が、たまんない!!

続いて披露したネタが、いくらソングの『しゃけなべいびー』。キラキラと輝く甘いポップでスタイリッシュな、まるで往年の渋谷系のような楽曲だ。語るように歌う彼女の声が、胸をキュンと騒がせる。サビでは、フロア中の人たちが小粒と一緒に大きく手を振り、気持ちを一つにしながらキラキラないくらの小粒たちになっていた。とても甘く、鮮度の高い楽曲だ。スタイリッシュなのにとても身近に感じるのも、小粒自身が、一緒に輝こうとフロアにいる人たちへ寄り添ってくれるから。彼女と一緒に大きく手を振りながら、プチプチと輝こうじゃないか。

次のネタは、ブリ。あぶったブリを題材にしているように、熱情したパワーを持った、気持ちをキラキラアッパーに染めてゆく楽曲だ。『あぶりぶり』に乗せ、小粒とフロア中の人たちが熱情した気持ちを一つに重ね合わせ、熱情した景色を作りあげる。「めっちゃファイヤー」の歌声へ触れるたび、心が燃えたぎる気分に。感情の熱を上げてゆくドラマチックな展開も魅力だ。小粒自身が魂を熱く燃やすように。でも、ずっと笑顔を絶やさずに歌っていた姿も、とても印象的だった。

終始、テンションの高い姿が、小粒らしいじゃない。最後に、彼女は『進め!マグロちゃん』を熱唱。ラストを飾るに相応しいゴージャスでアッパーなアゲアゲソングだ。フロアからも、彼女の歌にエールを送るように「マグロ マグロ マグロっちゃーん!!」と熱いエールが飛び交っていた。舞台の上の小粒もキレッキレなダンスを見せながら、マグロの赤身以上に熱情した赤い景色をフロアに作りあげていた。間奏では、小粒と観客たちがマグロになりきって回遊する場面も登場。身近な寿司ネタが、こんなにも胸をドキドキさせる楽曲に仕上がるなんて、もう最高に脂の乗ったライブじゃないか!!

https://twitter.com/KotubuKosian

次回の「THE POWER SOURCE vol.3」は…。

「THE POWER SOURCE vol.3」は、2月2日に渋谷DESEOで開催。出演は、アイアイタイガー/SAIGO NO BANSAN/1461日のクレシドラ/Caress Van End/小粒/松山あおい/キミイロプロジェクト。次の開催も楽しみだ。

PHOTO:なりたがお
TEXT:長澤智典


★インフォメーション★

【日程】2/2
【タイトル】ぱわそ(THE POWER SOURCE) vol.3
【出演】1461日のクレシドラ / SAIGO NO BANSAN / アイアイタイガー / 小粒 / キミイロプロジェクト / Caress Van End / 松山あおい
【会場】SHIBUYA DESEO
【時間】OPEN 18:20 START 18:30予定
【料金】事前予約 ¥2,500 当日 ¥3,000-(1D別)
【予約】https://tiget.net/events/224221
【備考】声出しあり(マスク着用)

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