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2020年創立90周年を迎える 社会福祉法人 聖隷福祉事業団 理事長 年頭所感 未来に向けた組織づくりへの挑戦



2020年度 事業団目標
1.多様な人材確保・育成と柔軟な働き方への対応 2.社会福祉法人の使命の追求と地域共生社会の実現
3.先駆的な取り組みと最高のサービスの提供 4.経営の安定化と将来を見据えた組織改革 あけましておめでとうございます。
 2019年4月に静岡県立浜松学園の指定管理事業を受託し、新たに運営を開始しました。また、7月に聖隷横浜病院の新外来棟、9月に聖隷佐倉市民病院の新病棟、10月に聖隷三方原病院の地域障がい者総合リハビリテーションセンターを竣工・稼働させることができました。
 2040年には高齢人口の伸びは落ち着くものの、後期高齢者は増え、現役世代が減少することが見込まれています。聖隷福祉事業団(以下、聖隷)としても、将来の社会を想定し、持続可能な法人のあり方、他法人との連携の形を検討していかなければならないと感じています。引き続き、地域共生社会の実現に向けて、多様な人材の確保と柔軟な働き方、経営の一層の安定化に取り組み、AIやICTなど次世代ヘルスケアへの対応を準備していきます。

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1.多様な人材確保・育成と柔軟な働き方への対応
 人生100年時代といわれる中、シニア世代に期待する役割や業務・働き方を明確にし、能力や成果が発揮できる仕組みをつくる、その為の処遇や評価を含めて検討していきます。
 また、外国人や障がい者、子育て・介護・病気の治療などと仕事を両立する職員など多様な人材が活躍し、長く働き続けられる環境、女性の更なる活躍推進に向けた取り組み・研修、将来の管理者の育成などを含め、聖隷の事業の根幹である人づくりを継続していきます。

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2.社会福祉法人の使命の追求と地域共生社会の実現 それぞれの地域で困っていること、制度の狭間のニーズに行政や制度では対応できないこと、高齢者や障がい者、子どもなど、地域のセーフティネットを守る取り組みを更に推進していきます。

 また、近年、地震や台風など大規模な災害が毎年のように発生する中、災害拠点病院や協力病院、福祉避難所などの役割を担っている施設は更なる機能の強化を進め、その他の施設においても災害時に期待される役割を明確にし、地域に貢献できるよう整備していきます。

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3.先駆的な取り組みと最高のサービスの提供
 2006年に病院の電子カルテ化を開始し、その後も医療・介護記録のICT化を図ってきましたが、今後は蓄積されたデータが活用されるよう、ネットワークづくりに力を入れていきます。その他、AIやロボットなどの情報技術を活用することで、時代の変化に対応した新たなサービスの創出、先駆的な取り組みを推進していきます。一方で、聖隷らしい質の高いサービスを大切にし、今後も医療や介護の先進国における取り組みを学び、聖隷のサービス・技術を世界水準のものとして、海外へ提供することを考えていきます。
 地域・企業の健診事業や介護・認知症・フレイル予防を推進するとともに、健康経営に取り組んでいきます。また、公的機関と共同して聖隷に蓄積されたデータを分析することで、ゲノム・遺伝子医療などの先進医療に役立て、地域全体の健康を守り、医療の質向上につなげていきます。社会健康医学や医工連携などの事業に参画することで、医療・福祉を通じた地域のまちづくり、産業発展にも貢献していきます。

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4.経営の安定化と将来を見据えた組織改革
 今年は診療報酬の改定が予定されていますが、ここ数年、医療機能の分化や医療と介護の役割分担が大きなテーマとなっています。ご利用者や地域内のニーズを再検証し、どのように役割を果たしていくか、自施設の機能がどうあるべきか、また、地域内の医療資源やサービスとどのように連携するか、地域毎に将来を見据えた医療提供体制についても考えていく必要があります。
 2000年以降、事業は拡大し、施設数は69から158施設、職員数は約4,200名から約15,500名へ拡大してきました。これまで聖隷は事業部制で運営を行ってきましたが、将来にわたり持続可能で総合化力が発揮できるよう、事業部制や執行役員体制の見直しが必要であると感じています。また、地域内の社会福祉法人の経営力の強化や連携したサービスが期待される中、厚生労働省の「社会福祉法人の事業展開等に関する検討会」へ連携推進法人制度の創設に関して私の意見を申し上げました。今後の議論の行方を注視するとともに、他法人との連携のあり方を検討していきます。

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配信元企業:社会福祉法人 聖隷福祉事業団
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