このたび、 渡文株式会社（代表取締役社長 渡邉隆夫）と 株式会社テムザック（代表取締役 髙本陽一）は、かつて西陣織生産に使用していた建物を活用して、 最先端ロボット技術の研究拠点を開設することに合意いたしました。
歴史と伝統がある西陣織物ですが、大きな時代の波にさらされ浮沈を繰り返してきました。
明治になって首都が東京に移され、京都の街全体が勢いを失っていた時には、海外の先進技術を積極的に導入してジャカード織などの技術を取り入れ近代化に成功し、日本の機械産業の生誕地となりました。
しかし近年では、日本のファッション文化の多様化や国際的な競争激化など、和服産業・織物工業を取り巻く環境は厳しい状況下にあります。一方、 京都の街は観光では大きな成功を収めています。
今後は、多くの大学、研究機関、そこに世界中から集う研究者と共にさらなる発展が望まれています。
そこで、地域の振興、今後の西陣の発展に寄与することが見込まれるロボット開発に取り組んでいる
株式会社テムザックと協議し、 地域の産業活性化の起爆剤となり得る先端ロボット研究所開設により、地域創造に協力することとなりました。
研究所の事業開始を記念して、下記要項にて記者発表会を開催するとともに、 施設のご案内を行ないます。ぜひご来場いただきますようよろしくお願いいたします。
【設立記者発表会・施設ご案内】
◆ 日時：2017 年 6 月 5 日（月）（受付開始10時30分）11 時 00 分～12 時 00 分
◆ 場所：〒602-8482 京都市上京区大黒町689-1
◆ 内容：（ 予定）
● 「 株式会社テムザック 中央研究所」 暖簾 授与式
研究所名入り暖簾を渡邉社長から髙本社長に授与、 共同で暖簾掛け
● 施設内部ご紹介
● 記者発表
渡邉社長挨拶
中村研究所所長挨拶
髙本社長ロボット研究方向性説明
質疑応答
【渡文株式会社について】
1907年創業「 ほんものを結ぶ喜びを・・・」を社の理念として、 結び良い、 常に結ぶ女性の目線での帯づくりを続ける西陣織帯地メーカー。
伝統と技術の継承に取り組み、 帯の製造だけでなく能衣装の復原、 スキンケアグッズの開発、 帯屋の技術をネクタイに取り入れる等、 次世代に繋ぐ新たな伝統文化の創造を目指しています。
町並みの保存や地域文化の振興にも力を入れ、工房公開や美しい街並みの育成にも取り組んでいます。
・住所 ： 京都市上京区浄福寺通上立売上ル大黒町693
・電話 ： 075-441-1111
【株式会社テムザックについて】
2000年1月 福岡県北九州にて設立されたサービスロボット開発専業企業。
災害救助、 警備、 介護、 歯科教育用シュミレーター、 家庭用見守りなど多様な実用ロボットを手掛ける
日本のロボット開発パイオニア。
・本社 ： 福岡県宗像市江口465
・電話 ： 0940-38-7555
【ご取材お申込み、及び、本件に関するお問い合わせ】
渡文 株式会社：
連絡先 TEL 075-441-1111 FAX 075-431-0001
E-mail info@watabun.co.jp 担当者 冨川
株式会社 テムザック 中央研究所：
連絡先 TEL 075-748-0856 FAX 075-748-0857
E-mail hiromi.mori@tmsuk.co.jp 担当者 総務部 森・上田
【取材申込み】
ご取材いただける場合は、下記ご取材連絡用紙にご記入のうえ、原則6 月２日 （金曜日） 16時 までに、
ＦＡＸ・メール・電話にてお申込み下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。
