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ヴァンダービルトがパース・バイオサイエンシズのギガラボを採用、麻疹・おたふく風邪・風疹に対する初期中和抗体のアトラスを作成



研究者たちは中和抗体候補の治療法を開発するために、MMR(麻疹・おたふく風邪・風疹)ワクチンによって誘発される形質芽細胞の優勢なサブタイプの特定を目指す

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ヴァンダービルト大学医療センターとパース・バイオサイエンシズは、麻疹、おたふく風邪、風疹に対する中和抗体の形成に重要な初期免疫細胞クロノタイプである形質芽細胞の多様性を理解するため、単一細胞アトラスを作成する戦略的協業を発表しました。この取り組みは、ワクチンによる中和抗体の形成を最も包括的に理解し、これらの感染因子に対して優勢かつ有効な抗体を特定することを目的としています。




この大規模免疫細胞研究の開発は、ヴァンダービルト大学抗体治療センターのセンター長であるジェームズ・クロウ博士が主導します。


クロウ博士は「この協業により、これまでで最大規模の中和形質芽細胞の単一細胞アトラスを作成することが可能になります」と述べています。「数千万ものB細胞受容体をシーケンスしマッピングすることで、最も強力な抗体系統を明らかにし、抗体の発見を加速させ、ワクチン設計にも役立てることができます。また、これらの知見によって、新たに出現する感染症の脅威への対応や、既存の予防接種戦略の最適化を進める上で大きな強みが得られます。」


パースのエバーコード・ケミストリーを活用することで、ギガラボは大規模な単一細胞データセットを迅速に生成し、これらの免疫細胞を非常に高い精度でシーケンスすることが可能です。


パース・バイオサイエンシズの最高技術責任者(CTO)であるチャーリー・ロコ博士は、次のように述べています。「ジェームズ・クロウ博士やヴァンダービルトのチームとこのような刺激的なプロジェクトに取り組めることを大変嬉しく思います。ギガラボによって実現されるスピードとスケールにより、これらのウイルス抗原に曝露した後に存在する前例のない数の免疫細胞をシーケンスすることが可能になります。多様な患者における免疫の多様性、クローン増殖、および抗体の抗原特異性をより深く理解できるだけでなく、これらの知見は、新規治療用抗体の特定につながる可能性も秘めています。」


パース・バイオサイエンシズについて


パース・バイオサイエンシズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速させることを使命として世界的に活動するライフサイエンス企業です。研究者が、今までにない規模と容易さでシングルセル・シーケンシングを行えるよう支援しています。その先駆的なアプローチが、がん治療、組織の修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫システムといった分野での画期的な発見を可能にしています。


共同設立者のアレックス・ローゼンバーグとチャールズ・ロコがワシントン大学で開発したテクノロジーにより、パースは1億ドル以上の資金を調達し、世界中で3000社以上の顧客に利用されています。同社の拡大し続ける製品ポートフォリオには、Evercode™ Whole Transcriptome、Evercode™ TCR、Evercode™ BCR、Gene Select、データ解析用ソリューションのTrailmaker™などが含まれます。


パース・バイオサイエンシズは最近、シアトルの活気あるサウスレイクユニオン地区で拡張を行い、新本社と最先端の研究所を構えました。詳細情報については、 https://www.parsebiosciences.com/ をご覧ください。


Contacts


Media Contact:

Kaitie Kramer – kkramer@parsebiosciences.com

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