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アマゾン、40億ドル超の投資でチリにインフラストラクチャ・リージョンを開設


Amazon Web Services(AWS)は、2026年末までにチリで新たなインフラストラクチャ・リージョンを開設することを発表しました。この新リージョンは3つのアベイラビリティゾーンで構成され、チリを含む中南米で高まるクラウドサービス需要に応えます。これにより、チリ国内の企業や教育機関、政府機関などが、より安全で低遅延なサービスを提供できるようになります。AWSは、チリでのデータセンター建設や投資に40億ドルを投じ、現地のデジタルスキルの育成や人材採用を通じて、地域経済の成長とデジタルトランスフォーメーションに貢献することを目指しています。今回の発表は、アマゾンの持続可能性への取り組みと共に、グローバルなクラウドインフラの多様化をさらに進めるものであり、チリ及び中南米の技術革新を牽引するものです。

新たなAWS南米(チリ)リージョンによって、顧客はチリ国内でのワークロードの実行、コンテンツの安全な保存、エンドユーザーへのさらに低遅延なサービス提供が可能に

チリの主要なAWS利用企業であるアグロスーパー、アンドレス・ベージョ大学、チリ銀行、イタウ銀行、BancoEstado、BCI Mach、Cencosud、コカ・コーラ・アンディナ、Coopeuch、Copec、Data Observatory、Femsa Salud、LATAM航空、Salcobrand、TransbankなどがAWSによる革新を実現

シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --アマゾン(NASDAQ:AMZN)は、2026年末までにチリでアマゾン ウェブ サービス(AWS)のインフラストラクチャ・リージョンを開設する計画を発表しました。新たに開設されるAWS南米(チリ)リージョンにより、開発者、スタートアップ、起業家、企業だけでなく、金融サービス、小売業者、教育機関、政府機関、非営利団体などの組織も、チリに設置されたデータセンターからアプリケーションを実行し、エンドユーザーへサービスを提供するためのさらなる選択肢を得ることが可能になります。アマゾンは、長期的な取り組みの一環として、チリ国内におけるデータセンターの建設、接続、運用、保守を支援するために、40億ドル超を投資する計画です。AWSのグローバル・インフラストラクチャに関する詳細は、こちら(aws.amazon.com/about-aws/global-infrastructure)をご覧ください。

AWSインフラサービス担当副社長であるプラサド・カリヤナラマンは、次のように述べています。「AWS南米(チリ)リージョンは、中南米全体およびチリ国内で急速に高まるクラウドサービスの需要に対し、安全で信頼性が高く、効率的なクラウドインフラを提供するうえで大きな役割を果たします。新たなAWSリージョンの開設により、各組織は人工知能(AI)や機械学習といった先進的なAWSテクノロジーを活用して、成長、生産性、そして革新を加速させることが可能になります。現地の人材、教育の機会、デジタル・スキルのトレーニングへの投資を通じて、今後も長きにわたりチリの経済成長とデジタル・トランスフォーメーションに貢献できることを誇りに思います。」

チリの科学・技術・知識・イノベーション大臣であるアイセン・エチェベリー・エスクデロ氏は、次のように述べています。「AWSによるチリでのインフラ拡大は、先端技術とイノベーションおよびテクノロジー企業が成長できる環境づくりに対するチリの強いコミットメントを示す明確な一例であり、国家データセンター・プランがその先導役を担っています。今回の投資は、我が国に対する明確な信頼の表れであり、地域全体における技術開発と革新への強い取り組みを示しています。」

  • AWS南米(チリ)リージョンは開設時点で3つのアベイラビリティゾーンによって構成される予定であり、これにより、世界に展開する36のAWSリージョンにおける既存の114のアベイラビリティゾーンに加わることになります。
  • 今回の発表により、AWSは今後、チリ、ニュージーランド、サウジアラビア王国、台湾、そしてAWS欧州ソブリンクラウドにおいて、16のアベイラビリティゾーンと5つのAWSリージョンを新たに開設することを明らかにしています。
  • チリに新設されるAWSリージョンは、これまでのAWSクラウドと同様に、企画・設計段階からの統制(sovereign-by-design)に基づいて構築されます。
  • AWSは、分析、コンピュート、データベース、IoT、生成AI、機械学習、モバイルサービス、ストレージ、その他クラウド技術など、幅広く高度なポートフォリオを提供しています。
  • 中南米全体で進むクラウド導入の拡大を支援するため、アマゾンはチリでのAWS AcademyAWS EducateAWS Skill Builderなどのプログラムを通じて、学生、地域の開発者や技術専門職、非技術職の専門家、そして次世代のITリーダーのスキル向上に引き続き投資を行っています。アマゾンは2017年以降、チリ国内の10万人以上を含む中南米全体の200万人以上に対して、クラウドスキルのトレーニングを提供してきました。
  • デジタルスキルの発展に貢献するという取り組みの一環として、AWSはチリの新リージョンの運営・支援のために、さらに多くの現地人材の採用と育成を進めていきます。
  • 業務の運用にAWSを利用しているチリの主な組織には、アグロスーパー、アンドレス・ベージョ大学、チリ銀行、イタウ銀行、バンコエスタド、BCI Mach、センコスード、コカ・コーラ・アンディナ、クーペウチ、コペック、データ・オブザーバトリー、Femsa Salud、LATAM航空、サルコブランド、トランスバンク、その他多くの企業が含まれます。
  • チリのAWSパートナーには、デロイト、アクセンチュア、NTT、CloudHesive、SoftwareOne、Arkhoなどが参画しています。AWSパートナーの全リストについては、こちら(aws.amazon.com/partners)をご覧ください。
  • アマゾンは、より持続可能な企業になることを目指し、「The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)」の一環として、2040年までに事業全体でネットゼロカーボンを達成することにコミットしています。アマゾンはThe Climate Pledgeを共同設立しており、2019年に最初の署名者となりました。
  • AWS南米(チリ)リージョンは主に空冷方式を採用しており、AWSの試算では、冷却システムにおける水の使用は年間のわずか約4%にとどまる見込みです。開設時点での水使用量は、チリの一般家庭2世帯分の年間平均水使用量を下回る予想です。

アマゾンのチリへの投資

新たに開設されるAWS南米(チリ)リージョンは、アマゾンによる最新のチリへの投資であり、顧客に対して先進的かつ安全なクラウド技術を提供することを目指しています。

  • 2019年、AWSはチリにAmazon CloudFrontエッジ・ロケーションを開設しました。Amazon CloudFront は、高いセキュリティと柔軟なプログラミング性を備えたコンテンツ配信ネットワーク(CDN)であり、世界中のユーザーに対してデータ、動画、アプリケーション、API を低遅延かつ高速で配信します。
  • 2021年、AWSはチリのプンタ・アレーナスにAWS Ground Stationのアンテナ拠点を開設しました。AWS Ground Stationは、フルマネージド型のサービスで、顧客は、衛星通信の制御や衛星データの処理、宇宙関連のワークロードをより頻繁に行うことが可能で、衛星運用をグローバルに拡張することができます。
  • 2021年、AWSはチリでAWS Outpostsの提供を開始しました。AWS Outpostsは、AWSのインフラストラクチャを顧客の施設内に拡張するフルマネージド型サービスです。AWS Outpostsは、AWSが管理するインフラへのローカルアクセスを提供することで、顧客はAWSリージョンと同じプログラミング・インターフェースを使用してオンプレミス上でアプリケーションを構築・運用でき、真に一貫したハイブリッド環境を実現することが可能です。
  • 2023年、AWSはチリにAWS Direct Connectロケーションを設置しました。これにより、顧客はAWSと自社のデータセンター、オフィス、コロケーション環境との間でプライベート接続を確立できるようになりました。
  • 2023年、AWSはまた、チリのサンティアゴにAWS Local Zonesを開設し、同国におけるインフラの展開をさらに拡大しました。AWS Local Zonesは、コンピュート、ストレージ、データベース、その他特定のサービスを、大規模な人口密集地、産業拠点、ITセンターの近くに配置するAWSインフラ展開の一形態です。これにより、顧客は1桁ミリ秒の低遅延を必要とするアプリケーションをエンドユーザーへ提供することを可能としています。

安全で、信頼性が高く、エネルギー効率にも優れたクラウド・インフラストラクチャ

アベイラビリティ・ゾーンは、ビジネス継続性を支えるのに十分な距離を保ちながらも、複数のゾーンを利用する高可用性アプリケーションに対して低遅延を実現できるよう、適度な近接性も確保されています。各アベイラビリティ・ゾーンは、独立した電源、冷却設備、物理的セキュリティを備えており、冗長性のある超低遅延ネットワークで相互に接続されています。高可用性を重視するAWSの顧客は、複数のアベイラビリティ・ゾーンでアプリケーションを稼働させる設計を行うことで、さらに高い耐障害性を実現することが可能です。

データセンターの設計を最適化し、専用チップに投資し、新しい冷却技術を革新することで、データセンターのエネルギー効率を向上させる方法を常に模索しています。AWSが委託したアクセンチュアによる報告書によると、AWSのインフラストラクチャはオンプレミスに比べて最大4.1倍効率的であり、ワークロードをAWS上で最適化すると、関連するカーボンフットプリントを最大99%削減できることが見込まれています。AWSの持続可能性への取り組みについての詳細は、こちら(aws.amazon.com/about-aws/sustainability)をご覧ください。

AWS南米(チリ)リージョンは、データの保存場所に関する希望や要件を持つ顧客に対し、チリ国内でコンテンツを安全に保管できる環境を提供します。また、顧客のさらなる低遅延の実現を可能にし、中南米全体でのクラウドサービス需要にも対応します。スタートアップから大企業、政府機関、非営利団体に至るまで、さまざまな顧客が、世界有数のクラウド・プロバイダーであるAWSの先進技術を活用し、革新の推進、コスト削減、そして変革の加速を実現できるようになります。

アマゾン ウェブ サービスについて

2006年以来、アマゾン ウェブ サービスは、世界で最も包括的で広く採用されているクラウドとなっています。AWSはほぼすべてのワークロードをリモートでサポートするためにサービスを継続的に拡張しており、現在では、コンピュート、ストレージ、データベース、ネットワーキング、分析、機械学習と人工知能(AI)、モノのインターネット(IoT)、モバイル、セキュリティ、ハイブリッド、メディア、アプリケーションの開発、展開、管理に関する完全な機能を備えた240以上のサービスを提供しています。このサービスは、36の地理的リージョンにまたがる114のアベイラビリティ・ゾーンで利用可能となっており、AWSはさらに、チリ、ニュージーランド、サウジアラビア王国、台湾、そしてAWSヨーロッパ・ソブリン・クラウドにおいて、16のアベイラビリティ・ゾーンと5つの新たなAWSリージョンを追加する計画を発表しています。急成長を遂げているスタートアップ、大企業、主要政府機関を含む何百万もの顧客が、インフラストラクチャの強化、俊敏性の向上、コスト削減にAWSを利用しています。AWSの詳細については、aws.amazon.comをご覧ください。

アマゾンについて

アマゾンは、4つの指針として、競争よりもお客様に目を向けること、発明に情熱を傾けること、優れたオペレーションに注力すること、長期的に思考することを拠り所としています。アマゾンは、地球で最も顧客中心の企業、地球で最高の雇用主、地球で最も安全な職場となるために努力しています。カスタマーレビュー、1-Clickショッピング、個人に合わせたおすすめ、プライム、Amazonフルフィルメント、AWS、Kindle ダイレクト・パブリッシング、Kindle、キャリア・チョイス、Fireタブレット、Fire TV、Amazonエコー、アレクサ、Just Walk Outテクノロジー、Amazonスタジオ、The Climate Pledge(気候変動対策に関する誓約)などは、アマゾンが先駆的に開始しました。詳細情報については、 amazon.com/about をご覧いただくか、@AmazonNewsでフォローをお願いします。

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