カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --QuantumScape Corporation(以下、「QuantumScape」)と、株式会社村田製作所(以下、「村田製作所」)は、QuantumScapeの固体電池技術に用いられるセラミックフィルムの量産化に向けた協業の検討を始めることに合意しました。


村田製作所は、セラミックスを基盤とした受動部品、ソリューション、通信モジュール、および電源モジュールの設計、製造、販売における世界的な総合電子部品メーカーです。
QuantumScapeのCEOであるシヴァ・シヴァラム博士は、「高精度セラミック製造において卓越した専門性を持つ村田製作所は、当社独自の技術に基づくセラミックセパレーターの生産を拡大していくうえで、極めて優れたパートナーだ」と述べた。「今回の合意は、当社の革新的なセパレーター製造プロセスであるCobraと、村田の実績ある技術力および世界規模の製造力との融合を通して、大きな価値を創出する可能性を秘めている。当社の先進的な固体電池技術と、世界でもっとも要求の厳しい用途向けにセラミックスベースの電子部品を供給してきた村田製作所の長年の実績を組み合わせることができる」
グローバルなエコシステムの構築は、QuantumScapeの資本効率の高いビジネス戦略の中核をなすものだ。業界をリードするパートナーのネットワークを活用することで、固体電池技術の産業化を加速させると同時に、イノベーションと技術進化への注力を維持していく。同社のエコシステムは、主要な装置ベンダー、材料供給業者、自動車OEM顧客、受託製造業者から構成される。各分野の専門家との連携を通して商業化への道筋を効率化するとともに、継続的な技術革新に向けたリソース配分の最適化を図る。
QuantumScapeについて
QuantumScapeは、エネルギー貯蔵技術を革新し、持続可能な未来を実現することをミッションとしています。当社の固体型リチウム金属電池の次世代技術は、より高いエネルギー密度と速い充電、高い安全性を可能にすることで、従来型のエネルギー源を脱却し、より低酸素の未来へと移行する支援を行うことを目的としています。より詳しい情報は、当社ウェブサイト(www.quantumscape.com)をご覧ください。
将来に関する記述
本プレスリリースの記載の一部は、米国1933年証券法(Securities Act of 1993)第27A条(改正後)および米国1934年証券取引所法(Securities Exchange Act of 1934)第21E条(改正後)における「将来に関する記述」とみなされる可能性があります。これには、将来の事業および成長に関するQuantumScapeの計画および目標、ライセンスおよびロイヤルティの前払いを開始するために必要な共同研究契約に基づく十分な技術的進歩を達成する能力、QuantumScapeの技術の性能およびその応用、QuantumScapeの技術の潜在的影響などに関する記述が含まれますが、これらに限定されるものではありません。これらの将来に関する記述は、将来の出来事に関するQuantumScapeの経営陣の現在の期待、仮定、希望、信念、意図、戦略に基づいており、将来の出来事の結果や時期に関する現在入手可能な情報に基づいています。将来に関する記述は本質的にリスクや不確実性を伴うものであり、その中には予測や定量化が不可能なものもあるため、将来に関する記述を将来の出来事の予測として信頼すべきではありません。将来に関する記述に反映されている事象や状況は、達成されない、または発生しない可能性があり、実際の結果は、大量生産プロセスの構築などによる規模の拡大、商業生産および販売に必要な品質、一貫性、信頼性、安全性、コスト、処理能力の達成、経済・財務状況の変化、およびQuantumScapeの年次報告書および四半期報告書、ならびに米国証券取引委員会に随時提出されるその他の文書の「リスク要因」と題された項目で説明されている情報を含むその他の要因によって、将来に関する記述で予測されているものとは大きく異なる可能性があります。適用法で義務付けられている場合を除き、当社はいかなる将来に関する記述も更新する義務を負うものではありません。
Contacts