西暦2025年2月20日 - ヒジュラ暦1446年シャアバーン21日
サウジアラビア、リヤド--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --二聖モスクの守護者であるサウジアラビアのサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ・アール＝サウード国王は2025年2月20日、サウジアラビア・リヤルのシンボルを承認しました。これは、サウジアラビア通貨のアイデンティティを強化する歴史的な動きとなります。
サウジ中央銀行（SAMA）総裁のアイマン・M・アール＝サヤリ閣下は、サウジアラビア・リヤルのシンボルを制定したことについて、二聖モスクの守護者のサルマーン・ビン・アブドゥルアズィーズ国王とムハンマド・ビン・サルマーン皇太子殿下兼首相に深い感謝の意を表しています。
アール＝サヤリ総裁は、今回の決定について、サウジアラビアの金融面でのアイデンティティを、国内、地域、国際的に強化するものだと指摘しています。また、新しいシンボルの導入は、金融・商取引においては段階的に実施され、すべての関係各所と調整を図りながら行われると話しています。
アール＝サヤリ総裁は、このイニシアティブの狙いについて、国のアイデンティティと文化的帰属を促進し、国の通貨の役割を強調し、世界の主要経済国やG20諸国に王国の存在感を示すことだと述べています。このイニシアティブはまた、世界の金融エコシステムにおける同国通貨の役割がますます重要になっていることを意味しています。
総裁は、今回の制定実現までの協力的努力を認め、サウジアラビア王国の文化省、メディア省、サウジアラビア標準・計量・品質機関（SASO）など、SAMAが主導したシンボル開発プロジェクトに貢献したすべての団体にも謝意を表明しています。
最高水準の技術を駆使して開発されたサウジアラビア・リヤルのシンボルは、王国の豊かな文化遺産を体現しており、アラビア書道に基づいたデザインで国の通貨名の「リヤル」と表記されています。このシンボルは、国内、地域、国際的な文脈でサウジアラビア・リヤルの表現を合理化し、あらゆる金融・商取引におけるサウジアラビア・リヤル表記の使用に適するよう工夫されています。
サウジアラビアで「ビジョン2030」のアジェンダが進められる中、このシンボルの発表は、同国の金融システムの重要性と拡大する地域的・国際的な役割を確固たるものにするものです。
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