サウジアラビア・リヤド--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --ボストン・オンコロジー・アラビアとSPIMACOは、中東におけるがん治療の発展に向けた画期的なステップとして、サウジアラビアにおける高度な経口がん治療薬の製造のローカライズ(現地化)に関する基本合意書に調印しました。CPhI Middle Eastカンファレンスで発表されたこのパートナーシップは、患者の転帰(治療の成果)の改善、現地における専門知識の育成、サウジアラビアがビジョン2030の目標として掲げている医療分野の変革への貢献等に両社が取り組んでいくことを示しています。
医薬品のローカライゼーションを主導
技術と知識の移転に重点を置いたこの提携により、両社は必要不可欠な経口がん治療薬の国内商業化に取り組みます。このイニシアチブにより、延命治療が利用しやすくなるだけでなく、サウジアラビア王国の産業・医療インフラが強化されることになります。
「本合意は、サウジアラビアをはじめとする世界中の患者が世界クラスのがん治療を速やかに受けられるよう取り組むうえで、重要なマイルストーンとなります」と、ボストン・オンコロジー・アラビアの最高経営責任者(CEO)であるAbdullah Baaj博士は述べています。「製造の現地化を図り、最先端技術に投資することで、私たちは緊急性の高いニーズに応えるだけでなく、GCC加盟国およびMENA(中東・北アフリカ)地域におけるがん治療の持続可能な未来を形づくっています。」
SPIMACOの最高経営責任者(CEO)であるジェローム・キャバネス氏は次のように付け加えています。「本パートナーシップにより、当社は質の高いがん治療を提供することが可能となり、自立した医療システムをつくるという王国のビジョンに対する当社の取り組みが強化されることなります。このパートナーシップは、当社が患者ケアに尽力していることを示すものであり、製薬業界におけるリーダーとしての役割を強化するものです。」
ビジョン2030に沿った戦略的アラインメント
今回の提携は、地域および世界の医薬品市場におけるサウジアラビアのリーダーシップ強化につながります。高度な経口がん治療薬の現地製造機能を確立するこの提携は、輸入依存度を減らし、現地の産業強化に取り組み、サウジアラビア王国全土の患者のために革新的な治療を受けやすくするという、ビジョン2030の目標に沿うものです。
今後の展望
このパートナーシップでは、今後5年間にわたり主要な経口がん治療薬の商業化に優先的に取り組みます。これにより、雇用創出、現地の専門知識の発展と生産能力の開発、サウジアラビアをはじめとする中東・北アフリカ地域全体において必要不可欠ながん治療への公平なアクセスなど、多大なる恩恵がもたらされます。
今回の提携は、がん治療を前進させ、重要な医療ニーズに対応するための力強い戦略的パートナーシップとなる可能性があります。
ボストン・オンコロジー・アラビアについて
リヤドに本社を置くボストン・オンコロジー・アラビアは、2030年までに10億人の患者の生命に影響を与えることを使命とする大手製薬会社です。同社は、市場の複雑性を乗り越え、製品の価値を充分に市場へ提供すると同時に、圧倒的かつ持続可能な市場シェアを獲得する革新的なアプローチで知られています。世界トップクラスの医薬品のライセンス供与、現地開発、製造に重点を置くボストン・オンコロジー・アラビアは、エンド・ツー・エンドのサプライチェーンにより、必須医薬品への画期的なアクセスを確保し、病院システムに対して迅速、確実かつ安価に提供しています。
詳しくは、https://bostononcology.com/をご覧ください。
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