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PHC、180℃器内乾熱滅菌型CO2インキュベーター「MCO-171AICUVD」を9月に発売



~環境に優しいUV-LEDを殺菌灯に活用、最適な細胞培養環境の創出と研究者のメンテナンス作業の負担軽減に貢献~

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --PHC株式会社 バイオメディカ事業部(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:中村 伸朗、以下「バイオメディカ事業部」)は、製薬企業及び研究施設・医療機関向けに、器内の汚染制御性能とユーザビリティの向上を追求した180℃器内乾熱滅菌型CO2インキュベーター「MCO-171AICUVD」(※1)を9月に販売開始しますので、お知らせいたします。






がんや感染症などの研究が世界的に進むなか、バイオ医薬品やワクチンなどの創薬研究が拡大しています。特に、再生医療や細胞・遺伝子治療などの先端治療の研究開発と実用化に向けた取組みによって、細胞培養の需要が高まるとともに、高品質な細胞をより効率的に培養できるソリューションが今まで以上に求められています。


この度発売する「MCO-171AICUVD」は、独自の制御技術と器内汚染防止技術を用いて最適な細胞培養環境を創出し、使い勝手の良さで研究者のメンテナンス作業の負担軽減に貢献するCO2インキュベーターです。


<本製品の特長>



  • 細胞培養環境を迅速に最適化

    湿度の影響を受けにくく、2種類の赤外線波長を測定可能な「デュアルIRセンサー」を活用し、独自の制御技術で正確にCO2濃度を制御します。これにより、製品扉の開閉後に器内のCO2濃度を素早く設定値まで復帰させ、迅速に細胞培養環境を最適化します。



  • 培養中の器内汚染リスクと環境負荷を低減

    高い抗菌効果と耐腐食性を合わせ持つ銅合金ステンレス製の内装の他、UV-LED(※2)を殺菌灯に採用した加湿水殺菌システムを新たに搭載することで、培養中の器内汚染リスクの抑制効果がさらに向上します。また、UV-LEDは有害な水銀を含まないため、環境負荷低減にも貢献します。



  • メンテナンスの負担軽減

    長寿命(※3)のUV-LEDを使用した殺菌灯は定期交換が不要なため、メンテナンス作業を軽減できます。更に、内箱と棚受けが一体化したシンプルな器内構造で清掃が行いやすく、研究中のダウンタイム削減に寄与します。


バイオメディカ事業部は、1966年に薬用保冷庫を国内で発売して以来、保存・培養機器を中心とした幅広いライフサイエンス機器の開発に取り組んでまいりました。今回の新製品は、培養機器の製品ラインアップ拡充を目的として開発したものです。


PHC株式会社で取締役及びバイオメディカ事業部長を務める高魚 力は、次のように述べています。「当社は、1984年にCO2インキュベーターを発売し、以降、製品の品質性能の向上を目指して新たな技術開発を進めてまいりました。今では、当社のCO2インキュベーター事業は、国内市場においてトップシェア、グローバルでは第2位のポジション(※4)を確保するまでに成長し、世界中の研究者にご評価いただいております。この度の新製品は、創薬やライフサイエンス研究に携わる研究者の皆様に最適な培養環境を提供し、効率的に研究を進めるための一助になるものと期待しています。当社は、長年培った技術と品質に更に磨きをかけ、お客様の課題解決に繋がるソリューションの提供を通じて、最先端のライフサイエンス研究とモダリティ(治療手段)の進化への貢献を目指してまいります。」















(※1)


URL:www.phchd.com/jp/biomedical/incubation/CO2incubators/mco-171aicuvd


(※2)


265nmのピーク波長で高い殺菌効果を発揮するUV-Cを照射するLED光源


(※3)


同製品仕様に基づき算出した寿命(光出力が初期値の70%まで減衰する時間):約31,500時間


 


同製品の扉開閉を1日30回行った場合のUV点灯時間をベースに算出した寿命:約17年


 


(但し、同製品は、光出力が規定値の70%以下に減衰すると、その分照射時間を延長する仕様であるため、寿命を過ぎても殺菌力は維持可能)


(※4)


出典:Global Assessment of Life Science Equipment 2023 (Frost &Sullivan)


<PHC株式会社・バイオメディカ事業部について>


1969年に設立されたPHC株式会社は、グローバルヘルスケア企業として事業を展開するPHCホールディングス株式会社(コード番号6523 東証プライム)の日本における事業子会社です。ライフサイエンス事業を担うバイオメディカ事業部では、事業ブランド「PHCbi」を掲げ、超低温フリーザーやCO2インキュベーターをはじめとした研究・医療支援機器及びサービスの提供を通じて、約110の国と地域における研究者と医療従事者への支援に取り組んでいます。

www.phchd.com/jp/biomedical/about-phcbi


<PHCホールディングス株式会社について>


PHCホールディングス株式会社(証券コード 6523 東証プライム)は、健康を願うすべての人々に新たな価値を創造し、豊かな社会づくりに貢献することを経営理念とするグローバルヘルスケア企業です。傘下にPHC株式会社やアセンシア ダイアベティスケアホールディングス、エプレディアホールディングス、株式会社LSIメディエンス、ウィーメックス株式会社、メディフォード株式会社などを持ち、糖尿病マネジメント、ヘルスケアソリューション、診断・ライフサイエンスの事業領域において、開発、製造、販売、サービスを行っています。2023年度の連結売上収益は3,539億円、世界125以上の国と地域のお客様に製品・サービスをお使いいただいています。PHCグループはPHCホールディングス株式会社とその事業子会社の総称です。

www.phchd.com/jp 


Contacts


【お問い合わせ先】

<製品サービスに関する窓口>

PHC株式会社 バイオメディカ事業部マーケティング部 岡田昌代

電話:080-4816-3259  E-mail:masayo.okada@phchd.com


<IR報道関係窓口>

PHCホールディングス株式会社 IR・広報部 荒井広子

電話:03-6778-5311  E-mail:phc_pr@gg.phchd.com

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