増加中のシングルセル 製品ラインナップがさらに充実
米ワシントン州シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- パース・バイオサイエンシーズは、シングルセルをプールしたCRISPRのスクリーニングをかつてない規模で実現する「CRISPR Detect」の発売を発表しました。当社はアクセスが容易でスケーラブルなシングルセル・シーケンシング・ソリューションの大手プロバイダーです。
大量にプールされたCRISPRのスクリーニングは、ゲノム規模で遺伝子の機能を解明する貴重なツールとなっています。これにシングルセル解析を加えることで、個々の遺伝子摂動を情報量の多いトランスクリプトーム形質発現と組み合わせます。この手法によりプールされたCRISPRのスクリーニングを通じてできることは、異常を示す細胞種類の特定、 遺伝子発現、制御ネットワーク、シグナルパスウェイ、その他複雑なシグネチャーにおける変化の定量化にまで拡大しています。ただし、これら研究の応用範囲と規模の拡大には、液滴を使用するシングルセルRNAシーケンス技術のスループットとコストが制約となっていました。
CRISPR Detectでは、実験1回あたり最大100万個の細胞で摂動と転写特質を組み合わせ可能にすることで、既存のParse Evercode技術の規模をシングルセルCRISPRスクリーニングで実現します。その結果、シングルセルCRISPRスクリーニングの応用範囲は、標的を定めたバリデーション試験での使用にコストが足枷となる新薬発見分野を中心に、拡大が予想されます。
パース・バイオサイエンシーズの最高技術責任者(CTO)を務めるチャーリー・ロコ(博士)は、「シングルセルの関連コミュニティにCRISPR Detectを提供できることになり、喜ばしく思います。特に、遺伝子スケールのスクリーニングと可能性を新薬発見におけるシングルセルCRISPRスクリーニング用途にまで拡大できることに関して、早期投資家からの反応が楽しみです」と述べています。
併せて、すべてのEvercode製品について、UDI(ユニーク・デュアル・インデックス)の利用を拡大することも発表します。UDIはシーケンシング・データの質を向上し、ともに分析可能なEvercodeシーケンシング・ライブラリーを増やすことができます。
CRISPR DetectとUDIは6月15日午前9時PTに予定されるウェビナーの主要テーマとなります。詳細は、https://parse.bio/3IFc8CRをご覧ください。
パース・バイオサイエンシーズについて
パース・バイオサイエンシーズは、人々の健康と科学研究の進歩を加速することを使命として世界的に活動するライフ サイエンス企業です。研究者が前例のない規模と容易さでシングルセル シーケンシングを行えるその先駆的なアプローチにより、がん治療、組織修復、幹細胞治療、腎臓および肝臓疾患、脳の発達、免疫といった分野における画期的な発見が可能になりました。
パースは、共同創設者のアレックス・ローゼンバーグとチャールズ・ロコによってワシントン大学で開発された技術を活用し、5000 万ドルを超える資金を調達し、その技術は現在世界中で1000に近い顧客によって使用されています。その製品ポートフォリオは拡大を続けており、Evercode Whole Transcriptome、Evercode TCR、Gene Capture、データ分析ソリューションなどがそれに含まれます。
パースは最近、本拠とするシアトルの活気あるサウスレイクユニオン地区に、面積3万4000平方フィートの本社と最先端研究所を開設しました。詳細は、https://www.parsebiosciences.com/をご覧ください。
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