2年間のリターンが主要アセットクラスを上回ることを示し、新たに投資家を勧誘
メルボルン、オーストラリア--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 炭素市場において専門性を有する投資家であるカーボン・グロース・パートナーズ(CGP)は、「カーボン・グロース・ファンド2号」の募集を再開します。まずは2023年6月末までに2000万米ドルの資金を集め、2024年中旬までに2億米ドルの調達を行います。カーボン・クレジットやカーボン・オフセット・プロジェクトといった分散されたポートフォリオに投資することで、ファンドとしては年率20%の目標リターンを設定しています。
今回の資本調達は、CGPの最初のファンドである「カーボン・グロース・オポチュニティーズ・ファンド」が現金、株式、債券、金、暗号通貨等の主要アセットクラスを大きくアウトパフォームし、2021年7月の運用開始以来17%のリターンをあげたと発表したことを受け実現したものです^。
「炭素はいまだにもっとも割安なアセットクラスのひとつであり、当社は企業がネット排出量の削減に尽力することにより、大幅な価格上昇が見込まれると考えております」と、カーボン・グロース・パートナーズの最高経営責任者(CEO)であるリッチ・ギルモアは述べています。「カーボン・グロース・ファンド2号の募集を再開することで、投資家は絶好の機会を活かすことができると同時に、質の高い、自然とテクノロジーを基盤としたソリューションに資金提供することで、世界中の気候行動を加速させることが可能となります」
特に排出量削減が困難な産業において、カーボン・オフセット市場はネット・ゼロを実現するうえで重要な要素です。格付機関のSylveraと調査会社のTrove Researchが2023年に発表した調査によると、カーボン・オフセットを利用している企業は、利用していない企業に比べて100%以上の国内の脱炭素化を達成しています。設立以来、CGPは第三者認証排出削減量または3700万トンの温室効果ガスの削減に寄与するプロジェクトに2億3000万米ドル以上を投資してきました。気候変動リスク同様、CGPの投資は国連が掲げるSDGsの17の目標のうち15番目の目標への取り組みを支援してきました。
CGPのファンド投資は5大陸の27か国におよびます。主な投資対象としては自然を基盤とした気候変動ソリューション、再生可能エネルギーや省エネ家庭用電化製品等が挙げられます。プロジェクトは成果の質と信頼性が担保されるように包括的な枠組みで評価され、環境や社会的要素に配慮し、現地コミュニティと公平に恩恵を分けあうことが求められます。カーボン・グロース・ファンド2号の目下の資本調達は2023年6月30日にクローズ予定です。
カーボン・グロース・パートナーズについて
カーボン・グロース・パートナーズ(CGP)は世界の炭素市場における主要な投資運用会社です。CGPのポートフォリオは最も信頼性の高いカーボンアセットで構成されており、「利益を生む」、「自然の保護・再生」、「レスポンシブルビジネスを実現するために質の高いカーボンオフセット・ソリューションをもたらすことで、気候行動を加速させる」といった3つの重要な成果を実現しています。
^出典:
資産 | パフォーマンス 2021年7月 – 2023年5月 | 出典 |
カーボン・グロース・オポチュニティーズ・ファンド | 16.6% | カーボン・グロース・パートナーズ |
金 | 10.0% | |
KRBN Carbon ETF | -0.1% | |
S&P 500 | -3.4% | |
S&P 10-Year Treasury Index | -14.1% | |
ビットコイン | -18.8% |
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