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シュルンベルジェがSLBに社名変更、エネルギーの未来を推進するテクノロジー企業に


新しいアイデンティティーは、今日の世界のエネルギー需要に対応してエネルギー転換の道を拓くために、エネルギー革新と脱炭素化に焦点


ヒューストン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- シュルンベルジェ(NYSE:SLB)は本日、新しい社名「SLB」を発表しました。これにより、脱炭素エネルギーの未来に向けた当社のビジョンを強く打ち出し、世界最大の油田サービス企業から、バランスのとれた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバルなテクノロジー企業へと転換することを明確にしています。本日より、伝統あるシュルンベルジェのブランドとほぼすべての関連ブランドを、新しいSLBブランドの下に統合し、当社が現在いる場所とこれから向かう方向を象徴した新しいロゴなど、刷新されたビジュアル・アイデンティティーを導入します。

SLB最高経営責任者(CEO)のオリビエ・ル・プェッシュは、次のように述べています。「私たちは今日、増大する需要に対応するために、信頼性とアクセス性に優れた廉価なエネルギーを提供しつつ持続可能な未来のために脱炭素化を急速に進めるという両立が困難な世界最大の課題に直面しています。この2つの課題は、エネルギーの低廉性、エネルギー安全保障、そして持続可能性のバランスが必要です。また、石油・ガス業界における技術革新および脱炭素化と、クリーンエネルギー・ソリューションとの間で、バランスを取る必要があります。バランスの取れた地球のために、バランスのとれたエネルギーの組み合わせが必要なのです。私たちの新しいアイデンティティーは、今日の世界のエネルギー需要を促進してエネルギー転換の道を拓くために、より遠くへより速く前進できるように取り組むSLBの決意を象徴しています。これは大胆な挑戦です。しかし当社の人材、技術、パフォーマンスの実績は比類がなく、この挑戦に応える体制が整っています。」

ブランドの進化

SLBブランドは、エネルギー・サービス業界における1世紀近くに及ぶ技術革新と産業化の専門知識を基盤としています。当社は過去3年間、低炭素・ゼロ炭素のエネルギー技術ソリューションに今まで以上に注力できるように基礎固めをしながら、石油・ガス業界で革新、脱炭素化、パフォーマンスを推進し続けてきました。

  • SLBは2020年に、低炭素技術とカーボン・ニュートラル技術に関する提携と機会を探るために、ニューエネルギー事業を立ち上げました。これを機に、新しい技術や提携関係を通じて新エネルギーの未来における当社の役割を拡大できるように、何年にも及ぶ取り組みが始まりました。
  • SLBは2021年に、自社技術の使用からのスコープ3総排出量を含めたネットゼロ目標を掲げるエネルギー・サービス業界で最初の企業となりました。
  • この取り組みと並行して、SLBは、科学的根拠に基づいた排出削減の定量化可能な恩恵をもたらす移行テクノロジー・ポートフォリオを導入しました。その一例として、SLBのゼロフレアリング坑井試験・クリーンアップ技術があります。この技術を使い、顧客はCO2排出を最大8万トン削減しましたが、それは1年間にわたって1万8000台近い自動車を運転しないことに相当します。
  • 今年初めに、当社は石油・ガス事業におけるメタン排出の除去を専門に手がけるSLBエンドツーエンド・エミッション・ソリューション(SEES)事業を発表しました。メタンはCO2と比べて温暖化効果が20年間で84倍、100年間で28倍に上るため、業界で重要な目標となっています。SLBは最近、操業中のメタン排出による温暖化影響を抑制するエネルギー企業の取り組みを支援する石油ガス気候イニシアチブの「メタンガス排出量ゼロを目指すイニシアチブ」に参加しました。

SLBの現在

SLBは、このような進展を活用し、バランスの取れた地球のためにエネルギー革新を推進するというブランドプロミスの指針に則り、次の4分野で顧客に成果重視のソリューションを提供することに注力していきます。

  • 新エネルギー・システム:SLBは、明日の新エネルギー・システムの開発と拡張に注力します。新エネルギー事業が、当社の戦略的な原動力として進化する中、SLBはさまざまな業界にわたって提携を結び、炭素ソリューション、水素、地熱および地中エネルギー、エネルギー貯蔵、重要鉱物の5つの領域で技術を開発します。これには、地球からのエネルギーを利用可能にすることで、建物のカーボン・フットプリントを削減する当社のCelsius Energy事業のほか、フランスの再生可能エネルギー研究機関であるCEAやその他のパートナーとの官民提携によって設立されたクリーン水素技術企業Genviaが含まれます。
  • 産業の脱炭素化:とりわけ脱炭素化が困難な産業で排出を削減することが、ネットゼロの目標達成で極めて重要です。SLBはすでに、この分野で影響を与えるべく、取り組みを進めています。当社は先月、デジタル持続可能性プラットフォームを開発して脱炭素化が困難な産業分野向けに持続可能性ソリューションを提供する計画を発表しました。SLBは、複数業界の脱炭素化で最も重要な手段の1つである炭素回収・利用・貯留(CCUS)の技術と機会の拡大にも注力しています。
  • 大規模なデジタル化:エネルギー業界全体でデジタル能力が成長を続けており、パフォーマンスと効率をけん引する重要な原動力になっています。SLBの顧客は、当社のデジタル製品やサービスを使用し、透明性、より優れた測定、より効果的な計画、より影響のある健全な成果を推進して持続可能性の目標達成に役立てることができます。SLBは最近、高度なワークフローを加速させるエンタープライズ・データ・ソリューションの商業リリースを発表しました。この最新の革新は、エネルギー・データのオープンな業界標準であるOSDU™技術標準の新たな要件に合わせて構築されています。
  • 石油・ガスの革新:SLBは数十年にわたる技術の進歩に基づき、石油・ガス資産の探査と開発をよりクリーンかつ強靱で効率的なものにして低炭素で環境への影響を低減できる新しい製品、サービス、技術の革新を続けていきます。今後も当社の盆地適合化アプローチを発展させ、操業する地域や環境に合わせた特注技術やカスタム技術を開発します。SLBは、効率とパフォーマンスを向上させるデジタル活用技術、移行テクノロジーのポートフォリオ、そしてSEESメタン除去事業の継続的な成長を通じて、顧客が競争力のある価格で、1バレル当たりの炭素強度を低減しながら埋蔵資源からの生産を増加させることができるソリューションを提供します。

SLBの最高戦略・持続可能性責任者のカタリナ・ブメルブルク博士は、次のように述べています。「当社の新しいアイデンティティーは、当社が行うあらゆることの中心に持続可能性を据えてエネルギー移行を加速させるという私たちの意欲を大胆に象徴しています。新しいブランドと戦略は、当社の歴史のこの瞬間のために作られました。この瞬間は、地球のためにバランスの取れたエネルギー・システムを必要とし、気候課題に対処するためにネットゼロを達成して更に先を目指すことを必要としています。ロゴの形から新しい鮮やかなブルーの色まで、私たちが選んだすべてが、新エネルギーの未来を実現する当社の意気込みの大胆さとチームの才覚を象徴しています。『バランスのとれた地球のために』は、単なる新たなキャッチフレーズではありません。私たちの目的と企業文化の中核をなすものです。この世界レベルの企業の素晴らしい歴史を利用し、それを強化して、より持続可能なネットゼロの未来に向けて前に進めていきます。」

SLBについて

SLB(NYSE:SLB)は、バランスの取れた地球のためにエネルギー革新を推進するグローバルなテクノロジー企業です。世界の100カ国以上に拠点を持ち、その約2倍の国籍の従業員を抱える当社は、石油・ガスの脱炭素化と、エネルギー転換を加速させる拡張性のある新エネルギー技術の開発に日々取り組んでいます。詳細については、slb.comをご覧ください。

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将来見通しに関する記述についての注意事項

本プレスリリースには、米国連邦証券法の意味における「将来見通しに関する記述」、すなわち過去の出来事ではなく将来に関する記述が含まれています。そうした記述の多くは、「見込む」、「かもしれない」、「できる」、「推定する」、「意図する」、「期待する」、「するつもりだ」、「可能性」、「予測される」などの言葉や類似の単語を含みます。将来見通しに関する記述は、程度の差こそあれ、不確実性のある事項を取り上げており、そうしたものには当社の財務および業績目標に関する記述や当社の事業見通しに関するか、それに依存するその他の予測や予想、SLB全体および各部門(および各部門の特定の事業分野、地域、技術)の成長、石油・天然ガスの需要と生産の増加、石油・天然ガスの価格、エネルギー移行と世界的な気候変動に関する予測と予想、業務手順および技術の改善、当社の事業戦略(デジタルおよび「盆地適合型」を含む)ならびに当社顧客企業の戦略などが含まれます。これらの記述にはリスクおよび不確実性が伴い、そうしたものには財務目標と業績目標およびその他の予測や予想を達成できないこと、実質カーボン・ネガティブ排出目標を達成できないこと、パートナーシップで意図されている恩恵を認識できないこと、環境問題に対処するための法制上および規制上の取り組み(世界的な気候変動の影響に対応するためのイニシアチブを含む)、そして米国証券取引委員会に提出・提供されたSLBの最新のフォーム10-K、10-Q、8-Kで詳述されているその他のリスクや不確実性がありますが、それらに限定されません。仮に、これらまたはその他のリスクまたは不確実性の1つないし複数が実現した場合(またはそのような展開の影響が変化した場合)、あるいは前提条件が不正確であると判明した場合、実際の結果が当社の将来見通しに関する記述に反映されているものとは大きく異なる場合があります。将来見通しに関する記述は、本リリース発表時点での内容であり、SLBは、新たな情報、将来の出来事、その他の理由にかかわらず、そのような記述を公式に更新または改訂する一切の意図および義務を否認します。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Media
Josh Byerly, Vice President of Communications
Moira Duff, Director of External Communications
Tel: +1 (713) 375-3407
media@slb.com

Investors
Ndubuisi Maduemezia, Vice President of Investor Relations
Joy V. Domingo, Director of Investor Relations
Tel: +1 (713) 375-3535
investor-relations@slb.com

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