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ネットアップとヴイエムウェアが世界的提携を強化し、マルチクラウドで顧客の現代化を支援


革新的な新ソリューションにより、エンタープライズ・ワークロードをコスト効率よくシームレスに移行して最新化しながらオンプレミスで従来・最新アプリケーションを最適化して加速できるように、組織を支援

米カリフォルニア州パロアルト & 米カリフォルニア州サンノゼ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- グローバルなクラウド主導データ中心ソフトウエア企業のネットアップ(NASDAQ:NTAP)とヴイエムウェア(NYSE:VMW)は本日、長期にわたる両社の世界的提携を拡大すると発表しました。ネットアップとヴイエムウェアは、革新的ソリューションと市場参入の取り組みを通じて、顧客がマルチクラウド環境でエンタープライズ・クラスのワークロードの移行と最新化に伴うコスト、複雑性、リスクを抑制できるように支援しています。さらに組織は、従来と最新のアプリケーションのパフォーマンスと配信を加速させ、ヴイエムウェアとネットアップのデータ管理インフラストラクチャーの新たな統合によって、日々の業務を簡素化できます。


ネットアップとヴイエムウェアの提携関係は、共通の顧客2万社を20年以上サポートしてきた経験を基に構築されています。ネットアップは、VMware vSphere、VMware Cloud Foundation、いくつかのVMware Cross-Cloudサービスなど、現在および将来のVMware Cloudサービスにおけるヴイエムウェアの一貫した戦略的設計パートナーです。ネットアップとヴイエムウェアは、顧客主導の共同設計で協力して、変化し続ける技術環境で革新的ソリューションを提供することで、顧客がハイブリッド環境とマルチクラウド環境を有効に管理、共有、保護できるように支援しています。

ネットアップのジョージ・クリアン最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「今日の顧客は、現在のIT投資を最適化しながら、業務を最新化して加速させるための道筋をつけるという複雑な課題に直面しています。ネットアップとヴイエムウェアは共に、あらゆる環境でエンタープライズ・ワークロードを有効に管理し、何千ものお客さまがマルチクラウドの課題を解決できるように支援してきました。企業が仮想データセンターを最適化してアプリケーションを最新化できる強力な新ソリューションを提供し、コスト効率の高いエンタープライズ・クラスのデータ管理サービスをVMware Cloudにもたらすことで、当社は、クラウド移行のさまざまな過程にあるお客さまに対応できます。」

ヴイエムウェア最高経営責任者(CEO)のラグー・ラグラム氏は、次のように語っています。「現段階で、マルチクラウドがこれから何年にもわたって当社が頼りにするモデルになることは、明らかです。デジタル時代における事実上の運用モデルであり、お客さまが自社のビジネス要件に最適な方法でアプリケーションを構築、展開、管理するために必要な自由をもたらします。ヴイエムウェアとネットアップは共同で、あらゆるクラウド環境で最良の革新を活用するために必要なマルチクラウドの柔軟性と選択肢を、企業に提供します。」

ネットアップとヴイエムウェア:マルチクラウド時代を支える

このデジタル時代を支える最新アプリケーションの新しい波は、エンタープライズ・ワークロードとデータ管理インフラストラクチャーへの革新的アプローチを必要としています。今日の組織は、ビジネスの取り組みを簡素化して加速させるために、パブリック・クラウドに目を向けており、パブリック・クラウドの主要プロバイダーに対して柔軟性と選択肢を求めています。またこれらの組織は、エンタープライズ・アプリケーションと最新アプリケーションの両方を管理しつつ既存リソースを効率的に活用できる新しい統合プラットフォームが必要です。ネットアップとヴイエムウェアの新たな提携関係は、顧客が主導する3つの主要な取り組みに注力することで、こうした課題に対応します。

  • コスト効率の高いシームレスなマルチクラウドへの移行:ネットアップとヴイエムウェアは現在、世界3大パブリック・クラウド・プロバイダーによるVMware CloudとNetApp Cloud Servicesの認証とサポートに向けて、革新を進めています。これにより、VMwareを稼働して、ネットアップまたはネットアップ以外のストレージ環境をオンプレミスで活用している顧客は、データを多用するエンタープライズ・ワークロードやファイルを、クラウドにシームレスに移行、拡張、保護しながら、コストとリスクを低減できます。顧客は、クラウド・コンピュートとストレージ・アーキテクチャーを適正規模で運用して、データを多用するワークロードをクラウドで大規模に実行するためのコストを削減、管理しつつ、アプリケーションをオンプレミスからクラウドへとリファクタリングするためのコストを回避できるようになります。ネットアップとヴイエムウェアは、データセンターでエンタープライズ・ワークロードを管理してきた数十年に及ぶ経験を活かして、完全に認定およびサポートされた統合ソリューションを提供します。これらのソリューションは、パブリック・クラウドを活用する顧客にも同様の恩恵をもたらし、すべて信頼できるワークロードとデータ管理の基盤上に構築されています。
  • クバネティスとコンテナを利用して最新アプリケーションを加速:VMware Cloud Foundation with Tanzuにより、IT部門は仮想マシンの管理とコンテナのオーケストレーションを単一の統合プラットフォームで行うことが可能になります。VMware TanzuとVMware Cloud Foundationは、NetApp ONTAPベースのストレージアレイの使用にも対応しているため、顧客は従来のVMと最新のコンテナ化アプリケーション向けに、柔軟なデータファブリックをシームレスに構築できます。クバネティス・ワークロード向けに、ネットアップはVMware Tanzuコンテナ・ネイティブ・ストレージの設計パートナーとして、VMware vSphere Virtual Volumes(vVols)の導入向けにAstra ControlとVMware Tanzuを統合します。顧客は、共同で検証、サポートされているエンタープライズ規模の高性能で保護されたソリューションを使い、従来の仮想化ワークロードと共に、最新アプリケーションの開発および導入を簡素化して加速させることができます。
  • 最新インフラストラクチャーを通じてデータセンターを最適化:今日の組織は、既存リソースを最適化するために、効率的でコスト効果の高いワークロードおよびデータ管理プラットフォームが必要です。ネットアップは、ヴイエムウェアのvSphereおよびvVolsの共同設計パートナーとして、ネットアップのファイル・プラットフォームおよびブロックストレージ・プラットフォームの主要技術に対して、新たに拡張されたサポートを提供しています。これには、vVolsとNVMe-oFを共に使用するための新たな認定とサポートが含まれ、それによってブロックストレージ・プラットフォームのフラッシュ性能を強化しているほか、FC、イーサネット、標準TCP/IPネットワークといった複数種類のネットワーク・トランスポート上で、きめ細かなVMストレージ管理を行うことを可能にしています。さらに、NFS 4.1環境で仮想化ワークロードを実行する際に可用性とセキュリティーを強化できるように、新たな統合も含まれています。顧客は、既存のインフラストラクチャー投資を活用して、従来の仮想化ワークロードに対してさらなるパフォーマンスを引き出せるほか、共同で検証、サポートしたソリューションにより、日々のIT運用を簡素化できます。

アナリストと顧客のコメント

IDCのクラウドデータ管理/CloudOps担当リサーチディレクターのアルチャナー・ヴェンカトラマン氏は、次のように述べています。「IDCの2021年マルチクラウド調査によると、10組織のうち8組織がマルチクラウド環境で業務を行っていますが、その多くが統合の欠如、管理の複雑性、エンドツーエンドの可視性の欠如、限られたスキル、運用コストの高騰といった課題を挙げています。ヴイエムウェアとネットアップは共同で、これらの課題に真っ向から取り組み、顧客が既存の投資を最大限に活用できるように支援しつつ、ビジネス要件に応じてワークロードをクラウドに移行するための簡素化された道筋を提供しています。」

SAPのグローバル・クラウド・サービス担当バイスプレジデントのOzren Kopajtic氏は、次のように語っています。「SAPのソリューションは、グローバル・フォーチュン2000企業の90%以上を含め、今日の世界有数の企業が数多く利用しています。ネットアップとヴイエムウェアは、SAPのグローバルなパブリック・クラウド・プラットフォームの拡張性と高性能の基盤となっており、数万もの仮想ボリュームと仮想マシンで約30ペタバイトの情報をサポートし、ヴイエムウェアおよびネットアップの技術を世界最大規模で運用しています。」

ビー・ザ・マッチのバイスプレジデント兼テクノロジーオフィサーのロブ・ハンソン氏は、次のように述べています。「ビー・ザ・マッチは、全国規模の登録データを通じて患者とドナーのマッチングを行い、血液がんや血液疾患と闘う毎年何千人もの人々が命を救う可能性がある移植を受けられるように支援しています。ネットアップおよびヴイエムウェアとの提携により、2000万件の記録を効率的に管理し、当社のミッションにおいて重要な理念でもある継続的なセキュリティーと製品革新に対する両社のコミットメントの恩恵を受けることができます。データの損失のリスクを低減しつつ、データベースおよびストレージの管理チームの生産性を改善することで、医師、医療プロバイダー、ドナー、研究者からのデータを集約し、患者に計り知れない影響を与えられるようにしています。」

補足資料

ネットアップについて

ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウエア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウエア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.comをご覧ください。また、TwitterLinkedInFacebookInstagramでネットアップをフォローしてください。

NetApp、NetAppのロゴ、www.netapp.com/TMに記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名および製品名は、それぞれの所有者の商標である場合があります。

ヴイエムウェアについて

ヴイエムウェアは、あらゆるアプリケーションに対応したマルチクラウド・サービスを提供する主要企業であり、企業管理下でのデジタル革新を実現しています。ヴイエムウェアのソフトウエアは、イノベーションを促進するための信頼できる基盤として、企業が未来を築くために必要な柔軟性と選択肢を提供しています。カリフォルニア州のパロアルトに本社を置くヴイエムウェアは、2030アジェンダを通じて、より良い未来の構築に注力しています。詳細情報については、www.vmware.com/companyをご覧ください。

VMware、vSphere、VMware Cloud Foundationは、ヴイエムウェアの米国およびその他の管轄における登録商標です。本リリースには、第三者が作成して維持するヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合があり、それらのウェブサイトのコンテンツについては、第三者が単独で責任を負います。

本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts

Roger Fortier
VMware Global Communications
1.408.348.1569
rfortier@vmware.com

Kenya Hayes
NetApp
1.703.589.7595
kenya.hayes@netapp.com

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