業界のベテランがEIG傘下のLNG企業を指揮
ワシントン--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 世界のエネルギー・インフラ分野を対象とする大手機関投資家のEIGは本日、ミッドオーシャン・エナジー(MidOcean Energy:ミッドオーシャン)最高経営責任者(CEO)兼EIG取締役として、デ・ラ・レイ・ベンターが入社したと発表しました。ミッドオーシャンはEIG傘下のLNG企業であり、現状でキャッシュフローが安定していて良好に運営されているLNGプロジェクトから成る多様かつ総合的な「専業的」ポートフォリオの創出を追求しています。ベンターは業界経験25年のベテランであり、採鉱、アップストリーム、LNGの分野で世界規模の経営、取り引き決定、ビジネスリーダーシップの経験を持っています。その他の役職として、ベンターはインテグレーテッド・ガス・ベンチャーズのエグゼクティブバイスプレジデントとしてシェルのLNG・天然ガス資産の大部分を担当しており、以前はシェルのLNG担当グローバルヘッドも務めていました。ベンターはEIGのロンドン事業所を拠点とします。
EIGのR・ブレア・トーマス会長兼CEOは、次のように語っています。「LNGはエネルギー転換を実現させるための鍵であり、地政学的に戦略的なエネルギー資源としての性格が増しています。EIGはこれまでLNG分野にとって重要な出資者でありましたが、既に世界で液化・再ガス化の両方を含む9件のLNGプロジェクトに投資してきました。ミッドオーシャンを指揮するためにベンターのような能力を持つ人材が加わることは、LNGやエネルギー転換に向けて当社が約束した取り組みをまたもや示すものです。当社はベンターの入社を歓迎し、ミッドオーシャンのために切り開いてくれる将来に大いに期待しています。」
ベンターは、次のように語っています。「ミッドオーシャンに対するEIGのビジョンは、今後長期にわたりLNGを必要とする世界への提案として魅力的です。私たちは、将来の排出量実質ゼロへと世界が移行できるよう支援するため、炭素の排出がゼロか少ないガスの種類の一部として、LNGの役割が重要という強い信念を共有しています。このチームと協力して、世界のLNG分野におけるEIGの広範な実績を基に、世界のエネルギー業界において非常に重要なこのLNG分野に真の影響を与えられるよう、内容を伴う事業を構築していきたいと思っています。」
ベンターが最初にシェルに入社したのは2002年です。インテグレーテッド・ガス・ベンチャーズのEVP、LNG担当グローバルヘッドとしての役職に加え、ベンターは世界で多様な職務を歴任しており、アップストリーム・ジョイント・ベンチャーズEVP、ガス&パワー・アフリカEVP、カタールでの営業担当バイスプレジデントなどを務めてきました。またシェルのCCUSおよびブルー水素製造というテーマも担当してきました。ベンターはスイスのIMDでMBA(優等)を取得し、南アフリカのノースウェスト大学で商学士(優等)、ヨハネスブルク大学で財務・投資管理の優等学位(優等)を取得しています。
EIGについて
EIGは、世界のエネルギーおよびインフラストラクチャー・セクターを対象とする有数の機関投資家であり、2022年3月31日現在で250億ドルを運用しています。EIGは、エネルギーおよびエネルギー関連インフラに対する世界的規模のプライベート投資を専門としています。40年の歴史の中で、EIGは401億ドルの資金をエネルギー・セクターに投資してきました。投資対象は6大陸38カ国380件のプロジェクトや企業にわたっています。EIGのクライアントには、米国、アジア、欧州の多数の主要年金基金、保険会社、信託基金、財団、政府系ファンドが含まれます。EIGはワシントンDCに本社を置き、ヒューストン、ロンドン、シドニー、リオデジャネイロ、香港、ソウルにオフィスを有しています。詳細情報については、EIGのウェブサイト(www.eigpartners.com)をご覧ください。
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