5Gを活用してユーザー体験を向上させるモバイル機器の開発に貢献
東京--(BUSINESS WIRE)--#5G--(ビジネスワイヤ) -- キオクシア株式会社は、業界で初めて[注1]、MIPI M-PHY[注2] v5.0に対応した組み込み式フラッシュメモリ(UFS[注3]製品)を開発し、2月25日からサンプル出荷を開始します[注4]。新製品は当社の3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」を搭載し、512GB、256GB、128GBの3つの容量タイプをラインアップします。ハイエンド・スマートフォンなどモバイル・アプリケーション向けに対応可能で、5Gを活用してユーザー体験を向上させる機器の開発に貢献していきます。
新製品はMIPI M-PHY v5.0対応の次世代UFS製品で、HS-GEAR5モードでは理論上最大23.2Gbps(2 laneモード設定時では46.4Gbps)のインターフェーススピードまで対応可能となっています。256GBの製品では、シーケンシャルリードおよびライト性能は当社前世代製品[注5]と比べてそれぞれ約90%、約70%向上しています。また、ランダムリードおよびライト性能は、当社前世代製品[注5]と比べてそれぞれ約35%、約60%向上しています。
[注1] 2022年2月24日現在。キオクシア株式会社調べ。
[注2] MIPI Allianceが規定する高速シリアル伝送の物理層の標準規格。
[注3] UFS (Universal Flash Storage):JEDECが規定する組み込み式フラッシュストレージの標準規格。シリアルインターフェースを採用し、全二重通信を用いているため、ホスト機器との間でのリード・ライトの同時動作が可能。
[注4] 2月25日から256GBの製品のサンプル出荷を開始し、8月以降順次出荷を拡大していく予定です。なお、サンプル出荷品は量産時と仕様が異なる場合があります。
[注5] 当社前世代256GBの製品「THGJFGT1E45BAIP」
*本製品の表示は搭載されているフラッシュメモリに基づいており、実際に使用できるメモリ容量ではありません。メモリ容量の一部を管理領域等として使用しているため、使用可能なメモリ容量(ユーザー領域)はそれぞれの製品仕様をご確認ください。
*リードおよびライト性能はキオクシアの試験環境で特定の条件により得られた最良の値であり、ご使用機器での速度を保証するものではありません。リード及びライト性能は使用する機器等の条件により異なります。
*社名・製品名・サービス名は、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。
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