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Xandr、IDの統合と独自のコンテキストソリューションを促進



LiveRamp、netID、Unified ID 2.0に加え、1stパーティデータのアクティベーション・コンテキスト・モデル化のソリューションを提供


ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- AT&Tのアドテク部門、Xandrは本日、アイデンティティ(ID)ソリューションに関わるサービス拡大に向けた投資を発表しました。Xandrはこれに先立つ2021年3月、顧客の広告に対するニーズと消費者のプライバシーのバランスを保つことを目指す包括的アプローチを発表しており、現時点でLiveRamp(NYSE:Ramp)、netID、Unified ID 2.0との統合に加え、パブリッシャーの1stパーティデータのアクティベーション、コンテキストベースおよびモデル化した機能を用いたアドレサブルなソリューションを提供しています。


消費者の同意を得たデータを通じてアドレサビリティを拡大させることで、Xandrのソリューションは大きく前進しました。また、LiveRampとの提携によって本年、プラットフォーム上でRampID向けのエンドツーエンドのサポートを開始しました。セルサイド向けのXandr Monetizeを導入しているパブリッシャーは、RampIDを用いたマネタイズに着手しており、ポジティブな兆候が見られています。一方、バイサイドの広告会社および広告主はXandr Invest上でRampIDのアルファテストを順次スタートさせており、データのオンボーディングやターゲティング、測定を行っています。XandrとLiveRampは、キュレートされたディールでデータのマネタイズを実現するXandr Curateでパートナー契約を締結するなど、提携を拡大しています。LiveRampのアドレサビリティおよびエコシステム担当のSVP、Travis Clinger氏は、次のように述べています。「私たちのミッションは常に、データがどこにあってもお客様が安心、安全に接続できるようにすることであり、Xandrとの提携が拡大することで、それをプログラマティックに実現することが可能になるでしょう。そして、セルサイド、バイサイドの両者を結びつけ、重要な広告ワークフローが世界規模でより持続可能で効率的、またパフォーマンスの高いものにします。また、RampIDに対するXandrのサポートによって、忠実度の高い個人レベルのオムニチャネル識別子が実現し、既存の統合を次のレベルに引き上げることでしょう。」


1stパーティデータは今後、広告の新たな時代の鍵になると予想されます。Xandrは強力なツールを展開する基盤を築いており、パブリッシャーはユーザーのプライバシーを保護しながら、データアセットを活用して関連する広告を強化することができるようになりました。Xandrによるパブリッシャー向けの1stパーティデータ機能では、必要なターゲティングをはじめ、フリークエンシーやプライバシーの管理に加え、環境を問わずマネタイズのスケール化が可能です。Xandrはまた、複数のユースケースでnetIDをサポートしており、パブリッシャーおよび広告主と連携してプラットフォーム上の強化を進めています。2022年には、パブリッシャーの未来を見据え、ニーズに対応する機能を追加した改良版のパブリッシャーIDスイートをリリースする予定です。European netID FoundationのCTO、Achim Schlosser氏は次のように述べています。「データを適切に保護し、ユーザー管理を徹底しながら、ビジネスモデルを問題なく実践できる適切なツールをパブリッシャーに提供することは、広告のトランスフォーメンションが進む中で最も重要です。1stパーティデータは、デジタルマーケティングの将来において鍵となる構成要素であり、ユーザーフレンドリーで持続可能なものであることが求められます。また、公正なオープンウェブを実現するためには、業界を横断する強力な連携が大切です。」


LiveRampとnetIDの統合を完了したXandrは、Unified ID2.0のさらに広範な統合を目指し、業界と連携して準備を進めています。


こうした統合に加え、データサイエンスや機械学習、コンテキストデータを利用してモデル化したコンテキストソリューションを進化させ、IDがない場合でも関連性の高い広告配信を実現しました。また、地域密着型のジオロケーションやURLなどのコンテキストシグナルを使用してIDのない環境でオーディエンスにリーチし、有効化することを可能にするリアルタイムシグナル(RTS)の製品化を進めています。RTSはスケール化が可能な卓越した手法で、プライバシー保護に配慮しながら希望する顧客にリーチすることを可能にします。Xandrは今年8月、電通インターナショナルと連携してこのサービスを紹介しました。


パブリッシャーおよび広告主にとって、過度の露出を回避するフリークエンシー管理は必要不可欠となっています。Xandrは、CookieやデバイスまたはユーザーレベルのIDに依存することのない広告インベントリの分類モデルを開発しました。これは、リアルタイムの平均値に基づいてユーザーに対する1つのブランドの広告露出を推測し、インプレッションの入札をするかどうかを決定できるものです。また、Xandrのプラットフォームを用いれば、ユーザーIDに依存することなく消費者の広告疲れや無駄な支出を回避することが可能になります。


Xandrは、IDに関する課題を解決するためには業界内での連携が最高のアプローチであると考えています。これを念頭に置き、今年6月および7月にはGoogle FLoCトライアルに参加し、ソリューションに対する理解を深めました。今後も業界内の連携を継続し、MicrosoftのPARAKEETなど他の提案を洗練し、テストしていく意向です。


Xandrの製品管理担当VP、Ewa Maciukiewiczは次のように述べています。「Xandrは、クライアント向けの代替ソリューションの開発に重点を置いています。この点においてIDの統合は重要であり、1stパーティデータの有効化ソリューションだけでなく、独自のモデル化されたコンテキストソリューションの提供も重視しています。あらゆるテストにおいて顧客と連携し、Xandrのプラットフォームでは、バイヤーとセラーがターゲティングやフリークエンシーキャップ、成果測定をできるようになりました。IDについては簡単なソリューションはありませんが、Xandrは2022年に向けて、アドレサビリティを拡大させることをはじめ、1stパーティデータの有効化を簡略にし、広告主とパブリッシャー間の接続を進めていきます。また、アドレサブルでない環境においても、関連性のある広告配信が可能となるようIDの先を見据えていく所存です。」


Xandrについて


XandrはAT&Tのアドテク部門で、プレミアム広告のグローバル市場を牽引しています。Xandr InvestやXandr Monetizeに代表されるデータ活用プラットフォームは、バイヤーとセラーの両サイドの投資収益率を最適化します。AT&Tは143年以上にわたってデータとテクノロジーを用いることによって情報提供を行い、消費者体験の向上に貢献してきました。


LiveRampについて


LiveRampは、データを安全かつ効果的に使用するためのデータ接続プラットフォームを提供しています。IDの問題を解決する機能や圧倒的なネットワークを搭載しており、企業とそのパートナーが適切にデータに接続・制御・有効化して、顧客体験を変革し、より価値のあるビジネス成果を生み出すことを可能にしています。LiveRampの相互運用可能かつ中立的なインフラは、世界のトップブランド、広告会社、およびパブリッシャーにエンドツーエンドのアドレサビリティを提供します。詳細については、www.LiveRamp.comをご覧ください。


European netID Foundationについて


European netID Foundationは、2018年3月にMediengruppe RTL Deutschland、ProSiebenSat1およびUnited Internetによって、WEB.DEおよびGMXのブランドで設立されました。独立系の市場ソリューションにより、同財団は新しい欧州のデータ保護法の実装においてすべての業界のインターネット製品をサポートし、その目的のためにオープンログイン標準netIDを作成してきました。同財団の創始者たちは、毎月新たに約5000万人のユニークなユーザーにリーチし、合計3800万以上のアクティブなアカウントを保有しています。また、新規のパートナーシップやその他のイニシアチブに対してオープンであることを明示しています。詳細については、www.enid.euをご覧ください。


「私たちのnetID識別子がXandrのエンド ツー エンド プラットフォームでサポートされていることを誇りに感じています。これにより、欧州のコンテンツプロバイダーは、データ保護規制に準拠し、デバイス間でパーソナライズされた広告を容易に配信できるようになります」と、同基金のCEO、Sven Bornemann氏は述べています。「私たちのパートナーシップに非常に期待しており、XandrのThomas MendrinaをEuropean netID FoundationのPublishing/Ad Sales advisory board (パブリッシング/広告販売諮問委員会)に歓迎します。」


Unified ID2.0について


Unified ID 2.0は、オープンソースのデジタルフレームワークである次世代のIDソリューションです。The Trade Deskが主導した初期開発により、業界全体のパブリッシャー、バイヤー、テクノロジープロバイダーの間の幅広いコラボレーションの結果として生まれました。3rdパーティCookieの代替とした機能であり、チャネルやデバイス間での関連性の高い広告の価値交換を維持しながら、消費者への透明性、プライバシー保護を改善することを目的としています。


Prebid.orgは、業界全体で公正で透明性のある市場を確保および促進するために設計された独立した組織であり、Unified ID 2.0の運営者としての役割を果たすことに同意しています。Prebid.orgは、2021年後半にこの役割を開始する予定です。


Contacts


Kathryn Foster

kathryn.foster@xandr.com

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