新しいゲート ドライバでは 6 つのモジュールのうちの 1 つが不要となり、システムの複雑さが大幅に解消されます
カリフォルニア州サンノゼ発--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 中~高電圧インバータ アプリケーション向けゲート ドライバ技術で業界をリードする Power Integrations (Nasdaq: POWI) は、本日、同社の新しいプラグアンドプレイ SCALE-iFlex™ LT デュアル ゲートドライバを発表しました。この新しいドライバにより、複数並列 EconoDUAL モジュールのパフォーマンスが 20% 改善され、発電インバータ及びコンバータの積み上げから 6 つのモジュールごとにそのうちの 1 つを削減できるようになります。ドライバ及びモジュールのコスト削減に加えて、制御の複雑さや、モジュール、配線、ハードウェア、ヒートシンクなどに関係したコストも削減されます。SCALE-iFlex LT は再生可能エネルギーの生成とストレージにおける複数の用途を対象としており、特に 3 ~ 5 MW の範囲における沖合の風力タービンに適用されます。
Power Integrations のプロダクト マーケティング マネージャーである Thorsten Schmidt は、次のようにコメントしています。「動的および静的な電流共有は、並列に配置されたモジュールの堅牢な動作に重要です。出力電力が同じ場合、競合製品のアプローチでは 6 つの並列モジュールが必要ですが、SCALE-iFlex LT を使用するシステムが必要とする並列モジュールは 5 つだけです。このコストと複雑さの大幅な削減は、モジュール間のターンオンとターンオフ コマンドの変動が 20 ns 以下、定格 600 A で動作する場合のモジュール間の変動が 20 A 以下に保証されることにより実現します。これにより、最先端ではないドライバ ソリューションではありがちな電流のディレーティングなしで、モジュールの動作の信頼性を向上できます。」
従来製品よりも小型な形状の同じ Isolated Master Control (IMC) ユニットから、最大 6 つの EconoDUAL 3 かそれと同等の電力モジュールを並列接続できます。EconoDUAL モジュールのフットプリントに適合する Module Adapted Gate ドライバ (MAG) は、それぞれ 2 つの SCALE-2 ASIC (チャネルごとに 1 つ) を搭載し、対称並列接続の効率と保護を最適化しています。
新しいSCALE-iFlex LT ゲートドライバ モジュールでは、集積ブースター回路を搭載する SCALE-2 ASIC の高速なターンオンとターンオフにより、スイッチング損失が 3 ~ 5% 削減されます。Power Integrations のアドバンスト アクティブ クランプ (AAC) 保護により、より高い DC リンク電圧が達成可能になります。短絡を含むその他の保護機能一式が提供されます。ドライバは、1700 V に対する強化絶縁を備えており、無加工か樹脂コーティングを注文できます。
再生可能エネルギーに加えて、その他の用途には、電力品質、商用空調ユニット、中電圧ドライバなどが含まれます。新しい SCALE-iFlex LT ゲート ドライバは現在販売中です。詳細については、www.power.com/scale-iflex-lt をご覧ください。
Power Integrations について
Power Integrations, Inc. は、高電圧電力変換用半導体技術で業界をリードする革新的企業です。Power Integrations の製品は、クリーン電源エコシステムに欠かせない要素になっており、再生可能エネルギーの生成を可能にするとともに、ミリワットからメガワットに及ぶアプリケーションにおいて効率的な電力伝送と電力消費を実現します。詳細については、www.power.comをご覧ください。
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