シンガポール--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 2021年7月1日、Kyalioと2600人以上の会員を擁する有力な外科学会であるアジア内視鏡・腹腔鏡外科学会(ELSA)は、「日常的内視鏡・腹腔鏡仮想現実手術ライブラリー」を共同で発表しました。このアジア初のマルチプラットフォーム仮想現実(VR)手術ライブラリーは、実際の手術シーンに基づくVRを利用しており、継続的な手術トレーニングの重要性に応えるもので、COVID-19に直面しても国境を越えた手術教育を維持することができます。また、発展途上国や遠隔地の若手外科医の遠隔手術トレーニングを支えます。
VR技術により、世界中の学習者が、手術室で一流の専門家のそばに身を置きながら多様な症例に触れることで、知識と技術を高めて、自分の診療現場で手術の成績を改善することができます。アジアでは、50万人以上の若手外科医がこの技術の恩恵を受けることになります。
ELSAのデジタル教育プログラムをけん引するダビデ・ロマント教授は、次のように説明します。「VR手術ライブラリーは、世界中の外科医が手術教育を受けられるようにするための技術の使用における大きな前進となります。当組織は、基本的なトレーニングを提供するだけでなく、地域でトップに立つ外科医が持つ最優良事例について積極的に意見交換することで、アジアやその他の地域の何千人もの外科医を支えています。継続的な学習は、会員が自らの外科診療において効果を高める上で役立ちます。Kyalioとの提携は、私たちの世界規模の外科教育活動を無理がなく利用しやすい方法で強めてくれます。」
Kyalio Pte Ltdについて
シンガポールに本社を置くKyalioは、大規模な外科教育のために、無理のない負担で利用できながらも高度な内容を持つ技術を生み出すことを使命として、2019年に設立されました。Kyalioの構想は、「外科トレーニングの改善による患者治療成績の向上」であり、トップの外科専門家や一流の医療機関と共に日々その実現に当たっています。Kyalioの一連の取り組みについては、www.kyalio.comをご覧ください。
アジア内視鏡・腹腔鏡外科学会(ELSA)について
アジア内視鏡・腹腔鏡外科学会(ELSA)は、アジアにおける内視鏡手術の促進と発展、経験と専門知識の共有、会員国の診療基準に関する助言の提供を目的として、1992年に設立されました。
ELSAは現在、アジア太平洋地域の内視鏡外科医を代表する有力な地域組織であり、西はトルコから東はニュージーランドまで、アジア太平洋地域37カ国の内視鏡手術のリーダーらで構成される運営組織を持っています。
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