新しいスタックは、次世代の工場自動化と産業用ロボットのために低消費電力性、セキュリティー、信頼性を備えたソリューションを提供
米オレゴン州ヒルズボロ--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ）-- 低消費電力プログラマブルデバイスのリーダー企業のラティスセミコンダクターコーポレーション（NASDAQ：LSCC）は本日、Lattice Automate™（ラティス・オートメート）を発表して、当社の包括的な低消費電力FPGAベース・ソリューション・スタックのポートフォリオを拡張しました。このスタックには、ソフトウエアツール、産業用IPコア、モジュール式ハードウエア開発ボード、ソフトウエアでプログラム可能な参照設計、デモが含まれており、これらによりロボット工学、予測的保守機能と拡張性を備えたマルチチャンネルモーター制御、リアルタイム産業ネットワーキングのようなアプリケーションの導入を簡素化・迅速化できます。Automateが実現するインテリジェントな産業システムは、次世代型のスマートな工場、倉庫、商業ビルの自動化で不可欠な役割を果たすことになります。
IoTやエッジコンピューティングのような技術トレンドが、インテリジェント自動化システムの開発を後押しして、効率や労働者の安全性を向上させています。フォーチュン・ビジネス・インサイツによると、世界の産業自動化市場は2027年までに3261億4000万米ドル規模に達する見通しです1。
ラティスの産業分野マーケティング担当ディレクターのマーク・フープスは、次のように述べています。「産業自動化システムが企業の求める生産性と安全性の利点を提供するには、低消費電力の動作、低遅延のデータ伝送、高可用性、リアルタイム処理のような機能をサポートする必要があります。Automateソリューション・スタックは、開発者がこれらの機能を活用する産業システムを迅速かつ容易に作成する方法を提供することで、予測的保守のような新興技術に対応できるようにします。」
Automateスタックは参照設計とソフトウエアツールを提供し、下記を含む定番の産業用アプリケーションを迅速に開発できるようにします。
拡張性のあるモーター制御：システムのモニタリング・制御向けのGUIベースのユーザーインターフェースなど、柔軟性のあるモーター制御システムの開発を加速できます。
予測的保守：システム内の複数のモーターをモニタリングして、機械のダウンタイムを最小限に抑えます。
組み込み型リアルタイムネットワーキング：中央コントローラーとしてLattice Nexus™ FPGAを使用する多数のデバイス向けに、増築可能な検知・制御システムを実装できます。
サイバーレジリエンシー：ファームウエアベースの攻撃をリアルタイムで検出して、そこからの保護と回復ができるHRoT（ハードウエアの信頼の基点）を実現します。
使いやすいソフトウエア設計手法：このスタックはLattice Propel™をサポートしており、組み込みRISC-Vプロセッサーを用いたソフトウエア／ハードウエア・コプロセッシングにより、産業自動化システムの開発を簡素化できます。
上記のラティス製品の詳細情報については、下記サイトをご覧ください。
ラティスセミコンダクターについて
ラティスセミコンダクター（NASDAQ：LSCC）は低消費電力のプログラマブルデバイスのリーダー企業です。当社は、拡大する通信、コンピューティング、産業、自動車、消費者市場において、エッジからクラウドを含むネットワーク全体で、お客さまの問題を解決しています。当社の技術、長期にわたる協力関係、世界レベルのサポートに対する取り組みにより、お客さまは素早く容易に自社の革新の力を解き放ち、スマートかつセキュアで接続された世界を生み出すことができます。
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