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武田薬品のグロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニットは今後10年で2桁台の売上収益成長を目指す1




  • 2030会計年度までに売上収益1兆円(約90億米ドル2)の達成を目指す


  • 重点的均衡化を図った各地への展開、グローバルブランド14製品のポートフォリオ、ウェーブ1パイプライン資産が、2桁台の売上収益成長を牽引する見込み


  • 患者の医薬品アクセスを確保し、新興国市場における未充足の患者ニーズを満たす取り組みへの傾倒が持続的成長を支える

大阪 & 米マサチューセッツ州ケンブリッジ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 武田薬品工業株式会社TSE:4502/NYSE:TAK)(「武田薬品」)は本日、当社のグロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニット(「GEM BU」)の売上収益成長について、市場を上回る2桁台という意欲的な目標の概要を発表しました。2030会計年度までに、GEM BUの現在の売上収益の2倍以上となる1兆円(約90億米ドル)の売上収益を目指します。この潜在的な成長は主に、重点的均衡化を図った各地への展開に加え、高度に革新的なグローバルブランド14製品とウェーブ1パイプライン資産への的を絞ったポートフォリオ投資によってけん引されることになります。



武田薬品のグロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニットのプレジデントを務めるリカルド・マレックは、次のように述べています。「患者さん、社会、株主の皆さんに長期的価値をお届けするという当社の世界的な理念に基づき、当社は世界人口の85%をカバーする地域に治療薬をお届けするための地域戦略に磨きをかけてきました。目的に従って行動し、患者さんを中心に考えるという価値観に基づく企業として、当社のポートフォリオは革新的な治療薬とそれにふさわしい規模での競争力を兼ね備えています。これに加え、魅力的な市場ファンダメンタルズと力強い業績を達成する能力を備えた経営陣により、当社は命を救うとともに人生・生活を変える治療薬への患者さんのアクセスを向上させながら、持続的な売上収益成長の実現に傾倒しています。」


GEM BUの現在の売上収益の95%3は当社の5つの重点事業領域における革新的な治療薬によるものであり、GEM BUは今後10年で対象地域における市場成長予測を上回る意欲的な目標を掲げています。計65億の人口を有する広大な新興国市場は、重点疾患領域における患者さんの未充足ニーズを満たすための大きな成長機会をもたらすものであり、この成長は世界規模で整合させた「アクセスファースト」戦略によって達成できるものと考えています。


武田薬品の最高財務責任者(CFO)であるコスタ・サルウコスは、次のように述べています。「世界規模での重点的な革新という方針に整合させた戦略により、新興国市場は今後10年で武田薬品に収益と勢いをもたらす主要な源となります。当社ポートフォリオと重要市場への的を絞った投資を通じ、グローバルブランド14製品を伸ばすとともにウェーブ1パイプライン資産を上市することで、GEM BUの成長はスペシャリティ領域の革新的な治療薬の市場を上回るものと期待しています。」


武田薬品のGEM BUは、ブラジル、中国、インドなどの高成長市場での事業拡大を目指しています。これらの市場は、重点疾患領域における既存ブランドおよび今後上市するウェーブ1パイプライン資産の継続した成長にとって、強固な基盤になることが見込まれます。特に中国は、今後5年で売上収益の複合年間成長率20%超を達成する潜在力を有しており、地域レベルでも世界レベルでも、当社にとって大きな成長の推進力となるものと期待しています1


また、武田薬品の革新的な研究開発体制を通じ、GEM BUの現行ポートフォリオに変革的な潜在力を持つ治療薬を追加できると期待しています。ウェーブ1パイプライン資産のうち、世界で毎年3億9000万人が罹患するデング熱ウイルス感染症の対策として開発中のデング熱ワクチン候補(TAK-003)は、予想収益の大半がGEM BUからのものとなり、当該地域にとっての大きな成長ドライバーになると予想しています。


武田薬品は、新興国市場における持続的成長に向け、患者さんが革新的な医薬品に継続してアクセスできるように保証するための活動に傾倒しています。こうした活動は、各国の医療制度を強化したり、商業活動への持続可能な手法を優先したりする取り組みなどです。武田薬品は、最近公表された2021年医薬品アクセス(AtM)インデックスにおいて、医療制度やコンプライアンスの強化のための取り組みが高く評価され、「医薬品アクセスに対するガバナンス」の領域で1位を獲得しました。


武田薬品工業株式会社について


武田薬品工業株式会社(TSE: 4502/NYSE: TAK)は、日本に本社を置き、自らの経営の基本精神に基づき患者さんを中心に考えるというバリュー(価値観)を根幹とする、グローバルな研究開発型のバイオ医薬品のリーディングカンパニーです。武田薬品は、患者さん、従業員、そして地球に対する約束に従って、人生・生活を変える治療薬を創出し、お届けすることに傾倒しています。研究開発においては、オンコロジー(がん)、希少な遺伝性疾患および血液疾患、ニューロサイエンス(神経精神疾患)、消化器系疾患の4つの疾患領域に重点的に取り組むとともに、血漿分画製剤およびワクチンにも注力しています。武田薬品は、研究開発能力の強化ならびにパートナーシップを推し進め、強固かつ多様なモダリティ(創薬手法)のパイプラインを構築することにより、革新的な医薬品を開発し、人々の人生を豊かにする新たな治療選択肢をお届けします。武田薬品は、約80カ国で、医療関係者の皆さんとともに、患者さんの生活の質の向上に貢献できるよう活動しています。詳細情報についてはhttps://www.takeda.comをご覧ください。


武田薬品のグロース&エマージング マーケッツ ビジネス ユニットについて


武田薬品は世界的に、日本、米国、欧州・カナダ(EUCAN)、成長新興国(GEM)の4地域において事業を展開しています。シンガポールの地域事業所がけん引しているGEM BUは、ブラジル、中国、ロシアを含む約50の国と地域にプレゼンスを有しています。これら3国に加え、南米、中東、アジア太平洋地域に拠点を持つ3つのエリア*が、当該地域の意欲的目標の一環として特に重点を置いている地域です。この目標は、販売活動を通じて持続的な利益成長を実現するとともに、世界規模の医薬品アクセス戦略を拡大するための真摯な取り組みを通じて患者さんへの貢献を増すというものです。


* GEMの3エリア:


ICMEA - インド、CIS(ロシアを除く)、中東、アフリカ(UAEのドバイを拠点)


SAM - コーノ・スール、アンデス、メキシコ(アルゼンチンのブエノスアイレスを拠点)


APAC – アジア太平洋地域(シンガポールを拠点)


留意事項


本留意事項において、「ニュースリリース」とは、本資料(添付資料及び補足資料を含みます。)において武田薬品工業株式会社(以下、「武田薬品」)によって説明又は配布された本書類、口頭のプレゼンテーション、質疑応答及び書面又は口頭の資料を意味します。本ニュースリリース(それに関する口頭の説明及び質疑応答を含みます。)は、いかなる法域においても、いかなる有価証券の購入、取得、申込み、交換、売却その他の処分の提案、案内若しくは勧誘又はいかなる投票若しくは承認の勧誘のいずれの一部を構成、表明又は形成するものではなく、またこれを行うことを意図しておりません。本ニュースリリースにより株式又は有価証券の募集を公に行うものではありません。米国1933年証券法に基づく登録又は登録免除の要件に従い行うものを除き、米国において有価証券の募集は行われません。本ニュースリリースは、(投資、取得、処分その他の取引の検討のためではなく)情報提供のみを目的として受領者により使用されるという条件の下で(受領者に対して提供される追加情報と共に)提供されております。当該制限を遵守しなかった場合には、適用のある証券法違反となる可能性がございます。


武田薬品が直接的に、又は間接的に投資している会社は別々の会社になります。本ニュースリリースにおいて、「武田薬品」という用語は、武田薬品およびその子会社全般を参照するものとして便宜上使われていることがあり得ます。同様に、「当社(we、usおよびour)」という用語は、子会社全般又はそこで勤務する者を参照していることもあり得ます。これらの用語は、特定の会社を明らかにすることが有益な目的を与えない場合に用いられることもあり得ます。


将来に関する見通し情報


本プレスリース及び本プレスリリースに関して配布された資料には、武田薬品の見積もり、予測、目標及び計画を含む当社の将来の事業、将来のポジション及び業績に関する将来見通し情報、理念又は見解が含まれています。将来見通し情報は、「目標にする(targets)」、「計画する(plans)」、「信じる(believes)」、「望む(hopes)」、「継続する(continues)」、「期待する(expects)」、「めざす(aims)」、「意図する(intends)」、「保証する(ensures)」、「だろう(will)」、「かもしれない(may)」、「すべきであろう(should)」、「であろう(would)」「することができた(could)」、「予想されるanticipates)」、「見込む(estimates)」、「予想する(projects)」などの用語、同様の表現、それらの否定表現を含むことが多いですが、それに限られるものではございません。かかる将来見通し情報は、多くの重要な要因に関する仮定に基づいており、これらの要因は実際の結果が将来見通し情報で明示ないし暗示された内容と著しく異なる場合の原因になり得るものです。これらの要因には、日本と米国の一般的な経済条件を含む当社の世界的な事業を取り巻く経済状況、競合製品の出現と開発、世界的な医療制度改革を含む関連法規の変更、臨床的成功の不確実性および規制当局による判断とその時期を含む新製品開発に固有の問題、新製品および既存製品の商業的成功の不確実性、製造における困難または遅延、金利及び通貨為替レートの変動、市場で販売された製品または製品の安全性または有効性に関するクレームまたは懸念等、新型コロナウイルスの世界的流行病のような健康危機が武田薬品ならびにその顧客およびサプライヤー(武田薬品が営業する国々における外国政府を含む)に及ぼす影響や当社事業のその他の面に及ぼす影響、買収対象企業とのPMI(買収後の統合活動)の時期及び影響、武田薬品の事業にとっての非コア資産を売却する能力及びかかる資産売却のタイミング、武田薬品が米国証券取引委員会に提出したForm 20-Fによる最新の年次報告書及び他の報告書(https://www.takeda.com/investors/reports/sec-filings/又はwww.sec.govにおいて閲覧可能)で指摘したその他の要因が含まれますが、これらに限られません。武田薬品は、法律ないし証券取引所規則で要求される場合を除き、本プレスリリースに含まれる、または当社が提示するいかなる将来見通し情報を更新する義務を負うものではありません。過去の実績は将来の経営結果の指針とはならず、また、本プレスリリースにおける武田薬品の経営結果ないし記述は武田薬品の将来の経営結果を示すものではなく、また、その予測、予想、保証、見積もりではありません。


医療情報


本プレスリリースには製品についての情報が含まれていますが、それらの製品はすべての国で発売されているわけではなく、また国によって異なる商標、適応症、用量、濃度で販売されている場合があります。ここに記載されている情報は、開発品を含むいかなる処方薬についても、その使用の勧誘、販促、宣伝と見なすべきではありません。


1 技術的成功確率(PTS)調整前ベースの増分を含んでおり、「予測」や「目標値」の数字ではない。PTSとは、事前設定した評価項目、実現可能性、その他の要因に基づいて所定の臨床試験/研究が成功し、規制当局が承認を与える場合の確率のこと。


2 2020会計年度の計画における為替レートに基づく(1米ドル=111円)。


3 資産売却後の補正あり、2019会計年度の実質ベースの成長に基づく。


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