どこでも容易に組み込み可能な超小型Lidar「Nova」、大量生産車向けに100ドル以下のコストを実現

米カリフォルニア州サンノゼ発--(BUSINESS WIRE)--最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションのリーディングプロバイダー、Cepton Technologies, Inc.(セプトン・テクノロジー、以下「セプトン」)はこのほど、大量生産車向けに価格を100ドル以下に抑えた革新的なLidarセンサー「Nova」を発表しました。



Novaは現行センサー技術が抱える物体の近接検出時における大きな精度問題への対処を企図する広角の近接Lidarセンサーです。構成に応じて90~120°(水平)/60~90°(垂直)の広視野角を持つ、クラス最高の高解像度3Dイメージングを特長とするNovaは、小型化、広いFOV範囲、低価格化をかつてないレベルで実現し、新たな世界基準を打ち立てました。

セプトンが特許を取得し、実証済みのマイクロ・モーション・テクノロジー(MMT®)を使用した、摩擦がなく、ミラーレスな非回転式LidarであるNovaは、車両のあらゆる箇所に目立たない形で装着でき、近接した周囲の360°全方位をカバーします。外形寸法3.5cm(幅) x 3.5cm(高さ)x 7.5cm(奥行き)、重量350g以下の、超小型のNovaは、組み込み容易なLidarセンサーで、スタイリングの幅を広げるだけでなく、MMT®は、最小のフォームファクターまで優れた拡張性が実証されています。

Novaは最大0.3°の角度分解能(最大検出距離30m)、死角検出、小物体検出、自動駐車支援、フリースペース検知機能備えた、先進運転支援システム(ADAS)および自律走行車(AV)用途としては理想的なセンサーです。自動車用途としては、マルチLidarアーキテクチャーの構築が容易で、車両のデザイン性を損なうことなく、全周囲にバーチャルな安全地帯を作りだすことができます。

Novaは小さな子ども、路上の物体、道路縁、静止物体など、近接した物体の正確な検出に理想的なセンサーです。これらの高性能とその超小型設計により、ADASやAV用途だけでなく、無人搬送車(AGV)やスマート産業用途にも対応することができます。

Lidarが乗用車やトラックにおいて重要性を増す中、セプトンは自社技術の革新に努め、OEMやティア1からの厳しい要件を満たすとともに、次世代自動車に容易に組み込み可能なLidar設計の前進に取り組んでいます。Novaはセプトンの最新の最先端のLidarイノベーションであり、車載グレードの信頼性や低消費電力(3.5W以下)、高性能とともに、車両ボディに最小の設置面積しか必要としない、エレガントでミニマリスティックな設計を実現しています。

Novaは、そのモジュール設計と簡単に入手できる部品を用いることにより、非常に低コストでの大量生産を可能にしています。セプトンはこれまでに、1ユニットあたり1,000ドル以下の高性能、長距離Lidar(Vista-X90)を業界でいち早く発表しています。その流れをそのままに、Novaは、100ドル以下のプライス・ポイントの大量生産車両向けとしては初の広視野角近距離Lidarです。これにより、自動車業界が次世代車両における安全性と自律走行性のイノベーションを大幅に加速させる、拡張性に優れた大量生産向けのライダ-ソリューションを市場投入するというセプトンの目標が達成されます。

セプトンのCEO、ジュン・ペイ(Jun Pei)博士は次のように述べています。「Novaは、業界初のこれまでの常識を覆すLidarであり、近距離センシング技術のゲームチェンジャーです。現在、消費者車両は、大規模生産市場向けの真のレベル3やレベル4自動運転を行うことができない技術に限られています。レーダー、カメラ、超音波センサーには誤検出や検出漏れがつきまといます。回転式Lidarは組み込みができず、消費者車両には実用化できません。近距離フラッシュLidarでは、広視野角が得られないか、車両のあらゆる箇所に見えないように組み込むための出力とサイズの要件をクリアできません。Novaは自動車業界における先駆的なLidarイノベーションであり、これほどの小型フォームファクターでは考えられない性能を実現しています」

Novaは2023年から大量生産を開始することを目指しています。サンプル需要が高まることが予想されるため、2021年にはセプトンの「アーリーアクセスプログラム」を通じて、一部のお客様にNovaを供給します。本プログラムへの参加や詳細については、セプトン・ジャパンの倉臼あんどりゅ(andrew@cepton.com)までお問合せください。

Novaとセプトンの車載グレードLidarの性能についての詳細を希望される方は、1月20日~22日まで東京ビッグサイトで開催されるオートモーティブ ワールドにお越しください。セプトンのブースは南展示棟1Fの南2ホールの自動運転EXPO内にあります。1月20日13:40~14:40はブース近くのEX-2セミナー会場にて、セプトン・ジャパンのカントリー・マネジャー、倉臼あんどりゅが「自動運転アプリケーション向け低価格、高性能Lidarの開発と応用」と題したプレゼンテーションを行います。本セミナーの聴講に関しては事前登録は必要ありません。

セプトン・テクノロジーについて

セプトンは、自動車(ADAS/AV)、スマートシティスマートスペーススマートインダストリー用途など多様な市場向けに最先端のインテリジェントLidarベース・ソリューションを提供しています。セプトンが特許を取得したMMT®ベースのLidar技術は、スマートアプリケーション向けに長距離・高解像度の3D認知を提供する、信頼性の高い、拡張性と費用対効果に優れたソリューションを実現します。

2016年に設立され、幅広い最先端Lidar・イメージング技術について合わせて20年超の経験を有する業界のベテランが率いるセプトンは、大量市場向けの高性能かつ高品質なLidarソリューションの商業化に注力しています。米国カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、ドイツ、カナダ、日本、インドに拠点を置き、世界的な顧客基盤は急速に拡大しています。詳細についてはウェブサイト(www.cepton.com)をご覧いただき、TwitterLinkedInで当社をフォローしてください。


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セプトン・テクノロジー
担当:倉臼あんどりゅ(andrew@cepton.com

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記事名:「セプトン、世界最小広視野角の 近距離対応Lidarセンサーを発売