患者移動・リハビリロボットは移動性とインテリジェント性を備える
デンマーク・オーデンセ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- デンマークのサービスロボット企業であるPTRロボッツは、患者を持ち上げ移動できる当社製ロボットを世界初公開したと発表しました。ヘルスケア専門家と共同開発したPTRロボットは、医療・看護分野で柔軟に動き回ることができる移動式インテリジェントロボットソリューションとして初めてのものです。機能障害のある個人の移動やリハビリに役立つ以外に、スタッフの負担を軽減し、労働集約的な作業から解放します。またPTRロボットは、患者の移動を実行するために立ち会うべき介助者が1人だけで済むため、感染のリスクを低減します。
典型的な病院の寝たきり患者の4人に1人は自立しておらず、移動するにもリハビリするにも介助が必要です。こうした必要性は介護施設でさらに顕著となります。WHOによれば、持ち上げによる負傷は、看護師が職務において負うあらゆる負傷の3分の1を占めています。
PTRロボッツのLone Jager Lindquist最高経営責任者(CEO)は、次のように述べています。「多くの介護施設、病院、諸施設は、当社の患者移動・リハビリテーションロボットに強い関心を持っています。高齢者が腰を骨折すれば、このロボットは手術直後にが立ち上がる手助けができます。また、患者さんが手術後に最初の一歩を踏み出す時に同行します。」
PTRロボッツのロボットリフターは、通常の出入り口を容易に通過できるようにサイズが「縮小」する設計になっています。これは、このロボットが柔軟性の点で従来の天井固定ホイストよりも優れていることを意味します。
PTRロボッツは、UVDロボッツやGoBeロボッツなどの子会社を通じてサービスロボット市場に革命をもたらしたブルー・オーシャン・ロボティクスの子会社です。
ブルー・オーシャン・ロボティクスのCEOで PTRロボッツの取締役会会長のClaus Risagerは、次のように述べています。「当社はPTRロボッツと共に、患者の移動とリハビリテーションの分野でまったく新しい製品カテゴリーを生み出しました。これは子会社のUVDロボッツと共にUV消毒で達成したのと同じことです。」
UVDロボットは世界中に配備されており、病院、ホテル、食品加工工場、製薬業界のクリーンルーム、空港、駅、幼稚園・保育園などを消毒しています。
PTRロボッツとブルー・オーシャン・ロボティクスについて
PTRロボッツは、業務用サービスロボットの開発で世界をリードするグループであるブルー・オーシャン・ロボティクスの子会社です。ブルー・オーシャン・ロボティクスは、欧州の「ロボットの首都」であるデンマークのオーデンセに本社を置き、医療・接客業・建設・農業の分野向けにサービスロボットを開発・製造・販売しています。
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