国連が世界的パンデミックの中でスマート・マッピング・ソフトウエアへの無料アクセスを提供
米カリフォルニア州レッドランズ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ロケーション・インテリジェンスの世界的リーダーのEsriは本日、国連経済社会局統計部と協力して加盟国にマッピング・分析技術を提供し、新型コロナウイルスの世界的流行との闘いに必要なデータへのアクセスと視覚化を支援すると発表しました。各国は、COVID-19データハブの統合ネットワークの一部となれるソフトウエアとツールが使用できるようになりました。各ハブは、情報主導型イニシアチブを通じて人々、データ、ツールを組織するクラウド・ベースのコミュニティー・エンゲージメント・プラットフォームです。
ステファン・シュヴァインフェスト国連統計部長は、次のように述べています。「私たちが前例のない健康危機に直面する中で、今世界は信頼できるタイムリーなデータへの簡単なアクセスを緊急に必要としています。パンデミックの傾向の追跡、脆弱なグループの特定、この危機の社会・経済の全セクターへの影響の理解は、世界の統計・データコミュニティーの最も差し迫ったニーズです。今回の提携により、すべての国の統計局が簡単にアクセスして使用できる重要ツールが提供されます。」
ハブを使用することで、既存のデータと技術を活用し、内外の利害関係者との協力、進捗状況の追跡、結果の改善、実施可能な政策の策定を進めることができます。この新しい国際ハブ・ネットワークにより、各国はコミュニケーション、協力、データ共有を最大化できます。そのデータを地理情報に配置することで、ハブは地域社会が直面する問題に関するより深くより複雑な理解を政府、NGO、市民グループ、その他の組織に提供します。
Esri創業者のジャック・デンジャモンド社長は、次のように述べています。「私たちは、世界がCOVID-19により発生している問題を解決できるよう支援しようと努めています。私たちのハブを通じて、このパンデミックのような世界的危機が国家にもたらす固有の明確な障害への理解・対応に必要なツールを国連とそのすべての加盟国に提供できればと願っています。」
すぐに使用できるテンプレートも利用でき、各国の統計局は独自のCOVID-19オープン・データ・サイトを迅速に構築できます。これにより、脆弱な集団、病院の場所、進行中の症例などの問題に関して、データと知見に対する国民からの緊急の要望に対応できます。
COVID-19データハブの統合ネットワークの詳細については、covid-19-data.unstatshub.org/をご覧ください。
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地理情報システム(GIS)ソフトウエア、ロケーション・インテリジェンス、マッピングの世界的市場リーダーのEsriは、入手可能な最も強力な地理空間クラウドを提供し、顧客がデータの潜在力すべてを活用して業績や事業成果を改善する手助けをしています。1969年に設立されたEsriのソフトウエアは、フォーチュン100企業の90社、50州すべての政府機関、大小すべての郡の半数以上、フォーブス米大学トップ100校のうち87校、米国政府の15省すべてや数十の独立機関など、35万を超える組織に導入されています。地理空間情報技術に対する先駆的取り組みにより、Esriのエンジニアはデジタル変革、モノのインターネット(IoT)、高度アナリティクスに対する最も高度なソリューションを構築しています。当社サイトのesri.comをご覧ください。
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