Impinj M700エンドポイントICの技術革新により、消費財にまでIoT(モノのインターネット)を普及
シアトル--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ)-- RAIN RFIDソリューションのリーディングプロバイダーかつパイオニアであるImpinj、Inc.(NASDAQ:PI)は、本日、日本のコンビニエンスストア(以下コンビニ)およびドラッグストアでの電子タグ(RFID)導入推進のサポートを拡張しました。 Impinj M700エンドポイントIC製品群が提供する技術革新により、食品、飲料、医薬品など個々のアイテムのワイヤレス接続が可能となり、在庫の可視性が向上し、「フリクションレス(摩擦のない)」なセルフチェックアウトが可能になります。
Impinjはサプライチェーンや店舗内の商品の識別・位置検出・認証に最適なバッテリーレス無線技術であるRAIN RFIDを用いて、莫大な数の日常のモノのインターネット接続を可能にします。新しいImpinj M700 ICは、ムーアの法則を活かし、現行のどのRAIN RFIDよりも大幅に小さなICで、より高い機能性と優れた性能を実現しています。
Impinj M700エンドポイントIC製品群は、日本で年間推定1,000億アイテムの接続を可能にするための重要な一歩を提供します。
より小型で高性能なエンドポイントICにより、製品パッケージに埋め込むことのできる小型で高性能なRAINインレイを実現。
エンドポイントICロジックの小型化と性能強化により、よりスムーズでフリクションレスなPOS処理とRAINベースの損失防止を実現しつつ、効率性とコストを最適化。
Impinj M700 IC製品群の機能は、日本政府、主要コンビニ、日本チェーンドラッグストア協会の宣言で設定された目標に沿い、2025年までにコンビニで販売される商品に貼付される電子タグに合致しています。コンビニが在庫の視認性を向上し、消費者のセルフチェックアウトを実現するため電子タグを活用したパイロットテストを成功に導き、ロールアウトにつなげます。
「日本のトップコンビニエンスストアチェーンの一社として、将来のコンビニエンスストアを構築するため、我々は小売店のデジタル化に取り組んでいます」と、株式会社ローソン 理事執行役員 オープンイノベーションセンター長の牧野国嗣氏は述べています。「サプライチェーン全体および店舗内のすべての製品でRAIN RFID技術が導入されれば、Impinj M700 ICが可能にする機能強化は、アイテムレベルの在庫の視認性を向上させ、フリクションレスな(摩擦のない)消費者のセルフチェックアウトと損失防止も実現できることでしょう。」
「Impinj ICが提供する品質、性能、機能により、私たちは日本のRAIN RFIDタグのリーディングメーカーとして、お客様の期待を絶えず上回ることができます」とナクシス株式会社 代表取締役COO中村待朋氏は述べています。 「私たちはImpinj M700 IC製品群の最新の技術革新を楽しみにしています。より優れたパフォーマンスと新しい機能により、お客様が今日そして将来に渡り必要としているタグを提供できるようになります。」
Impinjの創業者兼CEOであるChris Diorioは、次のように述べています。 「日常世界のあらゆるのアイテムをクラウドに接続するというImpinjのビジョンは、日本のコンビニとドラッグストアの取り組みに完全に一致しています。 Impinj M700 ICの新しい製品群は、日用品に数千億個ものImpinj RAIN RFID ICを組み込むための道筋を示しています。」
Impinjについて
Impinj(NASDAQ:PI)は、アパレルや医療用品、自動車パーツといった莫大な数の日々使用されるアイテムを、コンシューマーやビジネス向け在庫管理や患者の安全、資産追跡といった多種多様なアプリケーションへ無線接続することを可能にします。Impinjプラットフォームは、RAIN RFIDを使用してこれらのモノに関するリアルタイムな情報をデジタルの世界に配信することで、IoT社会を実現しています。www.impinj.com
ImpinjはImpinj, Inc.の登録商標です。その他すべての商標はその所有者の財産です。
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