パリ--(BUSINESS WIRE)--象徴的なアルファ ロメオは、「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス 2018」においての“ベスト・オブ・ショー”受賞を経て、「ザ・ペニンシュラ
クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワード」を受賞
ザ・ペニンシュラホテルズを運営する香港上海ホテルズ社(所在地:8/F St. George’s Building 2 Ice House
Street, Central, Hong Kong、CEO:クレメント K. M.
クオック)は、世界で最も優れたクラシックカーへ贈る、2019年度の「ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト
アワード」の受賞車を、ザ・ペニンシュラパリにて発表いたしました。
本年度の受賞車は、前年度に開催された8つの世界コンクールデレガンス(名車の祭典)における最優秀賞“ベスト・オブ・ショー”のクラシックカー8台の中から、「ぺブルビーチ・コンクール・デレガンス
2018」で“ベスト・オブ・ショー”を受賞した1937年製アルファ ロメオ8C 2900B ベルリネッタ(米国カリフォルニア州ロサンゼルス
デイヴィッド・シドリック氏とジニー・シドリック氏の所有)に決定いたしました。
ザ・ペニンシュラパリで発表された受賞車は、天井に備え付けられたフラッシュ効果付きの照明演出を取り入れ華やかかつドラマティックにお披露目され、その後のパーティーでは著名なDJでタレントのハンナ・ブロンフマン氏によるパフォーマンスも行われました。
イタリアの自動車設計者 ヴィットリオ・ヤーノによって設計されたアルファ ロメオ「8C
2900」は、スポーツカーレースに参加する目的で設計されました。特に、イタリアの伝説的なカーレース「ミッレミリア」においては、1935年から1938年、そして1947年で圧勝しています。同車は、レース用トリム(※)においてはあらゆる主要なライバル車を圧倒する存在感を放ち、ロード用トリムでは長距離を高速で走ることが可能な高機能性が際立っています。
※トリム:ドアの縁飾りをはじめ、ホイールやシート、内張りといった外装や内装に使用される装飾品
同車の歴史は、1925年にミラノで設立された名門コーチビルダーである「カロッツェリア・トゥーリング」がチャールズ・ウェイマンの羽布張り軽量フレームシステムのライセンスを取得し、その後、独自のスーペルレッジェーラ方式を開発したことから始まりました。1936年に特許が認められた同方式は、細い銅管で車体の形状を形作り、それを薄い軽金属版で多い骨組みの強度を補強する構造のことで、受賞車(412020)は製造が確認されているわずか5台のベルリネッタの中でも最初の車であり、カロッツェリア・トゥーリング社が“スーペルレッジェーラの始まり”と呼んでいる特別な自動車です。
ウィリアム・E・コナー&アソシエーツの会長 兼 最高経営責任者で、ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト
アワードの共同創立者であるウィリアム・E・チップ・コナー氏は、「受賞したアルファ
ロメオは、私たちがこのアワードを創立するきっかけとなった自動車のイメージを完璧に再現するクラシックカーです。毎年、自動車愛好家の皆さまと、完璧なデザインと設計を設えた素晴らしいクラシックカーを称えられることは、この上ない喜びです」と、述べました。
また、受賞車の所有者であるデイヴィッド・シドリック氏は、「熱心な自動車コレクターとして、今年のザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ
ベスト
アワードに2つの自動車をエントリーさせることができたことは、実に喜ばしいことでした。そして、この素晴らしい結果は、私たちふたりにとって誇り高い瞬間でした」
と、喜びのコメントを発表しました。
ザ・ペニンシュラ クラシックス ベスト オブ ザ ベスト アワードについて
2015年に、香港上海ホテルズ社の会長のマイケル・カドゥーリー卿のほか、クラッシックカーの権威として知られるクリスチャン・フィリップセン氏、クラシックカーコレクションの重鎮
ウィリアム・E・チップ・コナー氏、アメリカのピーターソン自動車博物館でプレミアムクラシックカーのコレクションの主事を務めたブルース・メイヤー氏などの国際自動車の第一線で活躍する専門家や世界屈指の自動車専門家達によって設立され、前年度に開催されたいくつかの世界コンクールデレガンス(名車の祭典)における最優秀賞“ベスト・オブ・ショー”受賞車の中より最も優れたクラシックカーに贈られるアワードです。
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