ANX2403は市場の要求に応え、今日のノートPC用ディスプレイ向けに超低消費電力を実現
米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- アナロジックス・セミコンダクターは本日、当社製品のANX2403を発表しました。ANX2403は業界で最も低消費電力のフルHD組み込み向けディスプレイポート(DisplayPort™)
1.4(eDP)タイミングコントローラー(TCON)であり、パネルセルフリフレッシュ(PSR)、VESA DisplayHDR™
400、インセルタッチおよびアクティブスタイラスによるタッチをサポートし、グラフィックスディスプレイ解像度が最大1920x1280までのノートPCに使用できます。
低消費電力プロセスでリードするアナロジックスの技術を活用したANX2403は、28nmプロセス技術を使用したことにより、フルHD
60Hzの消費電力を60mWにまで低下させます。これは40nm技術との比較で35%の削減、55nm技術との比較で50%以上の削減であり、ANX2403は業界で最も低消費電力のTCONとなっています。またANX2403はインテルの低リフレッシュレート(LRR)技術とPSR2技術をサポートすることで、一層の低消費電力を実現しています。
アナロジックスのマーケティング担当バイスプレジデントを務めるマイケル・チンは、次のように語っています。「ANX2403は低消費電力プロセスやインセルタッチ機能、ハイダイナミックレンジ(HDR)技術における当社の実力を動員することで、今までで最低の消費電力を実現しており、ディスプレイパネルメーカーは従来以上の画像性能、より薄型・狭ベゼルのパネルを低コストで実現できるようになります。」
直近では、ANX2403はアリオンでのHDR400の試験に合格しています。サンプル品は現在提供可能であり、量産品の出荷は2018年第4四半期の見込みです。
アナロジックス・セミコンダクターについて
アナロジックス・セミコンダクターは、スマートフォンやノートPC、VRヘッドマウントディスプレイなどの携帯機器から大型・高解像度のテレビやハイエンドのグラフィックカードに至るまで、デジタルマルチメディア市場で利用される半導体の設計と製造を行っています。アナロジックスは、高速シグナルコンディショナーなど、当社スリムポート(SlimPort)ブランドによるディスプレイポート
(DisplayPort)向けエンドツーエンドのインターフェース接続半導体ソリューションを提供する市場リーダー企業であり、低電力の高速タイミングコントローラーソリューションなど、モバイルディスプレーコントローラーの業界リーダー企業でもあります。ディスプレイポート規格は高解像度の映像と音声を革新的にパケット化したデジタルインターフェースであり、ビデオ・エレクトロニクス・スタンダーズ・アソシエーション(VESA)によって開発されました。スリムポート・ブランドの製品は、ディスプレイポートおよびモビリティー・ディスプレイポート(MyDP)、USB
Type-Cコネクター向けディスプレイポート代替モードの規格に準拠しています。
詳細情報については、www.analogix.comとwww.slimport.comをご覧いただくか、ツイッター(@Analogix、@SlimPortConnect)またはリンクトインで当社をフォローしてください。
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