BeamCraft™ 600は現在のLTEネットワークとスマートフォンで5Gの性能を実現しながら、通信事業者の導入上の制約や運用経費を最小化
米カリフォルニア州サンタクララ--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
爆発的なデータ急増の難題に取り組むモバイル通信事業者に貢献するインテリジェントな無線アクセスソリューションを提供する企業のブルー・ダニューブ・システムズは本日、当社第2世代の5G対応Massive
MIMO(大規模多入力・多出力)システムとなるBeamCraft™ (ビームクラフト)600シリーズを発表しました。BeamCraft
600は業界で初めて、複数の周波数帯で複数のセルラー規格を対象に同時ビームフォーミングをサポートしており、これにより通信事業者は1台の小型システムで通信容量を増加することができます。クラウドベースのインテリジェンスにより拡張可能で強力な組み込みソフトウエアを活用するBeamCraft
システムは、高周波(RF)ビームをモバイルトラフィックが多い場所へと動的に振り向けることができ、また競合するMassive
MIMO製品とは違って既存の基地局に対する変更を必要とせず、今日のスマートフォンに適合します。
モバイルビデオがトラフィックニーズの増大を促してこのニーズが高まり続けているため、通信事業者は基地局の増設や新たな周波数帯の取得・運用、複数の無線通信規格のサポートが必要となり、基地局当たり設備の増加や運用経費・設備投資額の大幅増につながっています。BeamCraft
600により、通信事業者は既存のネットワーク資産を使用して即座に容量を増加でき、3G/4Gの無線/アンテナシステムを1台のユニットで置き換えることで、配備する装置を場合によっては66%も削減することができます。広範な周波数帯を所有する通信事業者はBeamCraft
600により、従来はまったく不可能と考えられた場所にMassive MIMOを導入することができます。
ブルー・ダニューブの革新的なHDAAS™ハイブリッドMassive MIMO技術を基礎とする96素子のBeamCraft
600は、16本のソフトウエア構成可能なビームを使用して最大2つのアクティブミッドバンドをサポートし、容量が当社先行世代から倍増しながらも、従来と同じく軽量の14インチ幅のフォームファクター内に収っています。また、内蔵パッシブローバンドのオプションも提供可能なため、アンテナ取り付けスペースをさらに節約できます。ブルー・ダニューブはこれまで、3つのミッドバンド(AWS、PCS、DCS)でアクティブソリューションを展開しており、マルチバンドのBeamCraft
600を2018年第2四半期に試験します。TDDを含め、さらなる高周波数帯をサポートする新製品は、2018年後半に発売することになります。
ブルー・ダニューブ・システムズの最高経営責任者(CEO)兼社長であるマーク・ピントは、次のように語っています。「ブルー・ダニューブのMassive
MIMO製品ポートフォリオにより、通信事業者はRFエネルギーを柔軟にカスタマイズし、容量、通信エリア、セルエッジでの性能を最適化することができます。当社の5G対応アーキテクチャーはビームに基づくネットワーク管理を実現することで、ネットワークのRF機能を仮想化します。当社は他の無線アーキテクチャーが押しつける窮屈さを避けることで、完全に柔軟なRANエコシステムを実現しています。」
オーバムのアナリストを務めるジュリアン・ブライト氏は、次のように語っています。「FDDは世界の商用ネットワークの少なくとも85%を占めており、通信事業者が5Gに移行する上で、ミッドバンドのFDDMassive
MIMOソリューションは決定的に重要になるはずです。世界の大手通信事業者の大半は、この周波数帯で複数の3G帯や4G
LTE帯を持っています。ブルー・ダニューブのマルチバンドソリューションは現在のネットワークにとって魅力的なアップグレードオプションとなるものであり、通信事業者の最も貴重なFDD周波数帯資産の潜在的能力を生かすものです。」
ブルー・ダニューブ・システムズについて
ブルー・ダニューブ・システムズは、セコイア・キャピタルとシルバー・レイクのほかAT&Tなどの投資家の支援を受けた株式非公開の新興企業です。ブルー・ダニューブ独自の受賞歴のある技術はインテリジェントなソフトウエアとハードウエアを統合してMassive
MIMOソリューションに仕上げ、既存のインフラと今日のモバイル機器を活用しながら、大幅な容量増強を実現します。詳細については、www.bluedanube.comをご覧ください。
2018年モバイル・ワールド・コングレスにブルー・ダニューブが参加
ブルー・ダニューブは、2月26日〜3月1日にバルセロナで開催されるモバイル・ワールド・コングレスに代表団を送ります。ホール2にあるホスピタリティーブース(2L10)に出展します。
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