サンディエゴ & 東京--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
遠隔操縦航空機（RPA）システム、レーダー、電子光学および関連ミッションのシステムソリューションの大手メーカーであるジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズ（GA-ASI）は本日、千葉県の幕張メッセで開催中のジャパン・ドローン展示会で行った記者会見の中で、日本の民間非隔離空域における中高度長時間滞空（MALE）RPAの運航承認の加速を目指し、日本の産業界、政府、学術界のグループから成るコンソーシアムとの間で研究協力契約を締結したと発表しました。
GA-ASI航空機システム・プレジデントのデビッド・R・アレキサンダーは、次のように述べています。「今回の提携から得られる航空管制、通信技術、運航に関する専門知識により、当社のガーディアン航空機とその他のRPAのために日本の空域統合コンセプトを検証する当社の取り組みが促進されます。現地での提携と日本の民間空域でのRPAの容認達成に向けたその貢献は、これらのコンセプトの検証における最初の主要なステップです。」
今回の提携は、日本で最初の民間MALE
RPA飛行の承認確立と、公共・民間運航に向けたそのユーティリティーの検討を目指すものです。海に囲まれ、地震、津波、台風などの自然災害の被害を頻繁に受けている日本は、被害に負けない状況認識能力と通信能力を大いに必要としています。ガーディアンなどのRPAは、これらのニーズの満足に重要な役割を果たすと期待されています。
GA-ASIのオオツボ・ノブユキ戦略開発担当ディレクターは、次のように述べています。「災害救援や国境警備などの人道的活動に貢献して日本の社会的優先課題を支えることを目指し、RPAのミッション遂行能力を最大限に引き出す枠組みを探ることが重要と考えます。」
GA-ASIがジャパン・ドローンで行った記者会見では、日本周辺地域の監視の大きな必要性が強調されました。例えば、海上保安庁は日本の陸地面積の12倍に相当する地域を監視しています。この地域は、排他的経済水域、捜索・救助、緊急災害救援の対象地域です。ガーディアンは、そうした監視活動を行って今日の日本にとって重要な情報を提供するよう特別に設計された航空機です。これは、複数領域の課題に向けた複数機関のソリューションを代表しています。GA-ASIは、今年中にその技術のデモを行えるよう、日本のいくつかの機関と取り組んでいきます。
今回の提携の長期目標は、日本の非隔離空域でGA-ASIが設計したガーディアンを飛行させ、RPAのミッション遂行能力を拡大することです。現在、日本にはRPAの空域規制はなく、今回の新たな提携はそれに関する先駆的なプログラムとなるよう努めます。
GA-ASIについて
ジェネラル・アトミクス傘下のジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズは、世界中の軍事・民間アプリケーション向けに遠隔操縦航空機システム、レーダー、電子光学および関連ミッションのシステムソリューションを通じて、状況認識能力を提供しています。当社の航空機システム事業部門は、プレデター®A、プレデターB/MQ-9リーパー®およびプレデターB/MQ-9リーパー・エクステンデッド・レンジ（ER）、グレイ・イーグルおよびグレイ・イーグルER、プレデターCアベンジャー®およびアベンジャーER、プレデターXP、スカイガーディアンTMおよびシーガーディアンTMなど、実績ある信頼性に優れたRPAシステムの設計と製造でリードしています。また、次世代のアドバンスド・コックピットGCSを含む、さまざまなソリッドステートデジタルGCSを製造して、パイロットのトレーニングとRPAフィールド運用のためのサポートサービスも提供しています。ミッション・システムズ事業部門は、リンクス・マルチモード・レーダーと、高度なクロー・センサー制御および画像分析ソフトウエアの設計・製造に加え、有人航空機と遠隔操縦航空機の両方にそれらの組み込みを行っています。また同部門は、情報・監視・偵察（ISR）航空機プラットフォーム向けの統合型センサー・ペイロードやソフトウエアの提供にも注力し、高エネルギー・レーザー、電子光学センサー、メタマテリアル・アンテナの開発も手掛けています。詳細情報については、www.ga-asi.com.をご覧ください。
Reaper、Predator、Avenger、Lynx、およびClawはジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズの登録商標です。SkyGuardianおよびSeaGuardianはジェネラル・アトミクス・エアロノーティカル・システムズの商標です。
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