ニューヨーク--(BUSINESS WIRE)--（ビジネスワイヤ） --
プライベート不動産投資会社のロックウッド・キャピタル（ロックウッド）は本日、ロックウッド・キャピタル・リアル・エステート・パートナーズ・ファンドX（ファンドX）が同ファンドのハード・キャップに相当する11億ドルの資金を集めて募集を締め切ったと発表しました。この付加価値ファンドは、米国の都市圏および郊外中核都市の多目的環境のオフィス、住宅、店舗、ホテル資産を投資対象とします。
ファンドXを通じて、ロックウッドは、付加価値資産のリスクのバランスを取りながら「収益実現までのスピード」を重視した長い実績のある戦略を実行することに努めます。ファンドXは特に、教育、富および地域住民に根差した良好な社会経済的動向に支えられて成長し、進化している地域を投資対象とします。
最終締め切り時点でファンドXは約30パーセントの資金を投資しており、9件の投資を完了しています。ロックウッドのマネジング・パートナーで、ファンドXのポートフォリオ・マネジャーを務めるタイソン・スキリングスは、次のように述べています。「現時点でファンドXは、価値の向上を目指した事業計画の実践により魅力的なリスク調整後リターンが見込める9件の投資を実施しています。今後も慎重なペースで投資を行う予定で、当社の投資戦略に沿った投資機会を規律を持って粘り強く発掘し、有効に活用していきます。私たちは、利益実現までのスピード、すなわちいかに迅速に価値の創造を実現し、持続的な収益源を確立するか、ということを重視します。」
ファンドXの投資家基盤は、公的および民間年金基金、財団、基金、保険会社、ファンズ・オブ・ファンズ、ファミリーオフィス、個人富裕層などの多様かつ多国籍の投資家で構成されています。ファンドXの投資家の60パーセント強は、これまでにロックウッドが設定したファンドへの投資経験のある投資家です。ロックウッドのシニア・マネジング・パートナーのピーター・ファルコは、次のように述べています。「既存の投資家の皆さまの信頼と支援および数十年にわたって当社が研鑽を重ねてきた投資戦略の執行力に対する信任に深く感謝いたします。また、新たな投資家の皆さまとの関係がスタートすることは大変喜ばしいことであり、こうした投資家の皆さまの既存の投資ポートフォリオを強化するために連携していくことを楽しみにしています。」
パーク・マディソン・パートナーズがファンドXの北米における独占募集代理人を務めました。パーク・マディソンのマネジング・パートナー兼創業者のナンシー・ラシーンは、次のように述べています。「ロックウッドおよびファンドXと共にこのように良好な資金調達結果をあげることができたことを誇りに思います。ファンドのハード・キャピタルに相当する資金を確保できたことに加えて、政府系ファンド、公的および民間年金、財団、新たな顧問関係を含む質の高い機関へとロックウッドの投資家基盤を一段と分散化することができました。」ファンドXの欧州における独占募集代理人はトレッドマークが務めました。
ロックウッド・キャピタルについて
ロックウッド・キャピタルは1995年に設立された不動産投資管理会社で、自己資本に加えて、米国の主要市場の小売り施設、ホテル、住宅、オフィス、研究・開発施設のリポジショニング、資本再編、開発、再開発のための不動産運営ノウハウを提供しています。ロックウッドおよび当社のプリンシパルは、10件の付加価値投資ビークルと8件の別勘定を通じてクライアントのためにおよそ232億ドル相当の不動産に投資しています。現在、82名の従業員を擁し、ニューヨーク州ニューヨーク、カリフォルニア州サンフランシスコ、カリフォルニア州ロサンゼルス、韓国ソウルにオフィスを構えるロックウッドは、純資産価値約36億ドル、総不動産価値約88億ドルのポートフォリオを運用しています。ロックウッドの投資家は、公的および民間年金基金、基金、財団、保険会社、ファンズ・オブ・ファンズ、個人富裕層、ファミリーオフィスなどです。
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