ルクセンブルク--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
ルクセンブルク政府は、ルクセンブルクのデジタル経済分野における設立後7年以内のスタートアップ企業の資金援助と開発支援を目的に、民間投資家と共同でシード・ファンドを設立しました。今回の動きにより、ルクセンブルク経済の重要分野のひとつであるデジタル経済において革新的な新事業を設立するためのハブとして、ルクセンブルクの認知度が一段と高まることになります。
国家的イニシアチブである「Digital
Lëtzebuerg(デジタル・ルクセンブルク)」の一環として、ルクセンブルク経済省主導で「デジタル・テック・ファンド」が設立されました。このファンドにはいくつかの目的がありますが、中でも重要なものが、サイバーセキュリティ、フィンテック、ビッグデータ、デジタルヘルス、通信および衛星サービス、「モノのインターネット」といった分野で概念実証段階に達しているプロジェクトを持つ企業に対してベンチャーキャピタル投資を行うことです。
また、公的資金の援助を得た研究、特にルクセンブルク大学の学際的な研究センターである安全保障・信頼性・信用センター(SnT)での研究の結果開発された新技術の移転を促進するため、シード・ファンドは有望なスピンオフへの投資も行い、ルクセンブルク経済に対する最大限の有益な影響を引き出します。
ルクセンブルクのエティエンヌ・シュナイダー副首相兼経済相は、次のように述べています。「スタートアップ企業の立ち上げ段階での資金ニーズを満たすことにより、デジタル・テック・ファンドは情報通信(ICT)分野における革新的な企業の育成のための国家的なエコシステムを確立します。既存の金融商品や政府支援策、経済省の様々な支援制度、ルクセンブルク・フューチャー・ファンドの拡充により、デジタル・テック・ファンドはスタートアップ企業にとってのルクセンブルクの魅力を高め、革新的な企業の誘致に貢献します。」
デジタル・テック・ファンドは、投資運用で優れた実績を持つルクセンブルクのエクスポン・キャピタルにより管理されます。関心のあるスタートアップ企業は、ウェブサイト(www.digitaltechfund.lu)を通じて直接申し込むことができます。官民パートナーシップにより設立された当ファンドのパートナーには、アレント・アンド・メデルナッハ、バンク・インターナショナル・ア・ルクセンブルク(BIL)、ハイ・キャピタル(BHSサービシーズ)、ルクセンブルク政府、ポスト・キャピタル、プロキシマス、SES、公法に基づく金融機関の国立開発金融公庫(SNCI)が含まれます。
ルクセンブルク経済省発表
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