最高の帯域幅、最小の消費電力、最小限のフットプリントを実現する低コストのビデオインターフェースブリッジ
モバイルアプリケーションプロセッサ、イメージセンサ、およびディスプレイ間のインターフェースのミスマッチを解消する、業界初のプログラマブルブリッジデバイス
ASSPが持つ機能性と効率性という特長に加え、柔軟性と製品開発の迅速化というFPGAの長所を融合した、まったく新しいプログラマブルASSPという製品カテゴリー
バーチャルリアリティ(VR)、ドローン、カメラ、ウェアラブル機器、モバイル機器、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)など、さまざまなアプリケーションに最適
PORTLAND, Ore.--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- ラティスセミコンダクター(NASDAQ:LSCC)の日本法人、ラティスセミコンダクター株式会社(東京都品川区、代表取締役:竹原茂昭、以下:ラティス)は本日、モバイル機器のイメージセンサやディスプレイの主要プロトコルをサポートする業界初のプログラマブルブリッジングデバイス、「Lattice
CrossLink™」を発表しました。カメラやディスプレイを内蔵したシステムは、多くの場合、相互のインターフェースの種類やレーン数が一致せず、ブリッジを使って接続性の問題を解決しています。この新デバイスCrossLinkは、柔軟性と製品開発の迅速化というFPGAの長所と、ASSPが持つ機能性と効率性という特長を併せ持った、プログラマブルASSP(pASSP)というまったく新しいカテゴリーの製品です。このカテゴリーでは初の製品であるCrossLinkデバイスは、最高の帯域幅、最小の消費電力、最小限のフットプリントを実現する低コストのビデオインターフェースブリッジで、VRヘッドセット、ドローン、スマートフォン、タブレット、カメラ、ウェアラブル機器、ヒューマンマシンインターフェース(HMI)などに最適なソリューションです。
CrossLinkの機能:
12Gbpsの帯域幅で最高4K UHDの解像度に対応する、世界最速MIPI® D-PHYブリッジデバイス
MIPI D-PHY、MIPI CSI-2、MIPI DSI、MIPI
DPI、CMOS、SubLVDS、LVDSなど、一般的なモバイル、カメラ、ディスプレイ、レガシーのインターフェースをサポート
最小6 mm2オプションを含む業界最小パッケージを提供
最低消費電力のプログラマブルブリッジソリューション
スリープモード対応
ASSPとFPGAの長所を活かしたベストソリューション
フューチャーソース・コンサルティング、エンターテイメントコンテンツおよび配信部門、アソシエイト・ディレクターのカール・ヒバート(Carl
Hibbert)氏は次のようにコメントしています。
「ドローンやVRシステムを含むイメージキャプチャとディスプレイなどの最新テクノロジの登場は、業界に大きな刺激を与えています。これらの新しい技術は、現在全世界ベースで37億台のスマートフォンとタブレット市場と合わせると、2020年までには30パーセント増の成長が見込まれています。これらの新技術は、内部の様々なインターフェースをつなぐ必要があります。これらのインターフェースを、低コスト、省電力そして小さな実装面積でブリッジするソリューションは必須となります」
ビデオ接続のギャップを埋める
イメージセンサアプリケーション
ラティスのCrossLinkブリッジは、複数のイメージセンサからプロセッサの単一入力に多重化、統合、アービトレートすることができます。またハイエンドの産業用センサと一般的なA/Vイメージセンサをモバイルアプリケーションプロセッサにつなぐことができます。これは、ドローン、拡張現実製品などに加え、360度全方位カメラ、アクションカム、監視カメラやデジタル一眼レフ(DSLR)カメラなどにも最適です。
ディスプレイアプリケーション
CrossLinkデバイスを使うことで、1つのMIPI DSIインターフェースからビデオデータを受信し、半分の帯域幅で2つのMIPI
DSIインターフェースに送信することが可能です。同一のビデオストリームは2つのインターフェースに分割することができるため、VRヘッドセットやモバイルのセットトップボックスに最適です。また、RGBまたはLVDSインターフェースを持つ民生用および産業用パネルをモバイルアプリケーションプロセッサと接続することもできます。CrossLinkブリッジは、HMI、スマートディスプレイ、スマートホーム製品などにむけて、MIPI
DPIから、複数レーンのCMOS、LVDSインターフェース、OpenLDIならびに独自インターフェースへ変換することができます。
ラティスセミコンダクターのコンシューマー製品マーケティング担当シニアディレクターであるC.H.
Cheeは次のように語っています。「CrossLinkブリッジは、ビデオ技術に対し、FPGAの柔軟性とASSPのパフォーマンスを有しています。この製品は、高速かつ柔軟性の高いイノベーションを求める成長著しいハイボリューム市場向けにさまざまなアプリケーションを取り揃えており、1台のデバイス内部で多種多様の非互換性インターフェースの増大という課題を解決します」
供給状況
CrossLink評価ボードは、ラティスおよび正規代理店からご購入になれます。量産デバイスの出荷は間もなく開始されます。詳細については、http://www.latticesemi.com/CrossLinkをご覧ください。
ラティスセミコンダクターについて
ラティスセミコンダクター(NASDAQ:LSCC)は、低消費電力FPGA、ビデオASS、広帯域幅60
GHzのミリ波のスマートなコネクティビティソリューション、およびIP製品を、世界中の民生、通信、産業、自動車市場に提供しています。当社のゆるぎないコミットメントは、お客様のイノベーションを加速させ、コネクテッドワールドの実現に貢献します。
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Lattice Semiconductor Corporation、Lattice
Semiconductor(およびデザイン)、CrossLink、pASSPおよび各製品デザインは、米国およびその他の国におけるラティスセミコンダクターまたはその子会社の登録商標もしくは商標です。MIPI®はMIPI
Allianceが所有する登録商標です。
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