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サンバイオ、再生細胞薬SB623の網膜変性疾患用途特許を取得


米国カリフォルニア州マウンテンビュー--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 再生細胞薬の開発・製造を手掛ける当社グループ(サンバイオ株式会社およびその子会社であるSanBio
Inc.)は、この度、独自に開発を進めている再生細胞薬SB623(以下、「本剤」)について、網膜変性疾患を対象とした特許を米国特許商標局(USPTO)から取得しましたのでお知らせします。当社は、中枢神経系において神経再生を促進する再生細胞薬SB623を開発しており、網膜変性疾患を含む神経細胞が関与する様々な疾患に対する治療薬の提供を目指しています。




2016年5月3日に取得が完了した特許(米国特許番号No. 9,326,999
B2)は、再生細胞薬SB623の用途特許で、光受容体機能の向上を促進することで網膜変性疾患を治療するというものです。網膜色素変性や加齢黄斑変性をはじめとする網膜変性疾患は、視細胞や網膜色素上皮が変性することで視力が減弱します。網膜変性疾患の中でも網膜色素変性症や、萎縮型加齢黄斑変性は有効な治療法がなく、また最終的には失明に至る場合もあるため、有効な治療法が求められています。



当社のチーフ・メディカル・オフィサーであるダミアン・ベイツ(Damien
Bates)博士は以下のように述べています。「本特許の取得は、再生細胞薬SB623の適応を失明の主な原因である網膜変性疾患にまで拡大するうえで非常に重要なステップです。これまで効果的な治療法がないと言われた加齢黄斑変性症(ドライ型)の患者様については、米国だけでも1,500万人いると言われており、本剤はこうした患者様に希望の光を提供することができるものと期待しています。」



なお、SB623に関しては、すでに脳梗塞の治療を対象にグローバルで特許を取得しています。



再生細胞薬について



当社グループが手掛ける再生細胞薬は、病気・事故等で失われた身体機能の自然な再生プロセスを誘引ないし促進させ、運動機能、感覚機能、認知機能を再生させる効能が期待される医薬品です。



サンバイオ株式会社およびSanBio Inc.(以下「当社グループ」という)について



当社グループは、再生細胞薬の研究、開発、製造及び販売を手掛ける再生細胞事業を展開しています。当社独自の再生細胞薬であるSB623は、米国において、慢性期脳梗塞を対象に2015年12月に第2b相臨床試験を、外傷性脳損傷については2015年10月に第2相臨床試験を開始しています。当社グループは、東京を本社とし、米国のサンフランシスコ・ベイエリアには研究開発の主たる拠点を構えています。




Contacts


本件に関するお問い合わせ先
サンバイオ株式会社
経営管理部
松岡
弘子

電話:03-6264-3481

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