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GEデジタル、IEEE、シュナイダーエレクトリックがオープンフォグ・コンソーシアムの理事会に参加



IEEEの加盟、日本のカントリーチーム、17の新規メンバー、新たなワークグループにより、フォグ・コンピューティングの取り組みが世界規模で拡大


米カリフォルニア州フリーモント--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) --
オープンフォグ・コンソーシアム(OpenFogコンソーシアム)は、米国電気電子学会(IEEE)の加盟、GEデジタル、IEEE、シュナイダーエレクトリックの新たな理事、17の新規メンバー、初の日本のカントリーチームを発表しました。これは、フォグ・コンピューティングの急成長と市場の関心を示しています。新規メンバーは、フォグ・コンピューティング研究・技術のリーダーであり、エンドツーエンドのIoTソリューションのエッジでインテリジェンスをサポートするフォグ・コンピューティングのオープンリファレンス・アーキテクチャーの創造に向けたオープンフォグの取り組みを支援します。




GEデジタル、IEEE、シュナイダーエレクトリックは、本日付けでオープンフォグの理事会に加わりました。新たな理事は、GEデジタルのグレッグ・ペトロフ最高エクスペリエンス責任者、シュナイダーエレクトリック・グローバル・ソリューションズのパスカル・ブロッセ戦略・技術担当上席副社長、IEEE通信ソサエティー元会長でIEEEライフフェローのダグラス・N・ザッカーマン博士、台湾の国立交通大学講座教授でIEEEライフフェローの幸多博士です。



シュナイダーエレクトリック・グローバル・ソリューションズのパスカル・ブロッセ戦略・技術担当上席副社長は、次のように述べています。「クラウドツーエッジからデバイス統合や相互運用性までが適正な標準規格でサポートされていることが、産業IoTの大きな可能性を実現する鍵です。オープンフォグ・コンソーシアムに参加することで、シュナイダーエレクトリックはIT/OT格差を埋める自動化アーキテクチャーの中心でオープンネットワーク標準の先駆的採用を行いつつ、そうした標準の開発・採用への取り組みを強化できます。」



GEデジタルのグレッグ・ペトロフ最高エクスペリエンス責任者は、次のように述べています。「テクノロジーサイロの障壁を打ち破り、アーキテクチャーのさまざまな取り組みのより良い統合を支援することが、産業インターネットを前進させる鍵になるでしょう。オープンフォグ・コンソーシアムとの協力は、世界で最も困難な課題の解決に向けた統合を推進する標準に関係するコミュニティーを結束させるのに役立ちます。」



IEEE通信ソサエティーを通じたオープンフォグとIEEEの新たな戦略的提携により、フォグのネットワーク・コンセプトやアーキテクチャーの共同創造や共同推進が実現し、マーケティング、教育、標準規格の活動でも協力できます。IEEE通信ソサエティーのハーベイ・A・フリーマン会長は、次のように述べています。「IEEEとオープンフォグの契約により、この重要な技術分野の成長を促進する活動に関するIEEEの業界関与が強化されます。」IEEEは、人類のための技術の前進に取り組む世界最大の専門家団体です。



オープンフォグ・コンソーシアムのエルデル・アントゥネス理事長は、次のように述べています。「今回のIEEEとの提携契約により、フォグ・テクノロジーの大きな前進につながる多くの技術や経験が結集されます。私たちは、業界の技術革新につながる最優良事例についての教育とともに、オープンアーキテクチャーの確立という私たちの目標に向けたより急速な進展を期待しています。」



加えて、オープンフォグの初のカントリーチームが日本で発足しました。オープンフォグのアジア初のコントリビューティングメンバーであるさくらインターネットが、2つの技術革新分野で取り組みをリードします。1つ目の分野は日本でのIoTシナリオの成長促進で、2つ目の分野は日本での未来のテストベッドの主導です。このチームの他のオープンフォグ・メンバーには、ARM、シスコ、デル、富士通、インテル、マイクロソフト、東芝の代表者が含まれます。オープンフォグの地域チームは、現地の時間帯に現地の言語で会合を持ち、ロボット工学などの地域の中核的取り組みに焦点を当てます。



オープンフォグ・コンソーシアムのジェフ・フェダーズ代表は、次のように述べています。「業界はオープンフォグを採用し、IoTの変革とアーキテクチャーの次なる地平の定義をリードしています。IEEE、シュナイダーエレクトリック、GEデジタルから迎える最新の理事は、私たちがこの方向に向けて加速するのを支えてくれるでしょう。私たちは、日本の革新的な利害関係者を迎えられて非常にうれしいです。アジア初のコントリビューティングメンバーのさくらインターネットが、影響力のある新規メンバーの東芝や富士通と共に新たに創設されたジャパン・カントリー・コミッティーをサポートしてくれます。フォグ・アーキテクチャーの定義に向けて、産業オートメーション、ロボット工学、機械学習などの分野に焦点を当てるべく、これらIoT業界のリーダー企業に専門知識をご提供いただくことを非常に楽しみにしています。」



さくらインターネットのフェローの小笠原治氏は、次のように述べています。「フォグ・コンピューティングは、インターネットとコンピューティング力によって生み出された価値を劇的に高めるための技術革新になるでしょう。オープンフォグ・コンソーシアムの取り組みは、この技術革新の実現に不可欠です。さくらインターネットは、インターネット・インフラに焦点を当てつつ、将来のデータ市場の標準化などの新たなモデル創造に対する貢献に努めています。」



オープンフォグのワークグループは、フォグ・コンピューティングのためのオープンで相互運用可能なアーキテクチャーを継続して開発しています。その焦点は、クラウドからモノへの連続全体に計算、ネットワーキング、ストレージ、コントロールのリソースとサービスを提供することです。そのオープンフォグ・アーキテクチャー白書の公表に続いて、当コンソーシアムはコミュニケーション、セキュリティー、テストベッド、管理の容易性、ソフトウエア・インフラ分野のフォグ・コンピューティングの課題に対処すべく、新たなワークグループを結成しました。



この作業に参加するのは、新たなコントリビューティングメンバーのGEデジタル、さくらインターネット、シュナイダーエレクトリックです。その他の新規メンバーは、アリゾナ州立大学、フォグホーン・システムズ、富士通、ジョージア州立大学、MARSEC
Inc.、国立交通大学、ネッビオーロ・テクノロジーズ、プリズムテック、リアルタイム・イノベーションズ、カリフォルニア工科大学のスティーブン・ロー博士、Stichting
imec Nederland、東芝、バンダービルト大学、ウェイン大学です。



次のオープンフォグ会議は、5月17~18日にニュージャージー州プリンストンのプリンストン大学で開催されます。基調講演者は、ベライゾン・コミュニケーションズ元社長兼最高執行責任者(COO)のデニス・ストリグル氏、DARPA、全米科学財団、米空軍研究所の代表者、学術界の著名な研究者などです。



オープンフォグについて



2015年11月にARM、シスコ、デル、インテル、マイクロソフト、プリンストン大学によって設立されたオープンフォグ・コンソーシアムには、フォグ・コンピューティングの技術と展開に関する主要な研究組織や先駆的企業を代表する人々がメンバーとして世界中から参加しています。詳細については、www.openfogconsortium.orgまたはツイッター(@openfog)をご覧ください。



本記者発表文の公式バージョンはオリジナル言語版です。翻訳言語版は、読者の便宜を図る目的で提供されたものであり、法的効力を持ちません。翻訳言語版を資料としてご利用になる際には、法的効力を有する唯一のバージョンであるオリジナル言語版と照らし合わせて頂くようお願い致します。


Contacts


OpenFog Consortium
Jennifer Kupferman, 510-492-4027

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