次世代映像圧縮技術による4K／60p対応リアルタイム ソフトウエアデコーダを国際放送機器展(11月18日～20日)に出展 国内市場での本格販売開始

株式会社テクノマセマティカル(本社：東京都品川区、代表取締役社長：田中 正文)は、このたび、当社が自主開発した4K／60P対応 H.265(＊1)／HEVC(次世代映像圧縮技術)リアルタイムのソフトウエアデコーダを、2015年11月18日(水)～20日(金)に開催される「国際放送機器展(Inter BEE 2015)」に出展し、本格的に販売開始することを発表いたします。



(＊1) H.265／HEVCとは、動画像符号化の最新世界標準規格のことです。





【主な機能】

・YUV4:2:2フォーマットをサポートするH.265／HEVC Range Extension規格であるMain YUV4:2:2 10／12プロファイルを搭載

・放送機器での使用を想定したTS入力サポート

・独自のアルゴリズム「DMNA(＊2)」を用いて、高画質、小型化、高速化、低消費電力を実現



(＊2) DMNA(Digital Media New Algorithm)とは、負荷が重い演算処理を、数学的手法を組み合わせることで演算の負荷を大きく減らし、画質や音質を損なうことなく高速処理ができる計算手法です。





【仕様】

・ITU-T H.265,ISO／IEC 23008-2に準拠

・YUV4:2:2対応Main 10／12 プロファイル レベル1～4.1対応

・入力フォーマット Annex B形式 及び TSサポート

・出力フォーマット 10bit／pixel 及び 12bit／pixel　YUV4:2:2形式及び最大解像度(4Kまで対応)

・スライス、タイル、Wave front、parallel Processingサポート

・マルチCPU／マルチコア／Hyper Threadingサポート

・SSE4.2以上に対応のインテル系プロセッサに最適化



当社製品のご紹介ページ

http://www.tmath.co.jp/products/index.html/





主な用途は、以下の市場等が想定されます。

・業務用放送機器

・その他 映像関連機器





【国際放送機器展のご案内】

名称　　：2015年 国際放送機器展(Inter BEE 2015)

会期　　：2015年11月18日(水)～2015年11月20日(金)

開催時間：10:00～17:30(20日(金)は17:00まで)

会場　　：幕張メッセ

小間番号：ICT／クロスメディア部門／ホール5／5605



展示会の詳細は、以下の主催者ウェブサイトをご確認ください。

http://www.inter-bee.com/





■株式会社テクノマセマティカルについて

テクノマセマティカルは、2000年6月に東京大学客員教授で工学博士の田中 正文によって東京都品川区に設立、2005年12月に東京証券取引所マザーズ市場に上場いたしました。数学の専門家とエレクトロニクス技術者が結集した画像と音声を中心にしたアルゴリズム・スペシャリスト集団です。



社名　　　　： 株式会社テクノマセマティカル

設立　　　　： 2000年6月

代表者　　　： 代表取締役社長　田中 正文

資本金　　　： 2,032百万円

本社所在地　： 東京都品川区西五反田2-12-19 五反田NNビル 7階

URL　　　　 ： http://www.tmath.co.jp/