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「近畿大学大学院 第13回院生サミット」を開催 6つのキャンパスに在籍する大学院生が集結



令和6年(2024年)に東大阪キャンパスで開催された院生サミット


3年 中本千景さん


3年 吉田晴香さん


3年 田中心愛さん




画像 : https://newscast.jp/attachments/3K7szDulMF8YowvenMuj.jpg
令和6年(2024年)に東大阪キャンパスで開催された院生サミット



近畿大学(大阪府東大阪市)は、令和7年(2025年)8月28日(木)、福岡キャンパス(福岡県飯塚市)にて、「近畿大学大学院 第13回院生サミット」を開催します。「近大院生のチャレンジ力で不確かな社会を切り拓く人~と環境に優しい社会を創る~」をテーマに、東大阪、奈良、大阪狭山、和歌山、広島、福岡キャンパスの大学院生約150人が一堂に会して研究成果を発表します。

【本件のポイント】

●近畿大学大学院の全研究科約150人が福岡キャンパスに集結し、日頃の研究成果を発表

●「近大院生のチャレンジ力で不確かな社会を切り拓く~人と環境に優しい社会を創る~」をテーマに、持続可能で人と環境に優しい社会の実現を目指す研究成果を発表

●分野や地域を超えた相互交流を通じて、大学院生の学術的成長とプレゼンテーション力の向上を図る

【本件の内容】

「院生サミット」は、東大阪、奈良、大阪狭山、和歌山、広島、福岡の6つのキャンパスに在籍する近畿大学大学院生を中心に、日頃の研究成果を発表して意見交換するとともに、大学院生・学部生・教員が交流することで日本の将来を担う高い志を持った若手研究者・技術者を育成することを目標として、平成21年(2009年)に初めて開催されました。13回目となる今回は、福岡キャンパス(福岡県飯塚市)で開催します。

今回のテーマは、「近大院生のチャレンジ力で不確かな社会を切り拓く~人と環境に優しい社会を創る~」。不確実性の高まる現代社会において、持続可能な未来の構築に向けた多様な研究に取り組む大学院生たちが、口頭発表「分野横断院生シンポジウム」6テーマ36演題と、ポスター発表100演題を行います。自身の研究に込めた思いや成果を発信し、学術分野やキャンパスの垣根を越えた相互交流を通じて、研究に対する新たな視点を得るとともに、発表を通じてプレゼンテーション力や表現力を養う貴重な機会となります。

また、熊本大学REIKI(半導体・デジタル研究教育機構)卓越教授 中島寛氏をお迎えし、「九州における半導体産業の活性化と半導体人材育成」と題した特別講演も実施します。

【開催概要】

日時:令和7年(2025年)8月28日(木)12:45~19:00(受付開始12:00)

場所:近畿大学福岡キャンパス

   (福岡県飯塚市柏の森11-6、JR福北ゆたか線「新飯塚駅」からバスで約5分)

内容:「分野横断院生シンポジウム」6テーマ36演題、「ポスター発表」100演題、特別講演

   ※発表者は大学院生に限定

対象:近畿大学大学院全研究科、全学部生、教職員、高校生 約130人

【プログラム】

12:45~13:00 開会式(1101教室)

         開会の言葉 近畿大学大学院産業理工学研究科長 金島岳

         開会の挨拶 近畿大学学長 松村到

13:00~13:50 特別講演「九州における半導体産業の活性化と半導体人材育成」

         熊本大学REIKI(半導体・デジタル研究教育機構)卓越教授 中島寛氏

13:50~14:00 会場移動

14:00~16:00 口頭発表「分野横断院生シンポジウム」(6テーマ36演題)

16:00~16:15 会場移動

16:15~17:35 ポスター発表(1306教室)(100演題)

17:35~18:30 交流会(1101教室)

18:30~19:00 表彰・閉会式(1101教室)

         総評・優秀賞表彰式

         閉会の挨拶

※プログラムは変更になる場合があります。

【「分野横断院生シンポジウム」のテーマ】

(1)生物と化学で拓く、人と環境に優しい社会

(2)未来社会を築くエレクトロニクス 半導体から広がる電気電子情報工学および環境・エネルギー技術

(3)情報:総合知活用技術の基盤を目指して

(4)建築・デザイン:社会課題を建築とデザインで解決を目指す

(5)社会課題の解決に取り組む

(6)近大院生のチャレンジ(上記以外の研究)

【特別講演「九州における半導体産業の活性化と半導体人材育成」】

半導体は、自動運転、スマートフォン、人口知能など、デジタル社会を支える重要な基盤です。日本においても、次世代半導体を視野に入れた研究開発や人材育成が活性化しています。

本講演では、半導体の発展を支えてきたスケーリング(微細化)のメリットについてわかりやすく解説します。その後、我が国における半導体研究開発の歴史(栄枯盛衰)を概観します。令和3年(2021年)に、国はデジタル産業戦略において半導体を重要技術と位置づけ、国内製造基盤の確保と次世代製造技術の国産化を進めるよう、方向性を示すと共に、デジタル推進人材育成の重要性を示しました。この状況の中、世界最大のファウンドリメーカーである台湾のTSMCの熊本進出などが契機となり、九州における半導体産業は活性化しています。さらに、各地域における研究開発ならびに人材育成の動きを紹介します。

【特別講演講師プロフィール】

中島寛(なかじまひろし)氏

熊本大学REIKI(半導体・デジタル研究教育機構)卓越教授

昭和53年(1978年) 九州大学工学部電気工学科卒業

昭和58年(1983年) 同大学大学院工学研究科博士課程修了

昭和58年(1983年)~平成6年(1994年)九州大学工学部助手

平成6年(1994年)~平成15年(2003年)同大学先端科学技術共同研究センター助教授/教授

平成15年(2003年)~令和3年(2021年)同大学産学連携センター/グローバルイノベーションセンター教授

令和3年(2021年)~令和6年(2024年)佐世保高専校長

令和6年(2024年)~熊本大学半導体・デジタル研究教育機構卓越教授、現在に至る。

平成7年(1995年) 九州大学で初めて筑紫地区に「半導体用クリーンルーム」を設置することに尽力した。平成13年(2001年)~平成23年(2011年)に渡って、産学官からなる半導体開発チームを組織し、半導体関連の国家プロジェクトを多数実施した。また、文科省・科学技術振興調整費や経済産業省・地域新生コンソーシアム研究開発事業等、多くの国際会議で招待講演を受けている。佐世保高専在任中は、「高専における半導体人材育成」に尽力し、熊本大学においても、「半導体人材育成」に取り組んでいる。長年にわたる研究活動と教育実践を通じて、半導体研究・人材育成において高い見識と経験・実績を有している。

【学生によるポスター制作】

院生サミットのポスターおよび概要集は、産業理工学研究科の3名の学生が制作しました。



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3年 中本千景さん



画像 : https://newscast.jp/attachments/LVZoscUuawFsXWBkyOQJ.png
3年 吉田晴香さん



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3年 田中心愛さん



【関連リンク】

大学院

https://www.kindai.ac.jp/graduate/




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