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山口県のNPO法人「Grandir(グランディール)」が超大型犬対応火葬車導入に向けプロジェクトを開始 “本当の意味での殺処分ゼロ”を目指す



最期の「ありがとう」


お手柄Diana


幸せ掴む保護犬たち


20年の軌跡 はな

山口県で活動する特定非営利活動法人Grandir(グランディール)~犬との絆~(理事長:吉永 由紀子)は、超大型犬まで対応できる移動式ペット火葬車の導入を目指すクラウドファンディングを、READYFORにて2025年8月8日に開始しました。目標金額は1,000万円で、募集は9月30日までです。

「命を救うだけでなく、命を見送ることにも責任を持ちたい」と語る理事長の吉永。18年間にわたり嘱託警察犬の指導者として行方不明者の捜索に携わってきた経験から、保護犬猫の救護と使役犬の育成、そして、誕生から旅立ち迄の終生飼育のサポートを行うとともに、動物たちの最期のケアまでを一貫して行う総合的な愛護活動を展開しています。

画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/485870/LL_img_485870_1.jpg
最期の「ありがとう」

■ 20歳まで生き抜いた奇跡の柴犬
プロジェクト立ち上げのきっかけとなったのは、今年初めに旅立った一匹の柴犬でした。推定1歳で保護された時、栄養失調と日照不足で前足が湾曲し、歩くこともままならない状態。それでも愛情を注ぎ続けた結果、なんと20歳まで生き抜き、副理事長の福良の腕の中で静かに息を引き取りました。

「助かった命ではなく、愛されて生き抜いた命だったことが何よりの誇りです」と振り返る吉永。しかし、すべての動物が同じように穏やかな最期を迎えられるわけではありません。

画像2: https://www.atpress.ne.jp/releases/485870/LL_img_485870_4.jpg
20年の軌跡 はな

■ 超大型犬の「お別れ難民」
現在多くの火葬施設では、体の大きな超大型犬や使役犬の火葬を断られるケースが頻発しています。また一人暮らしの高齢者や、重い犬を運べない家庭では、最期のお別れを諦めてしまう現実があります。

「どの命にも、どんな最期にも、心から『ありがとう』を届けたい」。移動式火葬車があれば、慣れ親しんだ自宅で最期のお別れができ、火葬を断られがちな超大型犬にも対応可能になります。


■ 13年かけて保護した野犬、今も元気に18歳
Grandirの活動は単なる保護団体とは一線を画しています。カラスに襲われ瀕死の子犬たちを救ったり、13年間かけて野犬の信頼を得て保護に成功したり、余命わずかの飼い主から託された犬を家族として迎えたり。どんな背景を持つ動物でも、最期まで責任を持って見守り続けています。

特徴的なのは譲渡に対する姿勢です。「もしものときは引き取り手を探してください」ではなく、「どんな事情があっても、必ずGrandirに戻してください」と約束してもらいます。高齢になっても重い病気を抱えても、命を引き受ける覚悟があるからです。


■ クラウドファンディング概要
READYFORで実施中のプロジェクト「保護犬猫も超大型犬も!火葬車で最期の愛を届けたい」では、支援金額に応じて導入設備を調整する方針です。100%達成なら高性能な新型設備、50%なら中古設備との組み合わせ、30%未満でも自己資金を投入して最低限の設備導入を実現します。

集まった資金は火葬車本体、超大型犬対応火葬炉、車両登録費などに使用予定。目標金額に届かなくても実行するAll-in方式を採用しています。

【プロジェクト詳細】
プロジェクト名: 保護犬猫も超大型犬も!火葬車で最期の愛を届けたい
実施期間 : 2025年8月8日~2025年9月30日
URL : https://readyfor.jp/projects/grandir


■ 第一歩から始まる5段階計画
今回の火葬車導入は、Grandirが描く壮大な計画の第一歩。将来的には保護施設の拡充、動物愛護センターとの連携強化、地域ネットワークの構築を経て、持続可能な動物愛護システムの確立を目指しています。

「私たちだけの力では限界があります。でも、この想いに共感してくださる方々と一緒なら、きっと本物の仕組みを築けるはず」と理事長の吉永は語ります。


■ 特定非営利活動法人Grandir~犬との絆~
理事長 : 吉永 由紀子
所在地 : 山口県山口市鋳銭司2710-2
ホームページ: https://npo-grandir.com/


【本件に関するお問い合わせ先】
READYFORプロジェクトページまたは団体まで
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