担当教諭の指導のもと、それぞれの課題学習に取り組みます
画像 : https://newscast.jp/attachments/AMSEVEahwE2gPjRPY5G0.jpg
医療法人医誠会(本社:大阪府大阪市、代表者:谷 幸治)は、2025年8月20日(水)に、第212回ホロニクス公開医学講座『朝、どうして起きられないの?不登校の背景にある”体のサイン”を知ろう』を大阪市北区南扇町の「さくらテラス 2階サロン」にて開催します。
登校ができない子どもたちの背景には、自律神経や睡眠リズムなど身体の不調が関係していることも。本講座では、年間約100組以上の親子の不登校支援を行う小児科医が、身体のサインに着目して「不登校」について解説します。
保護者のみ、親子でもご参加ください。
今回講座では、質疑応答コーナーと合わせて、講師と参加者でのお話の時間があります。
小児科医が解説”不登校は心だけの問題ではない”
2023年度の文部科学省の調査によると、小中学校における不登校の児童生徒数は34.6万人と過去最多を記録しました。「朝起きられない」「学校に行こうとすると体調が悪くなる」「親子で毎朝けんかになってしまう」――こうした悩みは決して一部の家庭だけの問題ではありません。
本講座のテーマは「朝、どうして起きられないの?不登校の背景にある”体のサイン”を知ろう」。不登校は一見、心の問題に見られがちですが、実際には身体の不調、特に自律神経の乱れや睡眠リズムの崩れなど、“体からのサイン”が原因であるケースも非常に多いことに着目します。
講師を務めるのは、医誠会国際総合病院 小児科の松下理恵 医師。これまで5万組以上の親子と関わり、学校・行政・地域との連携を通じて年間約100組以上の不登校支援を行ってきた小児科医です。
概要
■開催日時:2025年8月20日(水)14:00~14:30
■場所:ヘルシーカフェ「さくらテラス」2階サロン
(大阪市北区南扇町 i-Mall 医誠会国際総合病院 SOUTH WING)
■講師:医誠会国際総合病院 小児科 松下理恵 医師
■参加費:無料
■対象:どなたでもご参加ください。保護者のみ、 親子でも可能です
■申込:事前予約不要(確実に席を確保されたい方は予約可能)
➡ご予約はこちら
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSc86-s4cOYkFBUirZJnc4TNwk_jBaolcE7SBPG3kUsAqHzOww/viewform
医療と教育の架け橋「さくらclass」が示す地域連携の形
医療法人医誠会では、不登校支援の一環として地域の中学校と連携し、2024年より大阪市立天満中学校のプロジェクトに協力。「中学校の外にもう一つの教室をつくる」という取り組みに賛同し、i-Mall内のカフェを「さくらclass」として無償提供しています。
「さくらclass」は、明るく静かでスタイリッシュな環境の中で週2回、生徒を迎えています。警備員が常駐し、安全面も確保。学校に通いづらい子どもたちが、少しずつ社会との接点を取り戻す“はじめの一歩”を踏み出す場所として機能しています。
今回の公開医学講座は、「さくらclass」での実践と思想を背景に、医療×教育×地域を結ぶ未来の支援のあり方を考える契機となります。
画像 : https://newscast.jp/attachments/VkpktPkYtfl68lDtb8R0.jpg
担当教諭の指導のもと、それぞれの課題学習に取り組みます
医療法人医誠会
医療法人医誠会は1979年に大阪市で創立され、ホロニクスグループとして大阪を中心に全国で病院、クリニック、介護老人保健施設などを運営しています。医誠会国際総合病院は46診療科、総職員数1,971名の体制※で、低侵襲治療、先進・先制医療、医療DX、本格的タスクシフト・タスクシェア、中央管制システム導入に取り組み、先進的かつ国際標準の総合病院を目指しています。
地域医療に貢献するとともに、2024年12月にはJCI認証を取得、国際医療ツーリズムにも挑戦します。
また、救急医療では、24時間365日の体制で救急医療を提供しています。初期救急から2.5次救急患者を対象に診療を行い、必要に応じて各診療科が支援する救急医療体制をとっています。救急車6台(ドクターカー4台・救急車2台)、医師9名、看護師30名、救急救命士25名で、「断らない救急」「待たせない救急」をスローガンに、様々な救急患者さんを受入れ、重症度によって医師・看護師が同乗する救急救命士3名体制の医誠会無料救急搬送を行い、広域医療に取り組んでいます。※ 2025年4月現在