本システムの導入図
■intra-mart導入の背景
日本を代表する総合化学メーカー・東ソーの戦略グループ会社として設立された東ソー情報システム社は、ICTのスペシャリスト集団として、東ソーおよびグループ各社のデジタル基盤の整備や情報サービスの提供を担っています。東ソーの基幹システムは東ソー情報システム社の東京本社が担当し、各事業部門の業務システムは同社の南陽事業所にて開発・運用を行い、製造部門や間接部門の現場と密接に連携しながら、デジタル技術を活用した課題解決や生産性向上を推進しています。
従来の各事業部門向けシステムは、Webアプリケーションフレームワークを用いたスクラッチ開発中心で行なっていましたが、限られたリソースでの開発効率の低下や、人材育成にかかる手間・コストの増加が課題となっていました。さらに、申請業務においても部門ごとの個別最適化や運用の複雑化が進み、ガバナンスの低下やユーザー負荷の一因となっていました。
このような課題の解決に向けて、より開発効率の高いシステム開発基盤と全社ワークフロー基盤を兼ね備えたプラットフォームの導入を検討。日本企業特有の複雑な承認フローや大規模組織での利用にも柔軟に対応可能な、intra-martが採用されました。
画像1: https://www.atpress.ne.jp/releases/441202/LL_img_441202_1.png
本システムの導入図
■intra-martを選んだ理由
・グループ会社を含めた大規模組織での利用が対応可能
・高い汎用性、拡張性を備えたワークフロー開発基盤
・CPU課金によるコストパフォーマンス
■intra-martの導入による効果
・開発基盤導入による業務システムの開発効率の向上
・内製開発によるスキル向上とノウハウの蓄積
・システムのメンテナンス・運用負荷の軽減
・東ソーグループの業務効率化とガバナンス強化に寄与
東ソー情報システム社では、intra-martでERPのフロントシステムとしての構築にも着手したほか、今後はより幅広い業務システムの開発基盤としても利用範囲を拡大していく方針です。あわせて、先進デジタル技術への対応も視野に入れ、東ソーグループのDX推進を加速させていきます。イントラマート社は今後も、お客様の多様なニーズに柔軟に対応できる製品開発を進めるとともに、業務プロセス改革の支援に努めてまいります。
■本事例の詳細は当社ホームページをご覧ください
https://www.intra-mart.jp/case-study/006466.html
※1:エンタープライズ・ローコードプラットフォームは、企業内に存在する様々な業務システムを同一のプラットフォーム上に集約し、最新のデジタル技術を活用することで、IT投資の効率化と業務プロセスの最適化・標準化を実現します。さらに、業務プロセスのフルオートメーション化をサポートする機能とAPIコンポーネント群を多数取り揃えており、スピーディーかつ柔軟なローコードアプリケーション開発を可能にします。グループ企業全体での共同利用はもちろん、クラウド利用も可能です。
https://www.intra-mart.jp/whats.html
■株式会社NTTデータ イントラマートについて
株式会社NTTデータ イントラマートは、Webシステム構築のための商用フレームワーク製品「intra-mart」の開発および販売を中心に事業展開しています。1998年より、当社が企画、開発した独自のシステム開発フレームワーク、業務コンポーネント群、アプリケーションシリーズは、2025年3月末時点で11,900社を超える企業へ導入されており、200社以上のパートナーと共に、システム構築、コンサルティング、教育、運用支援に至るまでのトータルソリューションを提供しています。
社名 : 株式会社NTTデータ イントラマート
代表者 : 代表取締役社長 中山 義人
設立 : 2000年2月
資本金 : 7億3,875万円
売上高 : <連結>118億2,900万円(2025年3月期)
従業員数: <連結>483名(2025年3月末時点)
事業内容: 「intra-mart」の企画・開発・販売・保守および
その導入に関するコンサルティング・システム開発・教育の提供。
HP : https://www.intra-mart.jp/
【企業・一般の方向けのお問い合わせ先】
株式会社NTTデータ イントラマート セールス&マーケティング本部
E-mail: contact@intra-mart.jp
※「intra-mart」は株式会社NTTデータ イントラマートの登録商標です。
※その他記載されている会社名、システム名、製品名は一般に各社の商標、又は登録商標です。