シナジー社の船員に対する揺るぎない貢献は今年4月に米国ボルティモア港で発生したコンテナ船の衝突事故、DALI事故に対するきめ細かい配慮や対応、技術革新、持続可能性、また乗組員の福利厚生の充実に対し同社が注力をしている表れです。その結果、第11回インターナショナル・サムドラ・マンタン・アワード2024において、シナジー社は、今年、栄誉ある「クルーイング・カンパニー・オブ・ザ・イヤー(最優秀船員派遣会社賞)」を受賞しました。
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同受賞は、逆境における決意と団結は船員に根付いた資質であり、3月26日の事故後、DALIとシナジー・マリン・グループの乗組員によって明確に示されました。
フランシス・スコット・キー橋における事故を受けて、シナジーの緊急対応チームは、より積極的かつ透明性をもって行動し、当局との全面的な協力を確保、乗組員の福祉を最優先し、ステークホルダーとの明確なコミュニケーションを維持しました。負傷した乗組員に対する陸上での迅速な医療処置は、ワシントンD.C.のインド大使館の支援を受けて調整され、インドとスリランカの家族に継続的に安心を提供しています。
その直後、シナジーはあらかじめ用意された食事を届け、DALIに追加要員を配備し、乗組員と彼らの家族など、大切な人たちとの一貫したコミュニケーションを確保しました。こうした総合的な取り組みにより、船上と陸上の団結が育まれ、乗組員はさまざまな当局と協力しながら責任を果たすことができました。
現在、11人の乗組員がボルチモアに残り、進行中の調査を支援しています。シナジーは船員の福利厚生を優先し、サービス付き宿泊施設の提供、定期的なチェックイン、実際的な支援を続けています。これは当グループの船員に対する揺るぎない献身を反映しています。
この献身は、11月21日にムンバイのJio World Convention Centreで開催された第11回インターナショナル・サムドラ・マンタン・アワード2024で認められ、シナジー・マリン・グループの船員派遣部門であるSynergy Maritime Recruitment Services Private Limited(SMRSPL)が「クルーイング・カンパニー・オブ・ザ・イヤー」として表彰されました。
1975年に故K.R.バンダルカル教授によって設立されたインド随一の海事系出版社バンダルカル・パブリケーションズのCEOであるヴィヴェク・バンダルカル船長は、3月26日の事件後のシナジーの取り組みを温かく賞賛し、次のように述べています:
「ムンバイは長い間、インドにおける海事首都であるだけでなく、世界の乗組員の首都でもあり、緊密な海事コミュニティで知られています。この精神に則り、シナジー・マリン・グループの事故に対する模範的な対応を称賛するのは当然のことです。船員に対する彼らの揺るぎない貢献は、迅速な緊急対応や家族支援、逆境の中での船員の健康確保に至るまで、真に際立っています。シナジー社の決断力、思いやり、協調性は、船員管理の卓越したベンチマークを設定し、常に困難に立ち向かう船員の弾力的で団結した精神を例証しています。」
この賞は、船員のスキルアップ、福利厚生の向上、メンタルヘルス支援に重点を置く「デベロップメント」など、シナジーの幅広い取り組みも反映しています。また、「グリーン・オーシャン、セーフ・シー」の下、シナジーは持続可能な海運を実践し、海上保安を優先しています。これらの取り組みは、バンダルカル・パブリケーションズの優秀船員表彰基準と密接に関連しており、シナジーが技術革新、持続可能性、船員の福利厚生に取り組んでいることを示すものです。
今回の受賞について、SMRSPLのアンシュル・ラジバンシ船長は次のように述べています:
「この賞は、海上と陸上の両方で、シナジーのチームの驚くべき献身と回復力を反映しています。この賞は、シナジーの使命の中心である乗組員の福利厚生と運航の卓越性への揺るぎない注力を称えるものです。全世界で26,000人を超えるシナジーの船員が、揺るぎない貢献とプロフェッショナリズムを発揮してくれていることに心から感謝します。私たちは今後も、船員が日々進化する海事産業で活躍するために必要なスキルやサポート、機会を確実に提供していきます。」
SMRSPLのマネッシュ・プラダン社長は、次のように述べています:
「このような形で認められたことは、乗組員管理における協力と思いやりの重要性を再確認するものです。シナジーの適応力と革新性、そして困難な時期に船員をサポートする能力は、より私たちを際立たせています。この賞は、陸上と海上のチーム全員の努力と回復力を反映したものです。また、外務省、在ワシントン・インド大使館、インド海運総局の地道で継続的な支援にも深く感謝しています。さらに、この栄誉は、オーナー、乗組員、そしてシナジー・チーム全体の揺るぎない信頼の証でもあります。私たちのパートナーと海事コミュニティの継続的な支援に心から感謝します。」
バンダルカル出版について
高名な作家であり発明家でもあった故K.R.バンダルカル教授が1975年に設立したバンダルカル・パブリケーションズは、200を超える出版物を発行する海事メディアのリーディングカンパニーです。同社は、主要な取り組みであるサムドラ・マンタン賞を通じて、海事セクターにおける卓越性を促進することで知られており、同賞は優れた貢献を表彰し、世界の海事コミュニティ全体の協力を促進しています。
シナジー・マリン・グループについて
シンガポールに本社を置くシナジー・マリン・グループは、資産管理に対するライフサイクル全体を見据えたアプローチと、一流の船主とのカスタム設計された戦略的パートナーシップを構築する能力が特徴です。シナジー・マリン・グループは、世界15カ国に30の拠点を持ち、2万6,000人以上の船員を擁し、FSUを含む複雑なLNG船、LPG船、2万TEU以上のコンテナ船、オイルタンカー、ケミカルタンカー、自動車運搬船、ばら積み貨物船など、700隻以上の船舶を管理しています。乗組員のウェルビーイング、デジタル化、環境に配慮した方針に重点を置くシナジー社は、船舶管理産業の変革の最前線に立っています。
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シナジー・マリン・グループ / コーポレート・コミュニケーション部長
ヴィシャール・スリヴァスタヴァ
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吉田麻貴(日本語)
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