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自らの限界を決めないことの大切さを学ぶ 学生TAが女子中学生に「アンコンシャスバイアス」の授業を実施


昭和女子大学の大学生がティーチングアシスタントを務め、附属中学校の女子中学生に向けて「アンコンシャスバイアス」に関する授業を行います。この授業では、無意識の偏見を自覚し、それが自身の限界を作らないようにする重要性が教えられます。授業は、女子生徒の事前アンケート結果を基に構成され、生徒と大学生が参加するアクティブラーニング形式で進行されます。また、過去に男子中高生に対して実施したアンケート結果と比較し、ジェンダーバイアスについて理解を深めます。昭和女子大学の取り組みは、女子生徒が自分の可能性に制限をかけないようにし、成長を促すことを目的としています。


 昭和女子大学 (学長 金尾朗:東京都世田谷区) 会計ファイナンス学科の学生がTA * を務め、附属校の女子中学1、2年生に「アンコンシャスバイアス」を振り返る授業を行います。この授業では、女子生徒が自分の「アンコンシャスバイアス」による限界( 「私には無理だ、女性にはできない」等)を決めない大切さを学びます。 (* ティーチングアシスタント)


 実 施 概 要


【実  施】  グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科 学生17人(小森亜紀子准教授ゼミ生)
【日  時】   ① 11月26日(火) 13時10分~15時   (対象:中学1年生174人)
         ② 12月17日(火) 10時30分~12時20分 (対象:中学2年生243人)
        ※両日ともに同じ授業内容となります。
【会   場】  昭和女子大学附属昭和中学校 (世田谷区太子堂1-7-57)
【テ ー マ】  「歩み寄るということ(アンコンシャスバイアス)」について
【内  容】  ● 女子中学生と女子大学生、過去に行った男子中学生のアンケートの回答比較
        ● 女子大学生のファシリテーションによるアクティブラーニング
          -  ディズニープリンセスの変遷(予定)
          -  話題となったCMについて考える(予定)
 事前にTAを務める学生と、女子中学生に対し「アンコンシャスバイアス」についてのアンケートを実施。その回答の比較をもとに授業を展開します。女子中学生の事前アンケートでは、過去に実施した男子中高生と同様のジェンダーバイアス (「夫が外、妻は家」や「子どもが生まれたら一旦退職」等) があることが分かりました。


昭和女子大学附属昭和中学校の期待(真下峯子 校長)


女性が「Girl'sPower」を発揮しようとする時、それを妨げるリミッターが社会の中、また自身の中にもあるのは事実だと考えます。可能性に制限をかけてしまっていることに気づくことが、女性たちの成長のスタートになります。この授業を通して女子生徒たちがそれに気づき、自分の価値を見直すきっかけになることを期待しています。


学生TAによる「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」授業 - これまでの取り組み


昭和女子大学グローバルビジネス学部会計ファイナンス学科小森亜紀子准教授のゼミでは、2020年度から4つの私立男子中学校・高等学校とアンコンシャスバイアスについて考えるアクティブラーニング型の授業を実施しています。女子大学生と普段接点のない存在同士が対話を通じて互いの価値観を共有し、異なる視点や考え方を理解し合うことを目指しています。


本件に関する取材のお申し込み先


昭和女子大学広報部 03-3411-6597 / kouhou@swu.ac.jp


昭和女子大学ホームページ
https://www.swu.ac.jp/


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